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『オレンジkiss/Snow Man』が好き好き好きって事実を伝えるよ


好きです!!!オレンジkiss!!!(大声)



初めて聴いたときから大好きな曲になる予感がしていましたが、案の定、聴けば聴くほどときめくし、そのたびに新しい発見があるし、ひと粒で何度も美味しい。やめられないとまらない。

でも、ただキュンとするだけじゃないし、明るく楽しくハッピー!なだけでもない。オレンジのようにほろ苦くて、夕暮れの空のようにほの暗くて、寂しさや切なさも感じさせる。この曲のそんなところに惹かれて仕方ありません。
#普通のキュンじゃ響かない  とはよく言ったものです。おみごと!

今回は、そんな『オレンジkiss』の好き好き好き🎶なところを、歌声 と 振付 の2点から書いていきます。(細かく分けたらえぐいことになった)



好き①歌声が好き

私がSnow Manを好きな理由のひとつに、歌声の多彩さがあります。
これは大人数グループの強みですし、9人もいるから多彩なのは当然と言えば当然なのですが、凄いのはその9つの声の個性が被っていないということ。歌声に限った話ではなく、キャラクターや得意分野などにも同じことが言えますが、まさに9人9色。それぞれにしっかりとした色があるのに、混ざりあっても喧嘩しないのはもはや奇跡です。

私は、YouTubeでわちゃわちゃするSnow Manを見ていくうちに沼落ちしたのですが、今現在しっかり肩まで沼に浸かってしまっているのは、アーティストとしての彼らの 歌 に魅せられたからなのかなと、この曲を聴きながら改めて感じています。


*イントロ明けの第一声

軽やかなピアノのイントロが明けて、岩本くんの声でこの曲は始まります。歌い出しのその第一声で聴き手の耳と心を惹きつけられるかどうかってすごく重要なポイントだと思っているのですが、この曲は大成功してますね。耳も心もまんまと掴まれました。(白旗🏳️)
岩本くん自身が主演を務める映画の主題歌ということもあってか、その歌い出しには強い想いが込められているように感じます。
また、モエカレの映画を観た後に聴くと、蛯原さんとしての想いも乗っているような気がして、なんともあたたかい気持ちになります…(胸と目頭を押さえる絵文字)

岩本くんはSnow Manの曲において、ラップパートであったり、煽り(『EVOLUTION』の「ジャンパイナ!」みたいな)であったりを担当することも多いため、個人的に彼の歌声に対して、シャープで直線的という印象を強く持っていました。
でもいつ頃からか、シャープな中にも柔らかくて優しくて甘い側面があることに気付き、それはメロディアスなメロディー(重複)ととても親和性が高いことにも気が付きました。『HELLO HELLO』のラスサビとか、『ADDICTED TO LOVE』のファルセットとか特に!
ビートに乗せてラップするのもかっこいいし、メロディーに乗った歌詞を歌うのも素敵。この振り幅、引き出しの多さこそ岩本くんの魅力であり、その魅力が爆発している例として、先に挙げた2つの他に、『オレンジkiss』の歌い出しも並べられるかなと思います。

また、歌声とは少しずれてしまうんですが、この歌い出しにエコー?リバーブ?のようなエフェクトがかけられているのも素敵だなと思いました。なんて言うんだろう、なんか大きなライブ会場の音響みたいな。
MVなどでは視覚情報が多いせいかあまり感じなかったけど、音源にじっくり耳を傾けてみると、ライブ会場にいるかのような臨場感と生感、非日常感をより感じられてすごく良いです。ライブ行きて〜!ってなります。
目を閉じて聴いていると、岩本くんの声を合図にして幕が上がり、満員の客席から大きな歓声が上がる光景、そしてそれをステージから遠くの席で眺める自分の姿が脳裏に浮かんできて、ほんとにまじでライブ行きて〜!ってなります。(切実)


余談ですが、メンバーが関わる作品の主題歌をグループで担当したり、作品を背負うメンバーがその曲の重要な部分(歌い出しとか落ちサビとかセンターとか)を担ったりするの、チーム感があってすごく素敵ですよね…。『Secret Touch』がきっかけでそう感じるようになったのですが、この『オレンジkiss』でまた改めてその尊さを実感しています。
はい、余談でした!


