見出し画像

メタルの名曲(やっていて楽しかったやつ)

昨日のアーカイブです。

この日の配信前に個人的にとても嫌なことがあって、正直今日は止めようかと思っていた。

何かしら楽器を弾いて鍛錬はしないといけないのでギターを思い切り歪ませて自分がベーシストということを忘れて一心不乱に弾いた。

気づけば2時間ほど弾いていた。

ヘヴィメタルという音楽は血圧を下げるという記事があるが定かではない。

だが歪んだギターを弾くと迷いが晴れるのは確かなようだ。


今回はいろんなリフを弾いたが、やはり自分が好きな曲を弾くのは楽しい。

メタルを本来紹介すべきだろうが、やはりツインテールで初めてバンド感がでた曲はこれだろう。

これを聴くと高校生の自分に戻る。

学校帰りにMTVが常に流れている服屋に行って瓶コーラを片手にPVを見まくり、その足で楽器屋に行ってショーケースにあるレスポールカスタムを眺める。

オフスプリングがいなかったらツインテールはまた違った形になっていただろう。

メタルバンドになるのも、もう少し後になったかもしれない。


リフで影響を受けた曲は放送でも少し弾いたパンテラのMouth For Warだろう。

リフのアイディアがまったく浮かばないときにこれを聴いた。

スライドを入れまくるリフというのはこれが初めてだった。

ノリが良いのに破壊的、邪悪なのに聴きやすいというこの曲は衝撃だった。

本来混ざらないはずの要素がこれでもかと詰め込まれ、なおかつ高純度の調和を保っている。

見た目や音の雰囲気で嫌いになる人もいるだろうが、是非とも最後まで聴いてほしい。

最後の展開が本当に最高だから。


配信ではあまり話さなかったがブラックサバスのDie Youngも思い出深い。

比較的演奏が簡単で歌のキー的にも問題がなかったのでライヴでやることになった。

ところがこれが難しい。

全く雰囲気が出ないのだ。

よく考えるとディオの歌いまわしやトニー・アイオミのリフ感を当時の我々が出せるわけが無いのだ。

この曲をライヴでやって全然盛り上がらなかったために、この後オリジナル曲の制作にさらに力を入れるきっかけになった。


ただ曲を弾くだけならいいがライヴでやるとなると難しい曲はある。

その見極めは難しいが、とにかく自分が気に入った曲や好きすぎる曲を選ぶことが重要。

歪んだギターをかき鳴らし、目の前に10万の客が熱狂している姿を想像すれば、どんな心の病も治るだろう。

ディストーションサウンドは最高の癒しである。



サポートいただければツインテールの活動がより円滑に動きます! それはつまりジャパニーズヘヴィメタルが動くということだ!