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なんやかんやありまして、Snow Manにハマりました。


先日、Twitterで繋がったSnow Manのファンの方々のスペースに参加させていただき、それはそれは楽しい時間を過ごすことができました。

その中で一際盛り上がったのが、沼落ちの話。いかにしてSnow Manにハマったのか。

最初のきっかけや、沼に落ちる決定打となった出来事は様々だったものの、沼に落ちていることを認めたくない時期をみんな通ってきているという共通点もあり、そんな視点があったとは!と驚いたり、わかるー!と共感したりしながら、楽しく聞いていました。

私も色々と思い出しながら自分の経験をお話させていただいたんですが、皆さんのお話を聞いているときも、スペースが終わってからも、「あのこと言いそびれてたな」ということがどんどん出てきてしまって、あの後なかなか寝つけませんでした。全部全部スノのせいだね〜♪(責任転嫁)

沼に落ちたときの出来事やそのときの自分の気持ちを残しておけば、推しへの想いが揺らいだときにそれを見返して、初心に帰ることができるのではないかというお話もありました。

なるほど、長く楽しく推し事を続けるためにも、これはやっておいて損はないだろうと触発され、作っておいて化石化寸前だったこのnoteのアカウントを数ヶ月ぶりに開いた次第です。

長すぎる前置きはこの辺にしておいて、ここから、私がSnow Manに出会い、沼に落ちていく経緯をお話したいと思います。

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はじめまして、スノーマン

私がSnow Manというグループの存在を認識したのは、2019年の末でした。

友人に好きなアーティストと、彼らを好きになったきっかけを聞かれたので、そのとき推していた(今も推してる)グループについて、かなりの熱量で語りました(ヲタク丸出し)。一方的に話してしまってなんだか申し訳なくなったので、相手にも同じことを尋ねると、彼女はジャニーズが好きだとのこと。一番好きなグループのほかに、最近は"スノーマン"というジュニア(当時)のグループがキてる、YouTubeもやってるから是非見てくれと、こちらもなかなかの熱弁を頂きました。その熱に若干押されながらも、とりあえずその日は、スノーマンは6人で結成したけど今は9人、ダンスとアクロバットが得意、2020年の1月22日にデビューする、という超基本情報だけを持ち帰りました。

それから数日後、せっかく勧めてもらったんだから一回ぐらい見てみようと、YouTubeで検索して、1番上に出てきたこちらの動画を観ました。

正直に言うと、ファンの人なら、見ていて楽しいんだろうな、という印象を抱きました。面白いっちゃ面白いけど、身内で盛り上がっちゃってるような感じを受けてしまって、この中には入り込めないなぁ、と言うのが正直なところでした。

続いて、ダンスが売りだと聞いていたので、デビュー曲「D.D.」のMVとダンス動画を観ました。

曲もかっこいいし、ダンスもすごいし、イケメン揃いだし、さすがジャニーズ。ただ、「人数多すぎて無理」というのが第一印象でした。先ほど少し触れた推しグループというのが5人組だったこともあり、ほぼ倍の人数に目が慣れず、目まぐるしく変わるフォーメーションや華麗なアクロバットにただただ圧倒されました。

そんなこんなで戸惑っていたおかげで個人の踊りを見る余裕もなく、あっという間に動画は終わっていました。
「無理だ」と一度思ってしまったものだから、その後改めて見返すことも、他の動画を観ることもありませんでした。


3本の動画を観終わったこの時点では、「ふーん、こういうグループがあるのね、まあ好きにはならないだろうけど。」という感想だけが残り、まさかその後ズブズブに沼っていくとは予想だにしていませんでした。

偶然の再会

2020年3月30日、この日、例の推しグループが地上波ゴールデンの大型音楽特番に出るということで、私はテレビの前で文字通り正座して待機していました。彼らが大きな番組に出演するって滅多にないことだったので、日付まではっきりと覚えているのはそのためです。

偶然にも、同じ番組にSnow Manも出演していました。今年念願のデビューを果たしたばかりだとか、最年少のラウールくんが有名ブランドのモデルに起用されただとか。華々しい紹介VTRが流れた後に画面に映ったのは、真剣な顔つきでカメラの前に並ぶ8人の姿でした。全員で頭を下げた後で、圧巻のパフォーマンスを見せる彼らに、感情が揺さぶられました。ようやくスタートを切ったと思ったらまたすぐに苦境に立たされ、それでも今できることをしようと一生懸命な彼らの姿に、無責任ながらも、がんばれ…!と思ったのを覚えています。

