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私の不妊治療歴。その2

さて8ヶ月間の「臨時的任用職員」期間を終えまして、明けて2014年。この1年何してたんだっけ?と思って手帳を見返したら、なんか年明け早々落ち込んでた。以下、1月9日の日記を転載。

「昨日朝、お義母さんより電話あり、そっちの方に用事があるので(これは口実だろう)家に行ってもいいか、とのこと。急いで片付け&掃除して、ちょうどお昼時にみえたのでご飯出して。

まぁなんの話かはほぼ分かってたけど子どもの話で。喋ってる間は大丈夫だったんだけど、お送りしてから一人で過ごしてたら、なんかやたらセンシティブになっている自分を発見し、おや? と思ってたら更にまたお義母さんからの電話でダメ押しをされ、(子どもの出来やすい体位がどーとかこーとか)なんか、体位のことまで言われる自分って…チーン。という感じで落ち込んだ。で、帰ってきた旦那氏にやつあたり。」

おおぉ、こんなことあったんだっけか。全然忘れていた。嫌なことはすぐに忘れる体質に感謝。ちなみに現在、お義母さんとの関係は良好です。繊細な嫁なら上記の一件で「もう縁切る!」とかなりそうな気もするけど、この辺りの時期他にも色々割と落ち込んでいるので、その中のひとつということで…

この年は、名古屋で有名な不妊治療クリニックの初診前説明会の予約を取ろうと試みながら(しかしこれが嵐のチケット並みに取れない)自分で基礎体温を測りつつタイミングをとっていたようです。今月はいい頃にタイミングとれたかも? とちょっと期待しては、生理が来てがっくり落ち込んで、の繰り返し。で、うまくいかないしちょこちょこ旦那氏との喧嘩も入る。

でも旦那に対する愚痴を少し実母に言うと、「子どももなかなか出来ないし、結論つけるなら早い方がいいよ」とか言われるし、そもそも娘が不幸なのは一番親不孝だよな、と思うので愚痴もあんまり言えない。いや友達はいないのか、と言われそうですが、親友2人のうち1人は結婚して東京行っちゃって、もう1人はこの時妊娠中で酷いつわりに苦しんでました。そうなんです、友達あんまりいないんです。

そんな感じで結婚後3年半が過ぎ、妊活的には結構どん詰まりの感のあった2014年。そして、2015年。やっとこさ大人気病院の初診前説明会の予約が取れました。振り返ると、ここからようやく動き出せたという感じ。こう見ると、2014年無駄だったな…自己流だと不安が多くて夫婦喧嘩も増えるし。不妊で悩んでる方、出来るだけ早く病院に行きましょう。

さて、初診前説明会では、院長先生から概ねこのようなお話をされました。

・ラーメン屋と言っても味に千差万別あるように、不妊治療のクリニックも技術には雲泥の差がある。勿論うちには最先端の技術がある。

・平均寿命は延びていても、生殖に適した年齢は太古の昔から変わっていない。そもそも出産よりも子育ての方が何倍も大変。不妊治療はサクッと終わらせて、そちらに力を使うべき。

・通うからには「その日は仕事で来れません」とか絶対ダメ。とにかくうちの方針を信じて通ってくれれば、2年で結果を出す。

ということで、まぁとにかくここに賭けてみましょう! と、病畜(社畜の病院バージョン)としての生活が始まりました。

またまた長くなりましたので、続きはその3で。お読みくださりありがとうございました。

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