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ハイラル旅行日記(79日目)

これは困った。相手があまりにも強い。それだけでなく、どう相手すれば良いのかが全然わからない。

古から聳える巨木までたどり着いたものの、花は咲き乱れ美しいのだが何かがおかしい。ところどころで気の乱れが感じられる。緑と桃、水色といったコントラストの中に、赤と黒が時折見え隠れする。周りを回ったり、登ったりしているうちに、穴に転げ落ちてしまった。これは地底に向かう穴と同じ。底への直接落下はかろうじて免れたものの、この風景は明らかに出てくると思わせるもの。一体何がくるのか。

赤と黒の中から現れたのは一つ眼の手。それがどんどん迫ってくる。あれに触れると体の力が抜けていくのは、いつぞや村人が教えてくれたこと。となると、矢を射るしかない。が、矢をつがえているうちにどんどん迫られすぐに囚われてしまう。もがきにもがいて振りはらいなんとか脱出するが、体の力が入らない。すぐに回復させるには食事しかないのだが、気分が悪く食事も喉を通らない。これではジリ貧だ。手持ちの武器は両手系が多くとても振り回す体力がない。他に何かないか。手に当たったのは宝石をはめ込んだ杖。はめ込んだ宝石特有の効果が現れる。片手系なので振りも早くしかも、飛び出す火の玉がダメージを与えている。これは行けそうだ。ダメージを与えている間はこちらに迫ってくることもないので4本、5本と生えた手に目掛けて火の玉を当てることで撃退。最後の1本を倒したところで、杖は壊れてしまったが、なんとか凌ぐことができた。これで巨木も復活するかと安堵したところが、さらに別の魔物が現れた。しかも、こちらは先ほどの魔物よりも、突進が速い、攻撃が直接的。そして杖はもうない。気分の悪さと、全身の倦怠感の中、さてこれをどう凌ごうか。


ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム 徒然に。


街歩きがさらに楽しくなるものがあるといいな