また、数ヵ月前に一度観ただけのD.D.とは毛色の違う曲(キッシン)だったので、イマドキジャニーズってこんな曲もやるんだ、振り幅すごいなー、とも思っていました。

でも、このときはその推しグループの貴重なテレビ出演のことで頭がいっぱいだったので、Snow Manのことはいつの間にか意識の隅へと追いやってしまっていました。

まさか自分が…

2020年6月ごろ(多分)、自粛やステイホームといった言葉に耳新しさを感じなくなってきた頃のことです。私は元々家で一人でいることが好きだったので自粛もそれほど苦ではなく、SNSや各種動画配信サービスを行ったり来たりしながら、おうち時間を自分なりに楽しく過ごしていました。

そんなある日、YouTubeのおすすめにSixTONESの動画が出てきました。今までの自分だったらスルーする(ダジャレじゃないよ)(それ言うからそう思われる)ところでしたが、そのときはどういう訳か、気付いたら再生ボタンを押していました。
元々、SixTONESのメンバーはほぼ全員顔と名前を知っていたのでとっつきやすいのもあったのかなと今では思います。
(樹くんとジェシーくんはRの法則、慎太郎くんはGTO、北斗くんはビューティフルワールド(顔が好きで覚えてた)、京本くんは京本政樹さんのご子息、西畑大吾くん(朝ドラで知ってた)ってジャニーズだったの?しかもストーンズ?!と思ったら髙地くんでした(似てるよね?))

その動画は北斗くんの地元をドライブする企画だったのですが、6人の雰囲気が素敵だなと思って、そこからSixTONESの動画を見漁るようになりました。

そしたらあの人たちめちゃくちゃ面白いじゃないですか!あっという間にほとんどの動画を観尽くしてしまいました。
私、音楽でも食べ物でも何でも、1つにハマるとしばらくの間そればっかりリピートする傾向があるので、この時も例に漏れず毎日ストチューブ観てたし、同じ動画を何回も連続で観たりもしてました。

で、ストチューブを観てると、関連にJrチャンネルとかSnow Manのチャンネルの動画がたくさん出てくるんですよね。それらも度々観ていたおかげで、いつの間にか、Snow Man含め、Jrチャンネルに動画を出しているグループのほぼ全員(チルドレン・ドロンの方々以外)の個人名と顔を覚えてしまっていました。どうやら私、人の顔と名前を覚えるの得意みたいです。

そもそもジャニーズに特別な気持ちを抱いたことが今までなかった(好きな曲はいくつもあるし、番組も見るし、個人名もある程度わかる。けど別にファンではない、みたいな)し、なんなら一部のジャニオタという存在に対して苦手意識を持っていたこともありました。(過去の話!今はそんなことありません!)
そんな人間がジャニーズにハマるなんて、自分のことなのに信じられませんでした。僕が僕じゃないみたいでした。(やかましいわ)

そしていつ頃からか、SixTONESのラジオ番組も度々聞くようになっていきました。
それと同時に、熱しやすく冷めやすい性格でもある自分のことだから、この熱もそのうち冷めるんだろうなと、どこか冷静な考えも持っていました。

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ここまで読んで、あれ?これSixTONESの沼落ちの話?って思いましたよね。私も思いました。(おい)
Snow Manに落ちるまで、まだ時間がかかるようです。もうしばらくお付き合いください。

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あの子もその子もすの担に

同じく2020年6月ごろ、地元の友達グループでビデオ通話をしていたときに、そのうちの1人が「最近Snow Manにハマっちゃった😆」と言い出しました。
生粋のアニメオタクである彼女は、高3の冬に突然とあるジャニーズグループにハマり、高校卒業間際にはまた別のグループにハマるという経歴(?)の持ち主。そんな彼女が今度はデビュー間もないSnow Manというグループにハマったということで、ジャニーズの芋づるを華麗に引き抜いていくその様子がおもしろくて、自分がSixTONESにハマりつつあるということをこのときはすっかり忘れていました。
(ちなみに彼女、佐久間くん推しでした。類は友を呼ぶ?)

