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EVE-NGでTWSNMPのテスト7日目:Ciscoの拡張MIBの定義を添削完了、TRAPの文字化けも解消

今朝は4時前に自力で起きました。助手の猫さんもいっしょに起きてきました。ご飯食べて、また寝ています。

Ciscoの拡張MIBを読み込んで出ていたエラーを一通り解決しました。プログラミングの感覚で拡張MIB定義のファイルを作ると、いろいろ間違えるということがわかりました。
TWSNMP FC/FKは拡張MIBの読み込み時に、かなり厳しくチェックします。私が作っている処理が厳しいのではなく利用しているGO言語のパッケージが厳しいからです。
CiscoのMIB定義で見つけた間違いを簡単に書いておきます。

  • OBJECT IDENTIFIERのキーワードのOBJECTとIDENTIFIERの間のスペースが2つ以上やタブ

  • 整数の範囲指定SYNTAX INTEGER (0001..65279)のように1を0001と書く

  • obsoleteをdeprecatedと書いている(英語の意味は似ているけど)

  • OIDの定義が循環している

  • VARIATIONの定義を勘違いしている

  • ACCESSのdeprecatedの後に、コメントにしたい内容を、そのまま書いてある

  • 短くするために簡略化したMIBの名前が重複している

のような感じです。
整数の範囲指定のエラーは

です。
Ciscoの拡張MIBを読み込んでエラーがでたら参考にしてください。
MIBファイルを修正すれば、エラーなく読み込めました。

拡張MIBの読み込みもOKなので、SNMP TRAPを受信する試験をしていました。先週文字化けしていた

の原因もわかりました。拡張MIBで定義されている DateAndTime型のMIBでした。

拡張MIBを読み込めば

のように表示できました。
パネルの表示もできました。

インターフェイスのポーリングを追加するなら、この画面の操作にあるボタンから実施するのが便利です。
RMONは、アラームとイベントしかサポートしていないようで、「RMON管理}では何も取得できませんでした。ホストリソースも取得できないようです。
とりあえず、 Cisco Nuxus 9000vのテストは終了します。
EVE-NGでテストを始めてから、いろいろ面白そうなものを見つけました。
ますます、楽しめそうです。

Cisco Nuxus 9000vのsyslogとsnmpの設定メモです。

logging server 10.30.1.9 6 use-vrf management
logging server 192.168.1.250 6 use-vrf management
logging source-interface mgmt0

snmp-server community public group network-operator
snmp-server contact twsnmp@gmail.com
snmp-server location ymi2f
snmp-server source-interface traps mgmt0
snmp-server host 10.30.1.9 traps version 2c public
snmp-server host 10.30.1.9 use-vrf management
snmp-server host 10.30.1.9 source-interface mgmt0


明日に続く


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