読書で心に響いた名言集(72日目)

超訳 ニーチェの言葉

『独創的になるためには』
まったく新しい突飛なものを見つける特殊な嗅覚を持つ少数の人が独創的なのではない。
すでに古いとみなされたもの、誰でも知っているようなまったくありきたりなもの、多くの人が取るに足らないと思って安易に見過ごしてきたものを、まるでとても新しいものであるかのように見直す眼を持つ人が、独創的なのだ。 『さまざまな意見と箴言』


独創的な人は、ゼロからイチを生み出す人であり、天性の才能を持った選ばれた人だけではありません。
なぜならば、独創的な人とは、勉強と経験でもなれるものだからです。

独創的な人とは、人々の中にある潜在的な価値に気づき、それを新しいものとして作り直す事が出来る人です。
それは元々あったものに、付加価値をつけるということです。

例えば、現代はどんどん便利な世の中になってきています。
しかし、便利になればなるほど、人は不便さを自分で克服しようとする事をしなくなり、それを退屈でつまらないと感じる人達が増えてきています。

その不便さという価値に気づき、そこから考え繋がったのが「キャンプ」だとします。
ここから世の中の便利さと逆行して、不便を楽しむキャンプの需要が若い世代の中でもブームになるだろうと予測します。
そして、若い世代にも好まれる様なお洒落なキャンプグッズを開発して、多くの需要を満たしていきます。

こういった時代の流れを読み、これから人々が何に価値を感じるのかを見出せる人も独創的な人です。
これは選ばれた人だけではなく、努力次第で誰にでもなれる可能性があります。

私も独創的な考えを身につけて、関わる人たちに価値を提供できる様になっていきたいと思います。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
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