その数週間後、地元の別の友達と電話をしていると、こちらの友達も「Snow Manにハマっちゃった😆」と言いました。…デジャブ??
彼女は長年とあるジャニーズグループの大ファンだったのですが、そのグループが年内でお休みに入ってしまうから、自分もオタクをお休みしようと思っていたそう。ところが3月30日、私も視聴していたあの番組を彼女も観ていて、Snow Manのお辞儀姿に感動。そして目黒蓮くんに一目惚れ。YouTubeのJrチャンネル卒業旅行動画で沼落ちし、Snow Manが過去に出演していた滝沢歌舞伎の円盤を収集、ついにFC入会。お辞儀を見てからそこまで、1週間あまりの出来事だったそうで、スピーディーすぎる展開にこちらも思わず笑ってしまいました。
「私は最近スノストのYouTubeやJrチャンネルを観てるよ」とこちらの状況を伝えると、「あなたはジャニーズとか興味ないかと思ってた」と言われました。それな、と自分でも思いました。

ただ、この時はバラエティー番組を観るような感覚で彼らの動画を観ていたので、CDを買うとかライブに行くとか、はたまたファンクラブに入るとかは、全く考えていませんでした。

なんだか気になるアイツ

とはいえ、友人たちを次々と虜にしてしまうスノーマン、気になる…。
スノストのコラボ動画も観ていて、コメント欄に両グループの関係性について書かれてあるものも多々あり、そういうのを読んでは、素敵なグループなんだろうなと漠然と思っていました。
そんな折、Snow Manに対する私の中の意識が変化したのが、スノストのデビュー日決定生配信(アーカイブ)を観たときでした。

それまで、Snow Manのことはグループとしてしか意識していなくて、メンバー個人のことはあまりしっかりとは見ていなかったのですが、このとき初めてSnow Manのメンバーひとりひとりに意識が向いたように記憶しています。

この配信の終盤、「両グループの中で付き合うなら誰か」を選ぶという場面があって、髙地くんと阿部くん、京本くんと岩本くんが両想いでした。
当時、自分的にSixTONESの髙地くんが気になる存在(推し予備軍とでも言いましょうか)だったので、そのお相手(語弊)である阿部くんも、そのとき同時に気になり始めました。推し(仮)と絡みのある人に興味が湧くのは自然の摂理ですよね。
お相手選びの一連の流れ及び配信全体の中で、各メンバーに以下のような印象を抱きました。

深澤くんはそういういじられ方するんだ。MCやりながら、いじりも捌いてて大変そう。
佐久間くんはアニメヲタクなのね。よく通る声だこと。
渡辺くんはスト担なんだね。てか肌めっちゃ綺麗。
宮舘くんいい声。うどんって言うだけで笑い取れるってどういうキャラ?
岩本くんはTHE リーダーって感じ、真面目で頼もしそう。
向井康二くんは緊張しいなのかな…?頑張れ!
目黒くんイケメンだな。ていうか髙地くんのこと選んでるじゃん、理由詳しく聞かせて!
ラウールくん若いなぁ…眩しい。発光してる?
阿部くんは、笑顔が素敵だ。あれ、意外と背高い。でもなんかかわいい。髙地くんと仲良しなんだ…。へー、頭もいいんだ…そういえば阿部ちゃん先生って企画やってたっけ。それにしてもかわいいな。え、気象予報士なの?なにそれすごいじゃん。ちょっと待ってほんとにかわi...(エンドレス)

このときは誰推しになるか全然わかんなかったな〜(すっとぼけ)

そういった心境の変化を自覚してからというもの、Snow Manの動画を観る頻度もだんだん増えていきました。
すのちゅーぶはシリーズものが多かったり、メンバーの個性を生かした企画や、ただみんなでわちゃわちゃゲームしてる動画などもあったりして、そのバラエティーの豊富さにハマり、気付けば視聴履歴も検索履歴も関連動画もSnow Manだらけ。
素のまんまも、放送時間がバイトのシフトと被っていたので、わざわざ後日ラジコのタイムフリーで聴くほどになっていました。
そこまでいってもまだ、「自分はSnow Manのファンではない、あくまでも彼らのチャンネルの一視聴者だ」というスタンスを取り続けていた私でした。

