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『My Sweet Girl/Snow Man』 3ヶ月越しの感想文②



タイトルからお分かりの通り、今回はこちらの投稿の続きです。大好きなMSG、今日も今日とてMSG、愛しのMSG、マイスウィートMSG(しつこい)

実は、ここにはまだまだ書ききれなかった、言い残したことと、新たに書き足したくなったことが少しあります。構想はしていたものの、まとめるのに時間がかかりそうだったため、↑では、そのときまとめられた分だけを先に投稿した次第でした。
本当は『ブラザービート』の発売までに完成させたかったのですが、私生活がバタバタしておりましてそれは叶いませんでした。でも書き上げることに意味がある!と信じて、この文章を書いています。

"3ヶ月越し" からさらに1ヶ月経ってるし、前回と重複する部分もあるかもしれませんが、あたたかい目と心でお読みいただけると幸いです!

それでは!



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言い残したこと、それは...

俺は市民だ……!(cv:佐久間くん) というのは冗談で、それはズバリ、 歌声 についてです。

Snow Manの楽曲はMVや振付やパフォーマンスありきなところがあるなと思っています。
もちろん曲単体でも成立しているし十分楽しめるんだけど、そこに様々な要素が加わることで、その曲を様々な角度から捉えることができるのが楽しいです。MVでは見えなかった部分の振付がダンプラで明らかになったり、同じ曲でも披露する番組ごとにちがうパフォーマンスが見られたり、ライブならではの演出があったり。そういうのを通じて、その曲への思い入れができて、もっと好きになるということが多々あります。

でも『My Sweet Girl』に関しては、MVはおろか、レコーディング風景もリリックビデオもないし、歌番組での披露も一度だけで、ライブで披露されたこともまだありません。(2022年3月末現在)

それでもこんなにも、ブログ2本分の感想を書けてしまうほど、何故私はこの曲が好きなのか。

それは、純粋に曲そのものが自分の好みど真ん中なのと、それを大好きなSnow Manが歌っていることが大きな理由だと思います。そしてそのSnow Manの歌声がとても魅力的だからでもあります。
ダンスパフォーマンスに注目されることが多いように感じますが、彼らは歌声も十分に魅力的なのです。

魅力的だから好きなのか、好きだから魅力的に感じるのか、そこはもう鶏か卵かの問題なので深堀りはしません笑


*表情豊かな歌声

声だけで何かを表現したり誰かに伝えたりするってとても難しいことだと思います。

私は高校時代放送部に所属しており、大会では朗読部門に出場していました。そこで苦労したのが、"声に表情をつけること" でした。単に自分の技量不足でもあるのですが、自分ではできているつもりでも、人に聞いてもらったり録音したものを聞いてみたりすると棒読みに聞こえるし、過剰にやりすぎるとクドくなるし。
そんな経験もあって、声を聞くだけで自然な表情が見えるような話し方や歌い方をしている人ってすごいなぁと思います。世のアーティストや声優やアナウンサーの方々って、みんなそれを当たり前のようにやってのけるから、本当にすごい。もちろんSnow Manもそのうちの一組です。

前述の通り『My Sweet Girl』は映像資料が少ないため、曲だけを集中して聴くことが多く、その分自然と歌声に意識が集中します。
Snow Manがこの曲を歌っているところを、少クラで見るまではただイメージするしかなかったので、自分の頭の中で想像していたのですが、浮かんでくるのは、目線は斜め上で微笑みながら歌っている姿でした。

9者9様、それぞれに個性溢れる歌声なのですが、この『My Sweet Girl』においては、特に佐久間くんとめめがいいなぁと思いました。言わずと知れた(?)、大学の先輩後輩コンビです。

まず佐久間くんは、昨年アニメ映画『白蛇:縁起』で主演声優を務めていたし、声の表現に関してはピカイチだなと感じます。明るくて高めの声質に持ち前のポジティブオーラ、そしてこの曲のキラキラしたサウンドとの相乗効果で、歌声からハッピーが溢れています。顔を見なくても笑っているのがわかるほど。
特に、サビ後の掛け合いの英語部分。ここでは佐久間くんの突き抜ける高音が耳心地よく響いています。気持ちよさそうに、楽しそうに歌っている佐久間くんの様子も目に浮かびます。
I love your sweet smile " 、" Show me your true smile " って歌ってる人がめちゃくちゃ笑顔なんだもん、そんなの、つられて笑顔になっちゃうに決まってる。

続いて、めめ こと目黒くんについて。音源を聴いている限り、めめは口を大きく動かして、一音一音をはっきりと歌っているのがわかります。そのおかげで表情筋も動いて表情豊かに聞こえるのかもしれないし、なおかつ歌詞もしっかり聞こえてくるのかな。
それが顕著に現れていると感じるのが、1番Bメロ「誓うから」と、2番Aメロ「星空は鮮やかに」。その部分の歌詞にア段の音が多いのも関係していると思うのですが、声色も明るく、きっと歌っているときの表情も明るいんだろうなと想像できます。
楽曲の雰囲気と言葉を大切にしつつ、めめ自身の想いも込めて丁寧に歌ってくれているのが嬉しいです。