*あべさくにしか歌えないBメロ

初めてこの曲を聴いたときから強く印象に残っているところがもうひとつ。阿部くんと佐久間くんによる1コーラス目のBメロです。
ここ、めちゃくちゃよくないですか!あべさくが「Step by step 甘い恋が 胸を叩いてる音がする」って歌ってるの、あまりにも素晴らしすぎませんか…!
歌割りを決めた方、好きな食べ物を教えてください。すぐにお贈りしますので。

阿部くんに関しては最推しメンバーということもあって若干の贔屓目は否めないとしても、だとしても、言わせてほしい。天才ですこの人!!後でも触れますが、ここの振付も天才!本当にかわいい!!
少し鼻にかかるような甘くて優しい歌声が、「甘い恋」というフレーズに絶妙にマッチしています。あぁ、この曲の主人公は本当に甘くて幸せな恋をしてるんだろうなぁって思う。
「甘い恋」と歌わせたらこの人の右に出る者はいないのではないでしょうか。
歌割りを決めた方、好きな食べ物を教えてください。(2回目)

声を使った表現において、佐久間くんには個人的に絶大な信頼を寄せているのですが、今回でそれはより強固なものになりました。
というのも、「叩いてる」の「たた」が、「タッタッ」って聞こえませんか?それがまるで、「胸を叩いてる音」を表現しているみたいだな〜と思ったのです。それによって、この曲の主人公である「僕」の胸にはきっと、リズミカルで小気味よくて軽やかな音が響いているんだろうなという想像が膨らみます。佐久間くんの声の明るさや滑舌の良さも相まって、「僕」が「君」と出会って恋をして胸を高鳴らせている様子が、そのワンフレーズからビシバシ伝わってきます。
佐久間くん本人はそれを意識していないとしても、弾む気持ちをそのまま声に乗せられるところがさすがだなぁと。さすが声のスペシャリスト!天晴れ!(あっぱれ!)

そしてさらに優勝ポイントなのは、この2人が連続するパートを歌い繋いでいる点です。
優しく深く響く阿部くんの歌声と、明るく突き抜ける佐久間くんの歌声は、一見かけ離れていて遠いところにあるようにも思えます。ところがあら不思議。このBメロ、2人の人間がそれぞれに歌っているはずなのに、その2つのフレーズの境目はグラデーションのようになめらかに移り変わっているではありませんか!(なんということでしょう…!)
あべさく こと阿部くんと佐久間くんは「共通点ゼロの両想い」なんて言われているように、何もかもが正反対なように見えて、心の深いところには2人だけが共有する "何か" があるんだろうなと思います。それが果たして何なのかはわからないしわからなくていいとも思うけど、ここにそのヒントが表れているような気がしました。共鳴する2人だからこそ、こんな風に "2人でひとつ" な歌が歌えるんだろうな。
改めて、歌割りを決めた方、好きな食べ物を(以下略)


*ユニゾンの魅力

先ほども言ったように、Snow Manは一人一人がそれぞれ魅力的な歌声を持っています。
だからソロで歌ったり、何人かでハモってたりするのも素敵だけど、私はやっぱり9人でのユニゾンの響きが好きです。個性的な声ばかりなのにひとつになるとまとまりが良くて、一体感があって、分厚くて、あたたかくて、強くて、頼もしい。
そんな声で、サビの「そのまなざしで、そのぬくもりで、君の今までを教えて。甘いとこも、苦いとこも、抱きしめて、守るから。」なんて歌われたらものすごくぐっとくるし、1サビも2サビもラスサビもユニゾンなので、サビが回ってくるたびにほろっとしてしまいます。

Aメロから順々にバトンを渡すように歌い繋いできて、サビはみんな手を繋いでユニゾンしてゴール!みたいな曲の展開の仕方がめちゃくちゃ好きなんですよね。まぁだいたいの曲がそういう展開なのですけど、9人が同時に同じメロディーを歌っていることがとっても尊いことのように感じられて、アップテンポな曲でも聴きながら涙が出てくることがあります。やっぱりSnow Manは9人だよね!誰も欠けちゃいけないよね!って。同じメロディー・同じ歌詞を歌うのもそうだけど、同じ振付を踊るとか、横一列で踊るとか、メンバー全員で一つの同じことをするということの尊さってあるじゃないですか。
『オレンジkiss』には、そういう尊さがたくさん詰まってるなぁと思います。


先ほどの余談とも通じるのですが、作品に直接的に関わるのは特定のメンバーだけかもしれないけど、主題歌という形で作品に華を添える役割はグループ全体で担っているわけで。そういう意味でも、チーム感にぐっときます。


