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TWSNMPポーリング辞典:コマンド実行

TWSNMP FCが稼働するパソコンでコマンドを実行した結果で判断するポーリングについての説明です。スクリプトなどで好きなコマンドを作れば、自由にTWSNMP FCのポーリングを拡張できます。

※この記事を書いている時点でMac OS環境では、スクリプトコマンドを起動できない状態です。Windowsは問題ないです。Linuxは試してませんが、だめだと思います。この問題は、今後修正します。

ポーリング設定

コマンド実行のポーリングは、

のように設定します。

種別

種別にCommandを選択します。

パラメータ

パラメータに実行するコマンドを指定してください。
実行できるコマンドは、<データストア>\cmdのフォルダにあるものだけです。これは、セキュリティー上の理由です。

抽出パターン

抽出パターンに、実行したコマンドの結果からデータを取得するためのGROKパターンを指定します。
抽出パターンについては

の記事を見てください。指定した条件でコマンドの実行結果の文字から変数うを抽出します。

判定スクリプト

検索抽出フィルターを使用しない場合は、判定条件のJavaScriptで次の変数が使用できます。

exitCode
コマンドの戻り値
stderr
コマンド実行時のエラーメッセージ

v1.20.0以降のバージョンでは判定スクリプトの中でsetResult関数が使えるようになっています。変数を追加できます。

setResult("hoge", cpuUSage *100.0);

 でhoge という変数が使えます。

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