彼らのダンスやライブパフォーマンスが素晴らしいことは、以前一度だけ観た『D.D.』のMVとダンプラから薄々勘づいていたので、他のMVやダンプラ、ましてライブ映像なんかを観てしまったら一瞬で沼の底に落ちてしまうだろうなと予感していました。
観たら絶対好きになってしまうとわかっていたから、意図的に避けていました。既に沼の入口に足を踏み入れているとも知らずに…

今思えば、"ジャニーズ"という自分にとって未知の領域に足を踏み入れることへの不安と、当時の推しグループに対しての後ろめたさのようなものが、そうさせていたのかなと思います。
あの頃の私に、複数の推しグループをそれぞれ同じ熱量で平等に応援することって難しいけど、それはそれで楽しいから、そんなに不安がることないよ!と言ってあげたい。You 早く認めて楽になっちゃいなよ、と。

沼の入口が見えてきた

そんなある日、Twitterを見ていると、Snow Manの2ndシングルのカップリング曲『君の彼氏になりたい。』の作詞をしたという方のツイートが流れてきました。
なんとその方、あの推しグループ(何度目かの登場)(もはや準レギュラー)に結成当初からずっと楽曲を提供してくださっている方。しかもその曲たちがこれまためちゃくちゃ良くて、もれなく神曲なんですよ。ご縁を感じて嬉しくなりました。
ということはハズレなわけがない。どうしても聴きたい。いや、別に "Snow Manだから"、聴くわけじゃない。"あの方の書いた曲だから"、聴きたいだけ。
そんな苦しすぎる言い訳をしつつ、無理無理無理やっぱ無理。もう我慢できませんでした。ちゃっかりラジオ初解禁のタイミングで聴きました。(このときは確かリアタイした)

聴いて納得、やはり神曲。歌詞にあの方の色が濃く出てるし、歌いこなしてるSnow Manもすげー!となりました。この曲に岩本くんが振り付けするのかぁ、どんな感じになるんだろう(ワクワク)

…ワクワク?……??………??????

あれ、おかしいな、ワクワクしちゃってますね(^_^;
この辺りから、もう沼の入口を目視できるようになってきてました。いや、もしかしたら既に半身ぐらい浸かってたのかもしれない。

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さあ、そろそろゴールが近づいてきました。いよいよクライマックスです。
もう少々お付き合いください。

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君のヲタクになりそう。

「君の彼氏になりたい。」を初めて聴いたその日から、脳内BGMはほとんどそれでした。時計を見る度に「8時9時10時11時♪」、難しい英文を読んでいると「むりむりむり やっぱむり〜♪」と、私の頭の中のSnow Manが勝手に歌い出すようになっていました(やばい)。
ラジオで定期的に流されるのを聴いているうちに、いつの間にかほとんど歌詞も覚えていて、無意識に口ずさむこともありました。
もうこれアウトですよね。完全にハマってますよね。しかし、「Snow Manにハマってるんじゃない。この曲にハマってるんだ。」という言い訳をして、頑としてそのことを認めない私。

そこにトドメをさしたのが、次の2本の動画でした。まずはこちら。

タイトルが「振り付け講座」となっていたので、これはダンス動画ではないから観ても大丈夫だろうということで、再生してみました。(基準が謎)

そしたら、、なにこれ、、、めちゃくちゃ面白いじゃん、、、!
ふっかさんってこんなに面白い人だったの?(失礼) 
あんなにお腹抱えて笑ったの久しぶりでした。多分2020年で一番笑ったと言っても過言ではありません(過言)(でもベスト10入りは確実)。

初めてSnow Manの動画を観たときに感じた身内ネタ感のようなものはまったく感じず、最初から最後までただただ楽しく観ていました。この頃には、すのちゅーぶをほとんど制覇していて、メンバーのキャラもある程度わかっていたからかもしれないけど。

ふっかさんのボケに笑い転げたり、凡ミスをした佐久間くんに詰め寄ったり、頭にタオルを巻いた岩本くんのキレキレダンスに沸いたり。9人もいるのに、誰か一人のアクションに対してみんなで反応を返していて、なんてあたたかいグループなんだ…!と感動もしました。
それと、岩本くんの振付の説明がすごくわかりやすくて感心した記憶もあります。これは普段から振付を考えてる人じゃないとできないことだなと。自分の頭の中のイメージを誰かに伝えるのってすごく難しいことなので、それができる岩本くんも、彼の中のイメージを拾って表現するメンバーたちもすごい。固い信頼関係が垣間見えて、勝手にエモエモくんになってました。
それから、動画内のテロップの秀逸さもツボでした。「絶対深澤守るMan」とか「やっぱむりだった…」とか「MC復帰」→「MC離脱」とか、YouTube側さん天才だな!とこちらも感動、もはや脱帽です。
(余談:この時の短髪目黒くん、モンチッチみたいでかわいい)