*適材適所の歌割り

あくまで私個人の感想ですが、とにかく、ほんとに、歌割が素晴らしい!曲全体を通して、その人が歌うからこそ響く歌詞であったり、その人の声だからこそ映えるメロディーやリズムであったり。そういった "その人が歌う意味" というものが緻密に考えられているなぁという印象を受けました。
例えば、歌い出しの岩本くん、1Bあべさく、2Aめめ、2Bのいわあべ→ふっかさん、同じく2Bゆり組、しょっぴーのフェイク、ユニゾンの使いどころ、などなど。挙げだしたらキリがない、というか言ってしまえばもう全部なんですが()。9つの魅力的な声が、適切(という言葉が適切かわからないけど)な箇所に、適切な組み合わせで割り当てられているように感じます。そういう意味で、適材適所だなと。
最推しメンバーがいるとは言え、やっぱり9人全員のことが大好きな箱推しでもあるので、それぞれの声が存分に活かされているのはすごく嬉しいし、満足度が非常に高いです。今までの曲でもそう感じてはいましたが、『オレンジkiss』は特にね!

最後にもう一度言わせてください。歌割を決め(ry



好き②振付が好き

久しぶりにダンスプラクティスを観て泣きました。
曲の世界観を丁寧に鮮やかに彩る振付と、それをかっこよく、かわいく、そして本当に楽しそうに踊るSnow Manを見ていたら、好きという気持ちが涙とともに溢れていました。
また、ラジオでもMVでも繰り返し聴いていたのに、ダンプラでまた新しい気持ちで感動できたことにも感動しました。Snow Manを応援しているとたびたびこういうことがあるから楽しいですよね。


*歌詞と音を丁寧に表現する振付

この『オレンジkiss』の振付をしてくださったのはs**t kingzのNOPPOさんです。私の好きなアーティストの振付も手がけていらっしゃる方なのですが、音を聴かなくても歌詞が見えるような、リズムを感じるような振付が特徴的だなと思っています。

サビの「抱きしめて守るから」で、ムキ、ムキ、ギュッていう動きがあったり、「オレンジkiss」の手話が組み込まれていたり、歌詞が細かく拾われています。
他にも、Bメロの「好き好き好き」では指ハートで歌詞を、飛び跳ねる動きでリズムを表現しているように見えますし、サビ前の「オレンジ色の空の下で」やサビの「甘いとこも 苦いとこも」では、メロディーが短く繰り返されるのと連動するように、振付も繰り返されています。
こんな風に視覚と聴覚の情報がリンクしているから、純粋に見ていて楽しいし、何度も見たくなるし、真似したくなる。

歌詞をストレートに表現するのはキャッチーだけどチープに見えやすくなるという問題があるし、また、『オレンジkiss』の振付にはオシャレでスタイリッシュな動きだけでなく、単体だと少しコミカルにも見えるような動きも見られます。それでもキャッチーとオシャレの絶妙なバランスを成立させて、なおかつダサく見えたりだらしなく見えたりもしないのは、ひとえにNOPPOさんとSnow Manのセンスと腕があるからなのだと思います。…って素人の私はさもわかった風に言ってしまうけど、それってきっとすごく難しいことなんでしょうね。でも彼らは簡単にやってのけているように見せるから、そこも含めてやっぱり凄い。流石!かっこいい!!


*Snow Manのための振付

Aメロど頭の岩本くんと佐久間くんのニコイチピース(しかもノールック(!))をはじめとして、「ほらほら、こういうのが見たいんでしょ?」と言わんばかりの、激アツで激エモな構成が次々と繰り広げられていきます。他にも、振りの中でメンバー同士が絡むところの尊さとか、横一列に並んだときの迫力とか、ラウールくんセンターのゆり組・いわふか・あべさく・めめこじシンメの無敵感とか、私 というかきっとみんなの好きなSnow Manがこれでもかと詰め込まれていて、胸が熱くなりました。
これ、きっと振付師の方、Snow Manのことを本当によく知ってくださった上で作ってくれたんだろうなと思います。嬉しい。

もしかしたらSnow Man側から何かオーダーがあったのかもしれないし、ただ『オレンジkiss』という曲のパフォーマンスにおいてはそうするのが最適だっただけなのかもしれないけど、Snow Manやこの曲がより輝くために、愛と熱量をもって丁寧につくられたことはきっと確かで、そのことがとても嬉しいです。


