【双子出産36w3d】 いよいよ帝王切開当日

おはようございます。入院2日目、予定帝王切開の日になりました。記録です。

朝6時、起床。夜中3時頃にも一度目が覚めて、1時間くらいテレビ見てたりはしたけど、まあまあ寝られた方かな。水分摂れるのが6時までと言われていたので、起きて少しだけお茶を飲む。洗面と歯磨き。

左側の逆子さんが、もうすぐ外界に出されるとも知らずに大暴れしていて、「ふぐッ」と息が詰まるくらいの胎動。これを感じるのもあと数時間か。どうやら全体を通して、左側さんの方が胎動激しかった気がする。出て来てからも性格違うのかなー。ちなみに左側さんが次男になる予定です。

9時過ぎ、娘とテレビ電話。「ママ、がんばってね〜。エイエイオー!」 今日は母の調子が良いそうで、夜も実家で預かるとのこと。

10時、手術前最後の心音確認。右側さんは少し心音取りづらかったけど無事確認、左側さんは「ここだよー!」的な胎動で猛アピール。一発で心音取れました。体温測定などあってから術着に着替えて、あと30分くらいで呼ばれますから待機しててね、とのこと。

旦那氏と電話、名前の最終候補について。義母(画数に超詳しい)に相談して大体決まってたんだけど、私の母から「ちょっと読みにくいんじゃない?」と言われてもう一つ候補を挙げたので、それについての話。

もう一つの候補については「悪くないけど、2文字とも左右に割れる漢字じゃない方がいいかな」という意見のよう。まぁとりあえず無事に出て来て顔見てから、考えましょう。

10時50分、歩いて手術室へ移動。ノートパソコンで受け付け後、第3手術室の手術台にのぼる。まず点滴を取るけど、この針が結構太い! 左右両方の腕にぶすっと。それから双子の心音確認。やはり右側さんの心臓がなかなか見つからない。

右向きに横になり、麻酔科の先生が背骨をぐりぐり。ここに麻酔刺しますね、と言われ、その部分を突き出すように出来るだけ丸まった体勢をとる。これ結構苦しい。痛み止めの注射をしてから、麻酔のお薬を入れる。じんわり暖かくなるような感覚があって、足がびりびり。アイスノンを肩と下半身に交互にあてて、肩の冷たさを10としたらどのくらい冷たく感じるかを確認。「足をぱたぱた出来ますか?」と言われて、ちょっと考えるけど「無理そうです。」「はい、効いてますね」と無事に麻酔の効果が出てますよ、というところで手術開始。下が見えないようにタオルと青いシートで覆われる。

執刀医の産婦人科の先生(頼りになる女性のベテラン先生と、もう一人女性)、小児科の先生お二人(若めの男性)、助産師さんお二人、看護師さんたちがそれぞれ自己紹介して、そこからしばらくお腹をぐいぐいと押される感覚が続く。多分15分から20分間くらいして、「いつ切るのかな? もしやもう切ったのかな?」と考え始めたところで、タンパク質が焦げるような匂いがして(生々しくてすみません)あ、今切ったな、と。それがなければいつ切られたかも分からないくらい。

そこからまたしばらく、お腹ぐいぐいタイム。「右側さんから出ますよー、はい、おめでとうございます!」 突然のことに驚いたような、水の中から出てきたような「ぷぐにゃぁ、ぷにゃぁ」という泣き声。あ、良かった泣いてるや。すぐさま小児科の先生が受け取り、なんらかの処置をしている。

「次、弟くん出しますー、はい! おめでとうございます」「ふんにゃあ、へにゃぁ」あこっちも泣いた、良かった良かった、とりあえず生きて出て来たみたい。はーやれやれ。右側長男さんの方が顔の横に連れて来られて、はじめまして。ようこそ世界へ! でも5秒程でまたすぐ小児科医さんのもとへ。

「弟くんの方、少し息が苦しそうなのでお手伝いしてます。NICUに連れて行きますね」と言われ、一応顔は見て少しだけ手を触り、そのまま行ってらっしゃいー。この間、自分のお腹の処置は引き続きぐいぐい。たまに何かを吸い込むような音。結構長いなあと思っていたら、「ちょっと出血多いね、輸血の準備しましょう」と、どこかに電話をかけて手配さるなど少しバタバタした雰囲気。

また出血多いのかぁ…どれくらいかな? と聞き耳を立てる。(一人目の経膣分娩では2600ml出血、輸血はしなかったけど体調回復するまでしばらくかかりました)どうやら「現在2350mlです」とのこと。前回程じゃないな、でも輸血なんだなー。

最後にお腹をくるくる押される(ちょっと痛い)ような感覚があり、そこでの処置は一旦終了ー。かなりたくさんの方々に運ばれベッドを取り囲まれつつ、手術室から産婦人科へと移動。開いてる分娩室へ入りました。生理食塩水や抗生剤などの点滴をしつつ、輸血の準備が整うのを待つ。結構待った。多分1時間以上? 4パック輸血しますね、と言われて、おそらく14時頃から輸血開始。そこから、体温測ったり血圧測ったり。脚には血栓予防のエアポンプがついてます。

途中で「お兄ちゃんの方、一旦産科の新生児室に入ったんですけど、ちょっと息苦しそうなのでNICU行きますね」との説明。何事も良きように、お任せいたします。

うつらうつらしたりしつつ、でもなんだか眠れはしない感じ。途中で携帯を取ってもらって、旦那氏や両親などにメールやら電話で連絡。小児科医の友人から返信もらったり、LINEやり取りしたりしつつ、なんだかんだで21時頃までずーっと輸血。長かった。

21時半頃、病室へ。今日からは個室らしい。色々手元に置いてもらい、携帯も充電器につなげて一安心。とにもかくにも無事に終わりました…。

23時頃までなんとなく眠れず、寝たと思ったら0時の巡回。点滴交換や子宮の戻りのチェックで目が覚める。後陣痛の痛みが少し強くなっていたので、ここで座薬を入れてもらいました。(横を向くのに一苦労、そして痛い)で、現在深夜1時半、これを書いてます。

NICUに行った双子の様子、色々話がありますがあまりに長過ぎるので、今日は割愛します。はじめての帝王切開の記録として取り急ぎアップ。

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