TWSNMP FCのポーリング辞典:DNS(名前解決)サーバーのモニター
最近のインターネット通信アプリケーション(Webサイト、メール、スマフォアプリ)にはホスト名からIPアドレスを解決するDNSサーバーは欠かせないものなっています。セキュリティーの面でもDNSは重要性は増しています。この記事でTWSNMP FCでDNSサーバーの動作をモニターするポーリングについて説明します。
DNSについて
まずDNSについては
や
を見てください。
DNSはホスト名とIPアドレスの関係を調べるだけでなく他にも、いろいろな情報を調べることができます。この情報をDNSレコードといいますが、DNSレコードの種類は、
を見てください。
ポーリング設定
TWSNMP FCのDNSポーリングは、
のように設定します。
種別
DNSを選択します。
モード
モードには、
があります。
パラメータ
ドメイン名、ホスト名、IPアドレスを目的に応じて設定します。
判定スクリプト
判定スクリプトにはJavascriptで記述できます。利用できる変数は、
です。
設定画面の例では、ホスト名=twise.co.jpからIPアドレスを検索した結果、件数が1以上なら正常と判断するポーリングになります。
ポーリング結果
結果は、
のようになります。
ポーリングテンプレート
DNSのに関連しポーリングのテンプレートは、DNSで検索できます。
定義は、
{
"Name": "DNS NSレコード",
"Type": "dns",
"Mode": "ns",
"Params": "ホスト名",
"Script": "count > 0",
"Level": "low",
"Descr": "DNS NSレコード",
"AutoMode": "disable"
},
{
"Name": "DNS逆引き",
"Type": "dns",
"Mode": "addr",
"Params": "アドレス",
"Level": "low",
"Descr": "DNS逆引き",
"AutoMode": "disable"
},
{
"Name": "DNS TXTレコード",
"Type": "dns",
"Mode": "txt",
"Params": "ホスト名",
"Script": "count > 0",
"Level": "low",
"Descr": "DNS TXTレコード",
"AutoMode": "disable"
},
{
"Name": "DNS CNAMEレコード",
"Type": "dns",
"Mode": "cname",
"Params": "ホスト名",
"Script": "count > 0",
"Level": "low",
"Descr": "DNS CNAMEレコード",
"AutoMode": "disable"
},
{
"Name": "DNS MXレコード",
"Type": "dns",
"Mode": "mx",
"Params": "ホスト名",
"Script": "count > 0",
"Level": "low",
"Descr": "DNS MXレコード",
"AutoMode": "disable"
},
{
"Name": "DNSアドレス変化監視",
"Type": "dns",
"Mode": "change",
"Params": "ホスト名",
"Level": "low",
"Descr": "DNSアドレス変化監視",
"AutoMode": "disable"
},
{
"Name": "DNSアドレス解決",
"Type": "dns",
"Mode": "host",
"Params": "ホスト名",
"Script": "count > 0",
"Level": "low",
"Descr": "DNSアドレス解決",
"AutoMode": "disable"
},
です。
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