この動画を観て最も印象に残ったのはふっかさんのあのダンスだったのですが(ごめんなさい)、メンバー間の雰囲気の良さ、バラエティー能力の高さ、岩本くんの振付センス、そしてチームワーク。これでもかというほど、Snow Manの魅力に気付かされました。というより、これまで薄々気付いてはいたけど目を逸らしてきた部分に、しっかり目を向けるようになったという方が正しいかもしれません。


そして、長きに渡る戦い(勝手に戦ってたの自分だけ)に終止符を打ったのは、この動画でした。

そう、ダンス動画です。ついに手を伸ばしてしまいました…。

あれだけ頑なにダンス動画を避けていたのに、これを観るときはなんの迷いも躊躇いもありませんでした。振り付け講座でチラ見しちゃったもんだから、全体の振付が気になって仕方なかったんでしょうね。
Snow ManとYouTube側さんの策略にまんまとかかってしまったようでなんだか悔しいですが、これはお見事でしたね。ゴイゴイスー!

、、なにこれ、、振り付け講座でやってた動きと全然ちがうじゃん、、、こんなにかっこいいなんて聞いてない!!とパニックパニック。

ああもうダメだ。好きだこれ。認めます。降参です。(白旗ブンブン)

単体で見るとあんな変な動きなのに(ごめんなさい)、9人揃って動くとオシャレに見えるし、カッコよく見える不思議。何なんでしょう。岩本くんの振付のすごいところですよね。
あと、構成移動の多い振付って見てて楽しいし、間奏の音ハメもめちゃくちゃ気持ちよくて、これを考えた岩本くん本当にすごい!

初めて『D.D.』を観たときは人数の多さに圧倒され戸惑ったのですが、この曲では大人数だからこそのフォーメーションや迫力にひたすら感動しました。時計の針のところとか、もはや芸術じゃないですか。
曲も中毒性すごいけど、振付も中毒性すごい。岩本半端ないって、そんなんできひんやん普通。

それ以来、今まで避けてきたダンス動画とライブ映像を見漁る日々が始まりました。

案の定、観始めたらもう止まりません。キラキラの衣装で歓声を浴びながら歌い踊るSnow Man、練習着でバキバキに踊るSnow Man、どちらもめちゃくちゃかっこいい。アイドルってすごい。これは好きにならないわけがない。何でもっと早く観なかったんだろう。
数ヶ月に及ぶ無駄な抵抗が、いかに無駄だったのかをひしひしと感じていました。

特に、色々な意味で衝撃的だったのがこちら、紹介ラップ。

メンバーの名前とニックネームとキャラクターを知ることのできる素晴らしい一石三鳥コンテンツ!こういうの、新規ファンにはめちゃくちゃ有難いんですよね。ライブでみんなで名前叫ぶの楽しいんだろうなぁ。

衝撃ポイント①みんなラップが上手いから安心して聞ける。
歌もダンスもラップもできるなんて、この人たちって逆に何ができないの?って真剣に思いました。(この時はまだ、漢字弱いMan、不正Man、センスなし〜マン等を知らない)

衝撃ポイント②「好きだっちゃ♡」
……な?!は??!なん…え……は?!?!?!
(敢えて多くは語りません)(察してくたさい)

衝撃ポイント③コメント欄で、作詞したのがあべちゃんだと知り、ただ頭が良くて顔もスタイルもいいだけの人じゃないんだ("だけ"とは)、と驚愕。
特に「明日はNice day 佐久間大介」「いかがでしょうか 宮舘涼太」「ティラノサウルス This is ラウール」は痺れました。韻の踏み方は言わずもがな、語感といい、キャラとの親和性といい、ドンピシャすぎる。本当に天才。
あべちゃんこそ何ができないんだろうって感じ。(ボードゲーム激弱なことをまだ知らない)