*セルフハグは振りかフリーか

先ほど歌声のところで、Bメロの阿部くんが天才だと言いました。それは歌声の話だけではありません。
MVでは、「Step by step」という歌詞に合わせて指もステップバイステップしてて超かわいいですよねわかります(早口)

特に注目したいのはその次です。
阿部くんが、「甘い恋が」と歌いながら自分をギュッと抱きしめています。その抱きしめ方や表情があまりにも自然でかわいらしくて、阿部くんに馴染んでいたのでそこはフリーなのかなと思い、彼の自己プロデュース力の高さに感心しました(n度目)。ですが、ダンプラでもマルチアングルでもギュッとしていることから、おそらくもともとそういう振りだったのだろうと思われます。
フリーだったら自分の魅力をよくわかってる我が推し、素晴らしい!となったけど、与えられた振りだとしても、それを120%やりきる我が推し、やっぱり素晴らしい!!となりました。きっとメンバーにやんや言われながらもノリノリでやってるんだろうな…笑 "かわいい"を楽しんでる阿部くんが好きです。

阿部くんに公式にセルフハグをさせてくれた振付師さん、それを映像に残してくれたメントレコーディングさん、本当にありがとうございます、、これからも末永くよろしくお願いします。
あ、好きな食べ物教え(ry



おしまい

*個人的に胸アツな制作陣

まず、作詞はWHITE JAMのSHIROSEさん。
Snow Manの『君の彼氏になりたい。』『僕の彼女になってよ。』『僕に大切にされてね。』の三部作を手がけられた方です。
この方、私が6年ぐらい応援している Da-iCE (ダイス)というグループの曲も数多く手がけていらっしゃるのですが、それらがまあどれもこれも素晴らしくて、ファン人気の高い曲が多いです。
私がすの担になる大きなきっかけの曲は『君彼』だったのですが、すのちゅーぶのライブ映像やダンプラを意図的に避けて(観たら一瞬で沼ると予感していたから)、企画ものばかりを観ているだけだった私が、彼らの曲を聴いてみようかな、パフォーマンスを見てみようかな、と興味を持ったのは、そのSHIROSEさんが作詞と知ったからでした。そして、君彼の振付講座とダンプラを観て、めでたくSnow Man沼の住民と相成りました。つまり、SHIROSEさんは私とSnow Manを結びつけてくれたキューピットのような存在なのです。
(こちらの沼落ちブログ↓にもそのときの様子が書いてあります)(アホみたいに長いですがご興味あればぜひ〜)


そして、先ほども言いましたが、振付はs**t kingzのNOPPOさん。 
s**t kingzも、Da-iCEの楽曲を数多く担当しているので、それスノでの共演は飛び上がるほど嬉しかったし、そのご縁でいつかs**t kingzのどなたかがSnow Manにも振付を提供してくださらないかな…なんて思ってもいたけど、まさかこんなにも早くその日が来るとは!しかも信頼と実績のSHIROSEさん曲で!!

そういう背景があって、『オレンジkiss』という曲は、すの担及び6面(Da-iCEのファンの愛称)の私にとっては、推し×推しの"おしあわせ"案件というわけなのです、それも特大のね!
そんなの好きに決まってる。


Da-iCEにも、SHIROSEさん×NOPPOさんの曲ないかな〜と思って探してみたらありました!『what you say』という曲です。メジャーデビューシングルのカップリング曲で、私も大好きな曲のひとつ。
ご興味おありでしたらこちら↓もぜひ!


*Snow Manイチの王道J-POP(私調べ)

J-POPが好きだと自分で言いながら、その定義とは?って思うことがたまにあるのですが、耳に残るキャッチーなメロディー、誰もが口ずさめる歌詞、子どもから大人までみんなが歌える曲、みんなで歌える曲、みんなが好きな曲。その普遍性はJ-POPの大切な要素の一つだと私は思います。
そういう意味で、『オレンジkiss』はSnow Manの中で、最も口ずさみやすいJ-POPソングなのでは?と思います。Snow Manには意外とそういう曲って少なかった気がするので、シングル表題曲でこういう曲が出たのが、1人のJ-POP好きすの担としてはなんだか嬉しいです。
これからもそういう曲どんどん歌ってくれ〜!


新しいアルバムにはこの曲は入らないけど、私はきっといつまでもこの曲が好きです。
素敵な曲と出会わせてくれてありがとうSnow Man!



お読みいただきありがとうございました!

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