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ハイラル旅行日記(81日目)
城まえに緑広がる平原がある。しかし、かつては機械仕掛けの兵が歩き回り城への道を阻んでいた。その機械も今はなく、一見平和を取り戻したかに見えるが、赤と黒に色を変えた大地には大きな穴が空いている。それは、地上と別の地下世界への入り口だ。その世界は太古からあり、ただ人々が気づかなかっただけなのか天変地異の結果現れたものなのか。
これから向かう先にある魔物の砦も平和な頃にはなかったものだ。そこにむかう討伐隊に以前参加したが、その時隊長に言われた事がある。
魔物たちは一度討伐したとしてもそれで終わりではない。月が紅く染まるとまた復活し砦がまた作られる。しかし、そのたび、討伐隊を結成し生活への脅威を取り除いていると。
魔物の復活自体を止めなければ、繰り返しすことになるがその原因も対策も見えない今、とりあえずこの対応で行くしかないと考えているそうだ。討伐メンバーは必ずしも正規兵ではないことは、各地の隊に参加して知っている。毎回必ずしも討伐できるとは限らないだろう。
それでも、砦手前で合流する事ができた隊長の、メンバーの意気は高い。
ギリギリまで息を潜め、隊長の号令をきっかけに鬨の声が上がり、またも乱戦が始まる。果たして、「復活した魔物」たちはこのことを覚えているのだろうか。それとも、以前とは別の魔物で、毎回不意打ちを受けているのだろうか。
静けさを取り戻した平原に勝鬨が上がる。隊は伝説の剣をみる事ができたとよろこび、次の砦へ足音高く進んで行った。
ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム 徒然に。
街歩きがさらに楽しくなるものがあるといいな