ここでは2人についてしか触れていないけど、Snow Manみんな、表情豊かで素敵な歌声をお持ちです。もはや私の頭の中でREC動画が作れそう。
あ、そうか!YouTube側さんが作ってくれないなら、自分で作ってしまえばいいじゃない(マリーアントワネット)


*声の重なり

ひとりひとりの歌声や、9人の声のまとまりが最高に素晴らしいのはもちろん、2,3人の声の重なりも素敵だなと思いました。

聞き分けには多少の自信があるのですが、音源を聴きながら、あの人かあの人が1人で歌っているはずなんだけどどっちなんだろう?っていうところがいくつかありました。それが、実際に歌っているところを少クラで観られたおかげで、それまで自分で予想していた歌割りの答え合わせができたのです。

で、放送を観たら、その迷ってたところ、なんと2人で歌ってるじゃないですか!
それが以下の3箇所です。


大切なものさえずっと」(いわふか)

共鳴したメロディーが」(だてこじ)

Again and again " (あべふか)


2人で歌っているのに、2つの声がぴったり重なって、まるで1人の声のように聞こえていたのでした。
"岩本くんとふっかさん"、"舘様と康二くん"、"阿部くんとふっかさん" ではなく、"いわふか"、"だてこじ"、"あべふか" の声なのです。2人でひとつの声なのです。これはもう、抱えきれない驚きと尊さで胸がいっぱいになりました。
声の相性が良い、と言ってしまえばそれまでなんですが、そんな一言で片付けていいものなのでしょうか?(反語)
相性が抜群だというのはもちろんのこと、全く同じ音で歌っているということからわかる彼らの音感の良さ、さらにシンメとしてのいわふかとか、だてこじの関係性の変化とか、同期あべふかの歴史とか、色々なことも加味した上で言えることはただ一つ、、、尊い…!
こんな奇跡的なこと、そうそうないですよ。ただただ尊い。


*ふっかさんの歌声

『My Sweet Girl』で一番印象に残ったのは、実はふっかさんの歌声でした。なんなら、MSGはふっかさんの曲だと個人的には思っています。

ふっかさんといえば、高校時代には「深夜の深澤の電話には出るな、好きになってしまうから」という噂があったという伝説の持ち主。ネタっぽく話されることもあるエピソードだけど、ラジオやボイスドラマ(復活求む)を聴いていると、そんな噂が出回ることにもなんだか頷けてしまいます。

……いかんいかん、このままではふっかさんの沼に落ちてしまうところでした。
念の為言っておきますが、ふっかさんのことも好き(というかほぼ箱推し)だけど最推しは阿部くんです!


そんなふっかさんですが、話すときと歌うときで声があまり変わらないなというのが私の印象です。たまに話し声と歌声が違いすぎてびっくりする人がいますが、ふっかさんはそのギャップが小さいような気がします。"歌う用の声" というものを作りすぎていないようなイメージ。
(どちらがいいとかではなく、ギャップが大きくても小さくても、それぞれにそれぞれの良さがあります!)

実際、YouTubeに上がっている他の曲のREC動画でも、歌いながら力んだり表情を大きく変えたりしている様子はあまり見られません。余計な力が入っていなくて程よく力が抜けているようで、そんなところにもなんだか余裕というかモテ要素を感じて、こういうのも "リアコ" と呼ばれる所以なのかなとか思ったり。

『My Sweet Girl』では、そんなふっかさんの歌声が個人的に大優勝しています。
この曲は比較的均等な歌割りがされているのに、どうしてこんなにもふっかさん1人の声の印象が強く残るのか。不思議でなりませんでした。
私なりに考えてみて思ったのは、『My Sweet Girl』という曲から滲み出るさり気ない優しさ、そして深澤辰哉という人の歌声から感じるSnow Manやファンへの愛。これらの親和性がとても高いことが大きな理由じゃないかなと。

聴いていてワクワクしたり、癒されたり、心が奮い立たされたり。世の中には色々な歌声を持つ人がいるけど、ふっかさんの歌声はそのどれにも当てはまらず、ただ心地よく胸に染みてきます。
決して感情がこもっていないとか心が動かないという訳ではなく、なんていうか、その、、、なんていうんでしょうね。(諦めるな)
んー、なんていうか、穏やかな気持ちで聴いていられるんですよね。歌っているふっかさん自身が程よい力の抜け方をしているから、聴いている側も変に固くなったり力んだりせずにいられるんじゃないかと思います。