後悔を繰り返して

YouTubeに上がっているライブ映像やダンス動画をあらかた観尽くしてから、そもそも、歌って踊ることがアイドルである彼らの本業なのに、それを避けるって、自分は今までなんて失礼なことをしてきたんだ…と激しく反省、後悔しました。

そして、そういえばデビューライブの生配信があるって言ってたな。これは観なきゃまた後悔する…!
と思い立ったものの、時すでに遅し。その数日前には、Snow Manにとって最初で最後のデビューライブは幕を閉じていたと知りました。

どんなに面白そうなドラマでも初回を見逃したら2話以降を観る気が失せてしまうような人間なので、Snow Manの記念すべきデビュー後初ライブを観ることができなくて、後悔に苛まれると共に、自分の中にある彼らへの熱が冷めてしまいそうになるのをうっすらと感じていました。

少し話が逸れますが、私、テレビを持っていないんです(3/30の番組は実家で観ていました)。一人暮らしで話し相手もいないから、暇なときってだいたいYouTubeかドラマの見逃し配信を観てるんです。
でもその時期は、気になっていたドラマの初回をことごとく見逃してしまっていて(見逃し配信を見逃すってどういうこと?)、YouTubeばっかり観ていました。
この数ヶ月間ですっかりSnow Manに侵食された(言い方)我がYouTubeアカウントがここぞとばかりに「Snow Manを見ろ」と彼らの動画をすすめてくるので、大人しくそれに従ってすのちゅーぶを観ていました。すると、冷めかけていた熱が、またじわじわと戻ってきました。
そのとき、簡単に抜け出せるほど浅い沼ではないと悟ったし、もはや簡単には抜け出せないほど深くハマってしまっていたんですね。

そして、この悔いが消えることはこの先ないかもしれないけど、いつまでもそれを引きずるよりも、これからの彼らを、後悔しないように応援していきたい!と、前向きに考えられるようになりました。
彼らが私を笑顔にさせてくれているように、私も彼らを支えることのできる存在になりたい、Snow Manのファンになりたい、と。
好きなアーティストはたくさんいるけど、こちらが支えたいと思ったのはSnow Manが初めてでした。
彼らが夢や目標を叶えていく姿をずっと見ていたい。

こうした紆余曲折を経て、Snow Manの沼に飛び込んだのでありました。

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これにて、私の沼落ちのお話はおしまいです。
ここまで読んでくださった方ありがとうございます。
これが2020年10月末ごろの出来事だったと思います。ここから現在(2021年8月)に至るまでも大小様々なことがあったのですが、それはまた別の機会に。


あとがき

Snow Manに限らず、推しを応援している中で、「もっと早く出会っていたかった」と思うことが多々あります。活動を始めてからある程度の歴史がある人たちだと特に。
でも、推しに出会ったり好きになったりするタイミングに早いも遅いもなくて、それぞれがそれぞれにとってベストなタイミングで、出会うべくして出会ってると思うんです。
子供のときはわからなかったワサビの良さに大人になってから気付くみたいな。久しぶりに再会した同級生が大人になっててキュンとするみたいな。(なんか違う)(いい例えが出てこない)
後に推しになるかもしれない存在に出会うのが一日でも早かったり遅かったりしてたら、もしかしたらここまで夢中にはなっていなかったかもしれない。そのときの自分の心身の状態や価値観だからこそ、そのときの推しの姿が刺さったんじゃないかなと思うのです。
それに、彼らについて今の時点で知らないことがあるということは、これからもっと彼らを知るチャンスがあるということ、もっともっと彼らを好きになれる伸び代があるということ(どポジティブ)。 新規バンザイ!

だからこそ、アーティストなんて星の数ほどいて、それらに出会うコンテンツも溢れかえっているこの時代で、"推し"と呼べる存在に巡り会えたことが奇跡だと思うし、その活動を同じ時間軸で応援できていることが本当に幸せなんです。
自分がそんな奇跡的で幸せな体験ができているのは、推しが活動を始めてくれて、今日まで続けてきてくれているおかげ。そして、その活動をずっと支えてきた先輩ファンや運営スタッフの方々のおかげ。そこへの感謝も忘れないファンでいたいな、と常々思っています。(古参が偉いとか新規がダメだとかいう訳では決してない)


結局何を言いたいか分からなくなってきてしまったので、この辺りでそろそろ終わろうと思います。

改めまして、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます!!

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