ベースの楽しみ方
ギタリストからベーシストに転向して数年、もはやツインテールの楽曲でギターで弾けない曲も増えてきた。
すっかりヴォーカルベースである。
生まれて初めてツインテールで歌無しでベースを弾いた。
ほとんどしゃべりの動画なのでベース動画と言われたら怪しいが。
超楽しかった。
やっている時はギャリエンクルーガーとかどうでもよかった。
家でベースを練習するのってはっきり言って楽しくない。
運指練習とか、最近はどこで使うのかは分からないがスラップの練習もしている。
毎日親指が痛い。
ギタリストとヴォーカルはライバル関係にあるが、ベースとドラムは兄弟関係にあると思う。
どちらも決してギターやヴォーカルよりも前に出ることはない日陰の存在。
しかしバンドの核であり幹であり、ここがヨレると大変なことになる。
ベースとドラムが無ければ音楽が成り立たない。
技巧に走ってリズムを狂わすのは最悪のことである。
とは言ったものの、今回やって思ったことは、もっと自在にベースを操りたいということだ。
ベースに転向したころは16ビートでリフを刻むのも苦労した。
右手の疲労が半端なかった。
今はドラムと合わせれば30分ぐらいは余裕で弾き続けられる。
それだけでも技術の向上である。
メトロノームとなら10分だってやりたくないが。
ベーシストがルート弾きしていることはバカにされる傾向があるが、リズムキープというボトムを支える仕事がいかに重要か知らなければならない。
それが完璧にできる技術のあるベーシストのみが技巧を見せてもいいのである。
我々が天寿を全うした後も残るようなリフを考えるのが僕の夢なのだが、もうひとつはベースとドラムだけでステージ上で戦うということ。
世界中にいる超絶技巧ベーシストも人間である。
ということは不可能ではない。
サポートいただければツインテールの活動がより円滑に動きます! それはつまりジャパニーズヘヴィメタルが動くということだ!