見出し画像

とだわらびSDGs通信 Vol.1【株式会社ナックプランニング様】前編

戸田市・蕨市の地元企業のSDGs取組を発信する【とだわらびSDGs通信】
第1弾は株式会社ナックプランニング様にご協力いただき、藤本社長とSDGs推進担当の平井様(ウーマノミクス室)にインタビューを行いましたので、その模様をお伝えさせていただきます!

今回ご紹介する株式会社ナックプランニング様は、戸田市本町に本社を構え、関東1都3県に支店を展開するリフォーム業・ハウスメンテナンス業を営んでいらっしゃる企業です。
直接的なつながりがなくても、いぬの大工さん“とめきち”というマスコットキャラクターで市内ではご存知の方も多いかと思います。

明るい社屋に入ると、様々な認定証や表彰状に目が行きます。
『多様な働き方実践企業』、『埼玉県ウーマノミクスプロジェクト実践企業』、『イクボス宣言企業』、『健康企業宣言』、『経営革新計画』など様々なお取組をされていることがわかります。

マスコットキャラクターのとめきち

<細井>
今回SDGsのお取組についてお聞かせいただきたいのですが、その前にナックプランニングさんといえば子供にも大人気、マスコットキャラクターの“とめきち”がゆるキャラとしても有名ですよね。
最近知ったのですが、お名前の由来には『ともに、めざす、きもち、ちかづく』という意味がこめられていたんですね!

<藤本社長>
はい。でもそれは実は後からつけたんですよね(笑)
もともと飼っていたワンちゃんの名前で、生前からキャラクターはあったのですが、亡くなってからは着ぐるみとして生き返って活躍してくれています。
こういう活動をするにあたって、とめきちの由来を聞かれるようになって後からつけたんです。

子育て中のママさんを応援したい

<細井>
御社では全国的にも珍しい『ウーマノミクス室』という女性だけの部署を浦和に設置するなど先進的な経営をされていますよね。

<藤本社長>
弊社は家のリフォーム事業を行っておりまして、顧客層は幅広いのですが、戸田市は市民の方々が若く、若い世代をターゲットにした企画を考えていました。

メンテナンスにしてもリフォームにしても、対応していただくのは女性(奥様)が多いので、女性アドバイザーの存在が重要です。

そこでウーマノミクス室を立ち上げ、子育て中のママさんを応援したいと考えました。

そして子供にも喜んでもらおうと、とめきちと触れ合ってもらいながら、泣いてもぐずっても大丈夫な『ベビーカーコンサート』や子供たちによる絵画展『とめきち芸術祭』など他にも多くの地域活動を行っています。

また『楽しみながら身につく防災』を掲げ、防災の大切さを子供目線で子供たちに教える『戸田防災カーニバル(戸田防祭連合)』などのイベントを実施して、地域のためにという思いを社員一同が持って活動しています。

埼玉県SDGsパートナー登録企業(市内4社中の1社)


<細井>
全てがSDGsに繋がる活動ですよね。
そういえば藤本社長、この度『埼玉県SDGsパートナー登録企業』に認定されたそうですが、おめでとうございます!

<藤本社長>
ありがとうございます。弊社の関連企業である『株式会社とめきち』と『NPO法人共同生活推進協議会』の方も登録させていただきました。

<細井>
埼玉県全体では約24万もの企業がある中で、今回の埼玉県SDGsパートナー登録は136社が認定されました。戸田市では今回4社しかパートナー登録されていません。

<藤本社長>
え~そうなんですか!それは知らなかったです。

『つくって、壊して、建て直す』という考えをなくしたい


<細井>
ところで、SDGsに取り組もうと考えられたきっかけは何だったんですか?

<藤本社長>
今までもCSR(企業の社会的責任)とかはありましたが、CSRって分かりづらいですよね?
社員にも周知徹底させるためにはSDGsの流行に乗ったほうが良いと考えました。
そして弊社で取り組んでいる『街づくり』『清掃活動(海と日本ゴミゼロプロジェクト)』『女性活躍』『障がい者雇用』などは、SDGsの項目に全部が当てはまっていますので、私としては非常に分かりやすいなと思っています。

日本の住宅は30年で建て直しをしますが、アメリカなんかは60年~70年と違いがあります。木造住宅というのは本来もっと長く住むことができるんですね。
今までの『つくって、壊して、建て直す』という考えはなくした方がいいと思うので、リフォームをして同じ家に長く住んでもらいたいという思いでずっと会社をやっています。

ですので、『持続可能な住宅』という点において、元々SDGsの考え方は持っていました。

地域奉仕のボランティアを通じ、参加者4名が入社


<細井>
SDGsの目標の1番から17番の中で、どのゴールに取り組んでいらっしゃいますか?

<藤本社長>
ほとんど全ての項目に対して取り組んでいると言えますが、始まりのきっかけは11番(住み続けられるまちづくりを)と12番(つくる責任/つかう責任)ですね。

14番(海の豊かさを守ろう)と15番(陸の豊かさを守ろう)については、海と日本プロジェクトの一環で海ゴミゼロを目指して、定期的に荒川河川沿いや街中で清掃活動をしています。
街で捨てられたゴミは、川を汚染して、最終的に海に流れ着きます。
弊社を含む環境を考える有志5団体と、市民の方だけでなく県外からも多くの方に賛同していていただき、ご参加いただいています。

最終目的は17番(パートナーシップで目標を達成しよう)ですね。
今回もこの取材を通じて、繋がりができたわけですし、清掃活動でもボランティアに参加してくれた方々とのご縁ができますので。

うれしいことに4名の社員はこうした地域奉仕のボランティア活動での繋がりで入社してくれています。
弊社を知っていただくきっかけになりますし、学生の方が就職活動をする際にも一つの選択肢として考えてもらえるのかなと思いますね。

そういった意味で、こうした活動をすることで自分たちの経済活動にも繋がっているんですよね。

<後編へ続く>


【株式会社ナックプランニング様ホームページ 】

https://www.nackplanning.co.jp

〜街を元気に!いぬの大工さん「とめきち」が街を巡ってお店紹介〜
【とめきちチャンねる】

戸田と浦和の皆さん!
是非チャンネル登録してくださいね♪

https://youtube.com/channel/UCWpix5AJtG39ncxLK1P1_KA

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?