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もっと知りたい”社会連携”Jリーグのチカラで地域をより良く 【TaMaRiBa x Jリーグ シャレン!】【田村淳のTaMaRiBa#32, #33】

田村淳のTaMaRiBa#32「TaMaRiBa2週連続Jリーグコラボ!▽高校生ビジネスコンテスト」で紹介した、「次世代シャレン!アワードプロジェクト”」。今回は、企画の出発点である「Jリーグ シャレン!」についてご紹介します!

TaMaRiBa x シャレン!とは?

「次世代を担う高校生たちとJリーグ・Jクラブとがタッグを組めば、ワクワクするような社会連携ができるのではないか?」そうした発想から、Jリーグの社会連携活動「シャレン!」と、テレビ東京のサッカー番組「FOOT×BRAIN」、そしてTaMaRiBaの共創で、新たなプロジェクトが立ち上がりました。

ただ、「Jリーグ」は知っていても「シャレン!」については詳しく知らなかった、あるいは初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか。この記事ではJリーグ「シャレン!」とJリーグが続けてきた社会連携の取り組みについて、そしてTaMaRiBaとのコラボレーションについてご紹介します。


Jリーグ「シャレン!」とは?

シャレン!のコンセプト
「シャレン!」は“社会連携活動”を短縮したところから命名されています。

世界でいちばん地域を愛するプロサッカーリーグになりたい。

公式ページにはこのように記されています。Jリーグのクラブチームは、チーム名に必ず地域名を冠しています。
Jリーグはヨーロッパのクラブチームを参考に、30年前の発足当初から、各地域の住民とともに歩む「地域密着型のクラブ運営」を理念として掲げてきました。
「Jリーグ規約」には、Jクラブはホームタウン(本拠地)と定めた地域で、その地域社会と一体となったクラブづくりを行いながらサッカーの普及、振興に努めなければならないことも記されています。
地域社会と連携していくことはまさにJリーグの核ともいえるような考え方なのです。

「シャレン!」ホームページより引用

「シャレン!」は、全国のJリーグクラブをベースにしています。
社会課題や共通のテーマ(教育、ダイバーシティ、まちづくり、健康、世代間交流など)に対して、地域の人・企業や団体・自治体・学校などと、Jリーグ・Jクラブとが連携して取り組む活動です。これらの社会貢献活動等を通じて、地域社会の持続可能性の確保、関係性の構築と学びの獲得、それぞれのステークホルダーの価値の再発見に繋がることを志しています。これは、まさにTaMaRiBaで目指しているところとも通じています。

シャレン!これまでの活動を紹介

「シャレン!」では具体的にどのような活動をしてきたのでしょうか? これまでに行なってきた取り組みや過去の事例をいくつかピックアップしてご紹介します。

アイデアを深めるシャレン!キャンプ
「シャレン!キャンプ」とは、Web上で応募したアイデアを実現するために、内容をあらゆる角度から見て深めるための場。地域の人・企業/団体・自治体・学校等とJリーグ・Jクラブが集まり、多角的に企画について話し合うことで、より現実的にインパクトを起こすことができる企画を目指します。
キャンプで議論するアイデアはホームページから、いつでも誰でも応募可能です。

「シャレン!」ホームページより引用

Jリーグシャレン!アウォーズ

「シャレン!」ホームページより引用

「Jリーグシャレン!アウォーズ」は、全60クラブのホームタウン・社会連携(シャレン!)活動の中から、特に社会に幅広く共有したい活動を表彰するアワードです。 2020年から始まり、今年で4回目の開催となりました。

2023年の受賞内容はこちら

「シャレン!」ホームページより引用

たとえば過去にはこんな活動
「Jリーグ シャレン!アウォーズ」にあるように、様々なJクラブチームが多種多様な取り組みを行っています。ご自身の地元のチームがどんな活動をしているか、ぜひこれを機会に調べてみてください。ここではいくつかのチームの活動を紹介します。

「シャレン!」ホームページより引用

浦和レッズ「このゆびとまれっず」
埼玉県子ども食堂ネットワークの協賛で活動を実施。コロナ禍で販売できなくなってしまったスタジアムの売店の食材を、運営企業と協同し子ども食堂に配布するなどの活動を行ってきた。

「シャレン!」ホームページより引用

カターレ富山「Be Supprters」
高齢者施設に入居する認知症のお年寄りにカターレ富山の選手を「推し」、地域の仲間として応援してもらう活動。地元クラブや選手を応援することで仲間が出来てコミュニケーションが生まれ、生きがいや生活に充実感を感じることができ、ADL(日常生活動作)が改善したお年寄りも。実際に98歳の最高齢サポーターも誕生した。

「シャレン!」ホームページより引用

ガイナーレ鳥取「Shibafull(しばふる)」
スタジアム近隣の遊休農地を利用してスポーツ用の芝生をJクラブが生産。自前でスタジアムの芝生を整備するとともに事業化し販売も行っている。また、直近では芝生を小学校に寄贈する取り組みも行っている。


いよいよ始動!〜「シャレン!」とTaMaRiBaの共創プロジェクト「高校生ビジネスコンテスト」〜

では、こうした「シャレン!」とTaMaRiBaは、どんな取り組みを行なっていこうとしているのでしょうか?

TaMaRiBaでは「地域課題の解決」を目標のひとつとして掲げています。そこで、地域に根ざすJリーグのクラブチームの取り組みとコラボレーションができないかと考えました。さらに「次世代教育」という観点からもアプローチしたいという思いで、Jリーグ「シャレン!」、ドコモ「はたらく部」と協同して高校生の「地域創生ビジネスコンテスト」を行うプロジェクトをスタートしました。

参加する高校とクラブチームからはオンラインで様々なアイデアが飛び出しました。

①鹿島アントラーズ x 清真学園高等学校(茨城県)

水辺の魅力という地域の宝にスポットライトをあてた提案

②ギラヴァンツ北九州 x 福岡県立小倉高等学校

北九州市の課題に正面から向き合う提案

③FC岐阜 x 岐阜県立羽島高等学校

羽島高校提案のいたせんばらとは!?放送でぜひご確認くださいね。

④モンテディオ山形 x U-23マーケティング部

高齢者にスポットライトをあてた提案

高校生が自ら作成したプレゼンテーション資料を携え、オンラインで参加。
それぞれの提案の進捗について共有しました。
いったいどんな取り組みになっているのでしょうか? 

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