令和4年度長岡技術科学大学電気電子情報工学課程 編入試験体験記

志望理由

滑り止めの技科大どっちにしよっかなーってなった時、長岡は今年から電子回路が消えるってのを見て長岡にしました。あと例年だと倍率も多分豊橋より低いのかな?だからこっちにしました。

準備
数学はこれで演習しました。電気回路は学校の教科書と豊橋技科大の過去問を使いました。豊橋しか過去問の解答の公開がなかったので長岡のは解いてないですが4年分ぐらい目を通しておきました。英語はTOEICの単語帳読むぐらいしかしてないです。国語はなにもしませんでした。

受験当日の流れ

ホテルビジネスイン長岡に泊まりました。宿泊者長岡受験生ばっかでした。
試験科目が多く、1個目の国語のテストが9時スタートだったんで朝早かったです。
ヤクルトのビジターユニフォームのTシャツにYONEXのスウェットと、クソなめた格好で行きました。会場まではタクシー使いました。

試験内容(配点)

国語(100点満点)

構成は長文の読解が2つでした。ただその中に漢字の書きとりだったり送り点書くやつだったり文法的説明(品詞・活用形)の選択だったりの小問がある感じです。多分例年通りです。難易度は高専の定期テストぐらいかな?自信なかったけどまあ配点低いんで、数学と専門で取り返すべ!って感じでした。

英語(200点満点)

50分ぐらいの長い休憩を挟んで英語です。イメージとしてはTOEICのパート6.7を混ぜたようなやつのしょぼい版が4問ある感じです。一応工学部受験らしく科学に関連した内容でした。時間余ります。TOEICのスコア500もあれば余裕だと思います。

お昼休憩

数学(200点満点)

お次は数学。今年は線形代数から2問、積分が1問、確率が1問でました。
一応受験にあたって10年分ぐらいの過去問を解いたのですが、結構イージーな感じで試験前はこんなの20分ありゃ終わるべ笑ぐらいの心づもりでした。
しかし今年は違いました。2変数の広義積分の計算、行列を用いた微分方程式、最後の確率がハードでした。特に行列の微分方程式は固有値使えなかったので焦りました。確率は白紙でだしました。確率以外はなんとか埋めましたが自信はなかったです。周りの受験生からもこりゃムズいわトホホの声があがってました。

電気回路・電磁気(300点満点)

最後は専門。3時半スタートとかでかなり疲れきってました。
今年から形式変わるし電気回路どんなんだろ〜と思って一通り見たら、電力使用量から電気料金を求める問題や伝達関数、あきらかに難しそうな回路の問題が出てて慌てました。
とりあえず先に電磁気やってまえと思い電磁気から解きました。電磁気は円筒に電流や電荷を与えて磁界と電界求めて色々やる問題でした。よくあるやつです。10分ぐらいで終わりました。
急いで電気回路に取りかかりましたが設問多くてしんどかったです。2~3年の時の授業の記憶や前日チラ見した伝達関数の知識を生かしてなんとか問4以外埋められましたが、これも自信はなかったです。

試験は5時過ぎに終わりました。コロナの影響で翌日の面接はなかったです。


振り返り

合格してました。手応え的には7割ぐらい?って感じだったけどそれでもいけたのは他の受験者も苦戦したからだと思います。
正直滑り止めでなめてましたけど、今年はそこそこ難しかったです。
今年の電電情は願書送ったのが120人ぐらいで当日は減って100人前後いました。その中から40人ぐらい受かったので倍率は2.5倍ぐらいです。
電気回路選択する人は何年か分の過去問目を通してください。伝達関数は前日過去問見て出題されてたので軽く勉強しました。そのおかげで1問拾えました。僕らの高専では5年で伝達関数を習うカリキュラムでしたが、習わないとこがあれば色々本見て自習した方がいいです。今後も出ます。
滑り止めだからって余裕こいて対策怠っていたら普通に落ちてたと思います。

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