見出し画像

誰もまだみたことのない景色を

アスリートの模範

僕(フィジカルコーチ)がTWOLAPSに加入する前、TWOLAPSの練習を見学する機会があり、とあるポイント練習にお邪魔しにいきました。行ってみると、練習する新谷さんをみて衝撃を受けました。オレゴン大学時代のインターンから含めると、テニス、陸上、野球、ラグビーなど日本やアメリカで様々な競技のアスリートにお会いしてきましたが、新谷さんは類をみないアスリートです。というのも、アスリートとして競技に対して向き合う姿勢や練習中の集中力は凄まじく、新谷さんにしか到達できない域だなと感じました。トップアスリートたる気迫や緊張感が、まだ会話をしたことすらない僕にまで伝わってきました。ウエイトや補強といったいわゆるフィジカルトレーニングを僕はサポートしていますが、トレーニングでも一切妥協しません。どのエクササイズもエラーがあればそのセットをやり直し、1セット1レップまで集中するアスリートに今まで出会ったことがありません。新谷仁美という選手はまるでアスリートの模範のような選手であり、真髄だなと。

画像1

©︎︎HideakiIwakuni

インフルエンサー

世の中には周りの人を巻き込むような影響力がある方達がいます。本人はそのつもりはなくとも、自然と周りの人たちがサポートしたくなるような人。新谷さんがまさにそうです。新田さんも前回のNoteで触れていたように、練習中の新谷さんからは、圧がヒシヒシと肌を刺すような感覚で伝わってきます。本気で何かを成し遂げようとする姿に人は心を動かされ応援するのだと思います。新谷さんは、その場にいる人全員に新谷さんの空気感を伝播させ、自分の世界にする究極のインフルエンサーです。

画像6

©︎︎HideakiIwakuni

パズルの 1 ピース

僕は、フィジカルコーチとしての観点からパフォーマンスをパズルに例えることがあります。パズルは、ご存知の通り違った形をしたピースが全て組み合わさってひとつの作品が完成します。スポーツのパフォーマンスは、コーチングだけでなく心理的要因、栄養面、リカバリー(睡眠・ケア)、練習量や強度、練習の密度、ウエイト、補強などさまざまな要素(ピース)が相互作用をもたらし形成されます。競技力を上げていくということは、まるで、複雑なパズルのピースを丁寧に1つ1つはめていくようなイメージです。フィジカルコーチとして、ウエイトや補強などのトレーニングで42.195kmを走り抜く身体にすることが僕の役目です。自分の身体をつかって競技する陸上では、怪我をさせずに練習を積めるようにするために、身体を鍛えるということは重要なファクターです。自分がサポートできる部分はパズルの1ピースにしかすぎませんが、このピースを丁寧につなぐ使命を全うしたいと思います。

画像3

©︎︎HideakiIwakuni

共に成長させてくれる

【Teaching is Learning 】
【教えることは学ぶことである】

【Teaching is Learning 】という言葉があります。 日本語にすると【教えることは学ぶことである】。フィジカルコーチとして新谷さんにはトレーニングを指導していますが、それ以上に結果を残すために大事なことを新谷さんからたくさんの学びがあります。指導する側である 僕を成長させてくれる Hitomi Niya の存在は偉大です。

画像4

©︎︎HideakiIwakuni

感謝 

僕を新谷仁美のマラソン挑戦という壮大なパズルのピースに加えてくれたこと、チームメイトとして近くでこの挑戦を目の当たりにできること、僕をTeam 新谷に 快く受け入れてくれた横田さん、新谷さんへの感謝をこの場をかりてお伝えします。

画像6

©︎︎HideakiIwakuni

 このとびきりのスマイルと

(まだこのスマイルを僕はみせてもらってないので)

この挑戦の先にある

まだみたことのない景色を。

01 のコピー

©︎︎HideakiIwakuni

サムネイル / EKIDEN News  

写真 /  岩國  英昭   

文章 / 和田 俊明

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?