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twESP32Sensor開発:M5Burnerのファームウェアエクスポートは注意が必要

今朝は4時に、助手の猫さんが起こしてくれました。

ESP32が再起動を繰り返す問題をstd::stringからStringに変更して対策する方法は失敗に終わりました。自分で作った部分はStringにできたのですが、Bluetoothのライブラリの中でstd::stringを使っている部分があって、そこで同じ問題が発生して再起動を繰り返していました。
この方法を諦めてPSRAMがない場合は、BluetoothデバイスやWifi APの情報を保存する期間を短くする方法にしました。
この方法はうまくいきました。PSRAMのないESP32ボードでも一晩動作しました。
M5StickC Plus2版も同じように修正して、いよいよ、リリースです。

M5StickC Plus版は、

を参考にしてM5Burnerでダウンロードして書き込みできるようにしようと思いました。
配布用のバイナリーの作成で、このサイトの説明にある「M5Burner v3で作成する方法」が簡単そうなので、エクスポートしてみました。
簡単にエクスポートできたのですが、これを配布するのが心配になってきました。
WifiのSSIDやパスワードもエクスポートしたバイナリーに含まれているのかもしれない?
という心配です。

$strings twM5StickCP2Sensor.bin | grep <Wifiのパスワード>

というコマンドで確認してみました。案の定、沢山入っていました。
確認してよかったです。
Arduino IDEで作成したバイナリーを配布する方法も考えましたが、ちょっと面倒そうなのでやめて、FLASHを消去することにしました。
現在のM5Burnerだとメイン画面にeraseのボタンが見つからないので、探しましたが、ダウンロードした何かのファームを書き込む画面にありました。

これで消去できました。
消去した後にArudino IDEからファームを書き込んで、これをエクスポートしてみました。
今度は、WIfiのパスワードは含まれていません。
これで、配布する準備は整いましたが、ここで時間切れです。

明日に続く

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