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NFTゲーム「EGGRYPTO(エグリプト)」を展開する国内のスタートアップ、Kyuzanを外部から手伝うことにしました

数年の歳月の結果があり、表題の件について本日発表するに至るわけです。やや唐突に思われるかもしれませんが、まずはそれを説明したいと思います。

今から3年ほど前に当時まだ私が会社をやっていたときに(スマートアプリ社)取り組んでいたDapps(昨今ではNFTとして話題の分野)のおじさんが集まる飲み会が六本木にてありました。

当時の国内のブロックチェーンスタートアップはどちらかいうと私達より少し若い世代がイノベーションの中心だったのですが(だからこそ未来を感じて参入した)、どういうわけかこの界隈のおじさんだけが六本木の某中華料理屋に集まる会がありました。

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この会はすでに二次会だったのですが、このあと三次会がありました。東京ミッドタウンの近くにあるガールズバーに若手を連れて行って夜中の三時ぐらい手間で飲んでたしか自分が全部会計を支払った記憶があるわけですが、そのときぐらいからたまに会話していた若手の一人に高橋さん(現Zkyzan創業者CEO)という若手がいました。(他にはクリスペの小澤さんとかGincoの森川さんとかいたような)

その後彼とは、私が主催した月島クリプトの会という場でも再会し、たまに会話する仲になっていたのですが、その後私がスマートアプリ社を去ることになりすっかりご無沙汰していたわけですが、ひょんなことから(NFTブームが来る前に)彼と再会しました。

そこで彼の会社のプロダクトのおかれている状況を知りました。

ポテンシャルを感じ、事業そのものに対して強い興味を持つというよりはこの若者に対して、何か手助けになることがないかと感じるようになりました。

彼の会社のユニークさは、NFTやブロックチェーンをエンドユーザー向けには全く意識させない、裏側の仕組みを支える一つの手段としてのみ使っている部分です。あとはNFT的な追求はさておき、まずは愚直にコンテンツの面白さを徹底的にPCDAしまくっている部分。

有限なデジタルコンテンツだからこそ、より熱中させるブロックチェーン・NFTの要素を前面に出したコンテンツとは真逆だけれど、そこをゲームの強みにはしない。

既存のNFTゲームの良くない点として、そもそもゲームとして面白くないものを(面白さとして中途半端なもの)NFT的な実装でそれっぽくしたものにすぎないゲームってあると思うのですよね。(そういうホワイトペーパーを出して売出しをしてトンズラしたゲームも多数ありました)

でもそもそもゲームはNFT的かどうかよりも、そもそも世界観が魅力的か、ぱっと遊んでみて面白いか、といったもっと企画の根幹部分が一番重要だと思ってます。

あとは彼らのすごいところは、コンテンツの細部へのこだわりが半端ない部分。全員エンジニア集団とは思えないクリエイティビティなのです。そのこだわりがあるからこそ、GameWithさんとの信頼関係を持ってここまでやってこれているのだと思うのです。

そのあたりのバランス感覚と若い世代の物事の進め方に刺激を受け、彼の取り組みをもっと多くの人に伝え、多くの人を巻き込んで、新しい未来を切り開く手伝いをしたいと思うに至りました。

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ということなので、何かプロダクトを作っていくというよりは、それをどう打ち出していくかとか、ビジネスパートナー候補やユーザーとのコミュニケーションをどうといっていくかとか、マーケティング的なアプローチの部分が支援の中心になっていきます。

フルタイムで働く社員が全員エンジニアというエンジニア集団なのにクリエイティビティにはとことんこだわる社風のKyuzanの中で、立ち位置が見出だせるかよくわかりませんが、マーケティング活動にドライブをかけていくきっかけ取られる存在取られるよう頑張りたいと思います。

僕なりに20年間経営者と創業者と事業責任者の間でやってきた成功よりも失敗のほうが説得力があると思うので、そういうこととかもメンター的な立ち位置で伝えていけたらと思っています。

15歳以上年下の上司に使われるというここ数年の一つの目標がこれにて実現したので、こうした限られた機会を大切にしていきたいなあ、と。

よろしくお願いします!

この記事は「投げ銭」記事です。ポジティブにお金が回る仕組みにしてみたいと思いました。記事をおもしろいと感じてくださった方は「投げ銭」をよろしくお願いします。