2023/08/17

全然読み終えてないし読み込めてないんですが、葛原妙子より山中智恵子の方がコントロールできない幻想の中にいる感じがする。葛原はその幻想の主として、あるいは自在に視点を変えてズームアップ/ダウンできるディレクターとして幻想に関わっているけど、山中智恵子はもうその幻想の住人として時には無力に佇むしかない、ような。本当はここに論拠となるような短歌を何首か挙げるべきなんでしょうけど、それは読み終えてからにします。とりあえず途中まで読んだ印象として。

…やはり一首くらい引こうと思ってページを捲っていたら全然そんなことない気がしてきました。私のこのイメージはどこから来たんだろう。

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