読書で心に響いた名言集(77日目)

超訳 ニーチェの言葉

『絶えず進んでいく』
「どこから来たか」ではなく、「どこへ行くか」が最も重要で価値あることだ。栄誉は、その点から与えられる。
どんな将来を目指しているか。今を越えて、どこまで高くへ行こうとするのか。どの道を切り拓き、何を創造していこうとするのか。
過去にしがみついたり、下にいる人間と見比べて自分をほめたりするな。夢を楽しそうに語るだけで何もしなかったり、そこそこの現状に満足して止まったりするな。
絶えず進め。より遠くへ。より高みを目指せ。


過去の辛かったこと、苦しかったことを引きずっている自分がいる事に度々気づかされる時があります。
そんな時は、もう過ぎ去った事なのに、あたかもそれが今、目の前で起こっていることの様に辛くて苦しい気持ちになる時があります。

なぜ、そんな事が起こっているのかと考えた時に、自分の人生なのに、常に受け身で生きていた事に気がつきました。
自分の置かれている状況をただ嘆き悲しんでいるだけで、自分で行動を起こさずに流されて生きてきました。

それじゃあ、いつまで経ってもこの状況から抜け出すことは出来ません。
過去の事実は変える事は出来ない。
けれど、過去に起きた出来事の捉え方は出来ます。
「過去の経験があったから、今の自分がいる。今、幸せを感じられている。」と思える日が来るはずです。

その為には、今この時点から変わる事です。本当はなりたかった理想の自分がいるなら、もう迷わずにその理想に向けて行動を起こす事です。

理想の自分や目指す方向が分からない人も、何でも良いから少しずつ行動を起こす事です。
例えば「本を1日10分読んでみる」「毎日ストレッチを5分やってみる」「早起きして仕事前の10分散歩してみる」など
そうやって、自分の為になると思う事をとにかく始めてみる。
そして、それを継続させ習慣にしていく。
そうやって自己投資を続けていけば、なりたい理想の自分が見えてくるかもしれません。

自分の物語の主人公は自分以外にいません。
どうせなら、人から馬鹿にされるぐらい高い目標を立てて、無我夢中で目指している人生の方が物語として面白いです。
私はスマートな人生ではなく、泥臭くても必死に『絶えず進んでいく』そんな人生に心を打たれます。
だから、これからはそんな物語を描いていきたいと思います。


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