聴き手に緊張感を与えないふっかさんの歌声と、聴き手に寄り添い背中をそっと押すようなこの曲が、私の中でばっちりマッチしたのです。



先日言い残した歌声についてのことはここまでです。
続いて、新たに書き足したくなったことです。



MSG初披露@少クラの感想

先日、少クラ地上波再放送にて、『My Sweet Girl』の初披露を観ました。大好きな曲をSnow Manが歌っているところをようやく観られて、感無量です。9人の衣装も表情もパフォーマンスも本当に素敵でした。
録画したものを繰り返し繰り返し観ているのですが、何度聴いても、何度観ても、新鮮なときめきと安心感を覚えます。やっぱり好きだなぁ、この曲。
本放送(?)の時期はバレンタイン直前だったということで「バレンタイン気分を味わって」とふっかさんも言ってくれていましたが、再放送は3月半ば。年度の変わり目ということで、4月から始まる新年度へのエールのようにも思えて、心強く感じました。


*阿部くんの歌声

Aメロ前の "I love you just the way you are" を阿部くんが歌っているところも、しっかりこの目で確認しました。
一言一言に合わせてポーズを変えていくところ、" are " の息の吐き方、カメラへの大きなお手振り、ぜんぶ好きです。衣装のレース、ネックレス、髪型もぜんぶ完璧です。イントロの短い時間だけで何コンボしてんの…。阿部くんって本当に最高のアイドル…、好き…(グッとくる好き)

この放送を見るまでは、その部分を阿部くんが1人で歌っているとは思っていなくて、本当は複数人で歌っているところを、たまたま阿部くんがカメラに抜かれただけだと思っていました。
ですが実際は、9人全員が映される中、マイクを口元に持っていたのは阿部くんだけ。正真正銘、阿部くん1人の歌声だったのです。
阿部くんは低音の響かせ方が素敵で、Snow Manの楽曲でも下ハモを担当することが多いのでファルセットのような高めの歌声は新鮮だったし、高音域にも無限の可能性を感じました。インフィニティ!

そして、イントロのその部分こそがこの『My Sweet Girl』という曲の "核" であるように感じているので、そこを阿部くんが1人で担っていることが嬉しくて、また改めてとても誇らしく思いました。
『360m』でもそうだったけど、その曲の中で最初に聞こえてくるのが推しの声、というのは、なんとも嬉しいことですね。

(やっと阿部くん推しっぽいこと言えたかな?笑)


*B面曲のパフォーマンスが観られること

Snow Manを応援するようになってから、カップリング曲、いわゆるB面曲の扱われ方に驚くことがしばしばあります。
シングルの初回盤に収録されるダンスビデオ、YouTubeに公開されるREC動画やリリックビデオなど、表題曲以外でもシングル収録曲なら、ほとんどの場合映像が作られています。(だからこそMSGだけ何もないことに疑問を感じているわけですが)
そのおかげか、振り付け動画とダンプラとREC動画まである『君の彼氏になりたい。』はカップリングながら、Snow Manのファン以外からの知名度も高いように感じます。昨年末のジャニーズフェスでもキンプリとのコラボ曲に選ばれていたし。

私、Snow Manと並行して好きなアーティストが数組いるのですが、カップリングの好きな曲なんて山ほどあるのに、そのパフォーマンスを観られるのはライブだけということがほとんどだし、ライブで披露されないし映像もないから、もはや幻みたいな曲もあるんですよね。
まあ、それでも好きな曲は好きだから別にそこまで気にしてはいないんですけど。(気にしてないんかーい)

そんなこともあって、少クラのように、毎週の出演がほぼ確定していて、表題曲やタイアップ曲以外も披露してくれる番組があることはかなりのカルチャーショックでしたし、めちゃくちゃありがたいなと思いました。日の目を浴びることのない曲がない、というのはファンとしては嬉しいことです。阿部くんの言葉を借りるなら、助かるぅ〜!

いつかはSnow Manも少クラを卒業する日が来るのだろうと思いますが、その日まで、どうか素敵なパフォーマンスを届け続けてほしいです。



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おしまい


自分が好きだと思う曲を推しが歌っていること、推しが歌っている曲を好きだと思えること、どちらもすごく嬉しくて素敵なことだなと思います。
『My Sweet Girl』は前者のタイプだったけど、後者のような経験ができたら、好きな音楽の幅や自分の世界もまた広がるんだろうな。

ひとつ前のnoteでこんなことを言っていたら、まさに『ブラザービート』がこの後者にあたる曲になりました。
今だから言えることですが、ラジオで初解禁されたときや、ホームページで数回試聴したときは、正直あまりピンと来ていませんでした。でもMVやダンプラを観たり、歌番組でのパフォーマンスを観たりしているうちに、気付けば大好きな曲になっていました。
最初の方に話した、パフォーマンスありき、というのはこういうことなんですよね。
きっとこの先、『D.D.』に並んで代表曲と呼ばれるようになっていくんだろうなとも感じています。それほど、Snow Manの魅力がたっぷり詰まった素晴らしい曲です。
そんな曲が世に放たれるのを見届けられること、一ファンとしてとても光栄に思います。



『映画 おそ松さん』も公開が始まったし、滝沢歌舞伎ももうすぐ始まるし、Snow Manもすの担も大忙しの2022年の春ですが、最初から最後まで、何事もなく進んでいきますように…!


お読みいただきありがとうございました!

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