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中の人のSDGsウォッシュな話

SDGs推進委員会 委員長の細井です。

毎週末、妻は仕事があり忙しいので、
必然的に子供2人と遊んでます。

最近ミニスーパーファミコンを買いまして、ニンテンドーSwitchやプレステ5など最新のゲーム機があるなか、
子供がストリートファイター2のレトロな面白さにハマり、ひたすらヨガファイヤーや波動拳してます♪

長男は、ソニックブームが出せるようになり
下の子は技など出す気がなく、勝てば楽しいようで
技を出すのに集中してるが、結局技が出ない兄を
強パンチ&強キックでボコボコにしてます笑

さて、そんな週末に子供と一緒にご飯を作りました。

作ってる時に何気なく息子と給食の話になり、川口市の小学校では【鉄骨チラシ】がでるとのこと。
(とだわらび青年会議所ですが、私は蕨駅からすぐの川口市民なのです)

鉄骨!?
チラシ???

本業が保険代理店の私の頭の中で火災保険のTE構造を思い浮かべました笑

鉄骨ちらしとは・・・
埼玉B級グルメ王決定戦(平成20年)グランプリを受賞した『鉄骨いなり寿司』を給食用にアレンジしたもので、鉄骨は、鉄分が多い食材として桜えび・ひじき・ごまを使っているところから名前がつきました。酢飯に混ぜて食べると、鶏肉・油揚げ・炒り卵の他に大変香ばしい味がします。

【画像引用:https://www.seikatsu-guide.com/keyword/1000/11/11203/

鋳物汁(いものじる)なるものもあるそうです。

鋳物の街として知られる川口で、地域への愛着を感じてもらい、郷土学習の一環として給食にこういったメニューがあるのは面白いですね!
子供はあんまり美味しくないよと毒づいてましたが(^_^;)

ちなみに、その日に子供と一緒に作ったのは、

チンジャオロース
アボカドとトマトのサラダ
ワカメと豆腐の味噌汁
ご飯

作りながら地産地消の話などを子供にしていた時に、あることに気がつきました。

『そういえば今、作ろうとしている料理の材料たちは地産のものか?』

気になり調べてみると、、、

たけのこ(中国産)
牛肉(アメリカ産)
アボカド(メキシコ産)
乾燥ワカメ(中国産)
味噌に使われている大豆(アメリカ産)
キャノーラ油(カナダ産)


うわぁ〜、、、ほとんど外国から輸入してるものを買ってしまっている。
(ピーマンやトマトなどは埼玉県産のものでした)

SDGsとか地産地消とか子供に話してたのに、やっていることが矛盾している私。。。

習慣ってすごいですね。
買い物するときは、極力安いものを選んでしまうんですよね。

以前の記事でも書きましたが、日本の食料自給率は約40%です。

約60%の食料を輸入に頼っています。
その問題は何かわかりますか?



色々あると思いますが、すぐに思いつくことだけでも
①輸送エネルギー消費(石油)
②生産国の環境破壊に繋がる(畜産などによる過度な農地拡大、水不足など)
③生産量(輸入量)と消費量の管理が十分でないことによるフードロス
④健康への影響(遺伝子組み換え大豆・菜種油など)

とある1日のレシピを見てもある程度、このことが理解できると思います。

一人一人の消費行動で世の中は変わるんだと思います。

買い物する時には、【美味しそうかどうか】【安いかどうか】【体にいいかどうか】に加えて【地産地消か?また、環境や人権にダメージを与えるかどうか】を考えるべきだと感じました。

これを皆が、レジ袋の取組同様に習慣化させることができれば、地産地消、食料自給率の底上げに繋がるはずですよね。


ただ、、、



国産アボカドはメキシコ産の10倍以上の値段です。
(1個2000円とか)


(^_^;)


単純ではないことは分かってます。

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