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【現実を錬成するシリーズ61】みんな本当の引き寄せを知らない



『みんな、本当に引き寄せているものって、
何か知ってるかい??』



(前回まではこちらから↑)


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「ハイヤーさーん。聞いてください!
今日、職場でバナナもらったんですよ!」



『バナナ?よかったじゃない。健康的だねー。』



「そうじゃないんですよ!
実は、家にバナナが3本も余っているんです。既にあるはずの物がまた増えてしまったんですよ!



『……もしかして、また何かしたね?』



「ご名答です!"ただ"で何かが"現れる"わけがないですから。実は家にあるバナナは一房もらってから
だいぶ日にちが経っていたものだったんです。それで、"残りのバナナ早く食べなきゃ!!"って3日間ぐらい、ずーと考えていたら、、、」




『うん。』




『4つ目のバナナが現れたんですよ(笑』




『あらら。』




「他にも、カフェイン過多だから、コーヒー飲まないようにしよう!!って先日決意したら…」



『うんうん。』




「コーヒーもプレゼントされたし。」



 

『うん。』




「なぜ、やめようとしたり、消費しようとしたり、既にあるものばかりがこんなに現れてくるんだー!!!
って、うっかり叫びたくなっていたんですよね。」



『うん。それね、あなたが見続けているからだね。』




「み、見続けている??」




『そう。見続けている。
なくそうとしたり、しないようにしようとしたり、
必死になって"それ"を見続けているってこと。




「!!」




『そんなに見続けていたら、どんどんこの世界に現れてくるのは必須だよ??
意識を向けているものがこの世界、具現化するんだからね。




「な、な、何ですって?
私が"なくそう"としてること自体が意識を向けたことになるんですか??」




『ほら、よくさ、ノートや日記に、イヤだった出来事とか、他人への不満を炸裂させて書くことってあるじゃない??』



「ノートに書く。って、
けっこういろんなブロガーが推奨してますからね。
こういう心理系とか、潜在意識系でも。」




『うん。そうだよね。それ自体は悪くない。だけどね、
未来を描くなら推奨するけど、ネガティヴなこと書くのはオススメしないんだよね。また同じものを引き寄せるから。




「同じものを引き寄せる??」



『そう。あの人にこんなことされてイヤだった。とか、あの人のこんな所が気になって気に障って仕方ない、とか、こんな所、あんな所、をどんどん引き寄せるだけじゃん?』




「そういや昔、今日あったネガティヴな出来事を
毎日のようにノートに書いていましたが、
やけに、"似たような人物"にばかり出会っていましたね。」



『それよ。それなのよ。
カルマがあるとか、そんな理由以前にね……
あなたがそれしか見てないからそればかり出てきてるって感じなのよ。具現化の視点からするとね。』



「へー。そうなんだ。不思議。」



『うん。反対に言えば、
人を毎日、ステキだなぁ、って言っていれば、そういう人が現れる。』




「現れる?」



『現れる。ほら、この間、初めて会った人が、
話しかけたら厳しい顔つきから突然笑顔になったとき、
この人怖そうって一瞬思ったじゃない?』



「うん。思った。作り笑い?って思って警戒したけど、
しばらく落ちついて考えたら、
色々仕事のこと聞いたら教えてくれるし、親切だよなぁ。怖い人なんじゃなくて、朝だし、たんに疲れているから厳しい顔つきになっていたのかもしれない。きっと本来は優しい人に違いない。って思い直したんですよ。



『うん。1時間ぐらいでね。』



「怖い人って初対面で決められてしまうのは
相手からしたら失礼ですからね。
そのあと、またその方と話す機会があったんですが。」




『うんうん。』



「すごく優しかったです。ずっと笑顔で色々こちらのことも聞いてくれたんですよ。社交的な感じで。
あっ、やっぱり、朝はちょっと疲れてたんだな、って
思いましたね。」



『うんうん。それも具現化だよね。
具現化なのよ。そういうのも。』



「え。これが具現化?」



『そう。小さなことのようだけど、
目の前の人が"優しい人"だと見れば、そういうところを見れば、ちゃんと相手も優しい人として登場してくれるものなんだよね。』



「そうなんだ。全部、私がってことなんですね。」




『そうだね。なんでもそう。
ないものより、あるものを見つめる。』




「あるものを見つめる??」




『そう。あると思っているものが現れるのだから……

"すでに"手に入れているもの。ほしがるよりも
すでにあるもの、もっているものに目を向けることが大切なんだよね、』




「うんうん。なるほどね〜。
お金が欲しいというなら、今お金が財布にある現実を見る。優しい人が欲しいというなら、今人に優しくしてもらえた事実を見る。
…バナナを食べなきゃなくさなきゃというのなら、
バナナは食べ終わった、ということにしてしまうって感じですね!」




『あはは。欲しくない現実には
1回1回目を向けないことが大切だね。

バナナをなくしたいなら、じーっとバナナを見てちゃいけないのよ。だまって静かに食べなさいな。
意識を向けるものと向けないものを"自分で選んでいく"ことが大切だよ。



「なるほどね〜。」




『あとはね、喜ぶ。』



「喜ぶ??」



『そう。喜ぶ。これもすごく大切なことだね。
手に入ったら喜ぶ。それが起きたら喜ぶ。

手に入っている現実に目を向けて、そして、その現実や事実に喜ぶ。それがとても大事なことなんだよね。』



「感情を乗せることが大事ってことですね。」



『そういうこと。感情が乗るから
そのことに真実味が伴う。臨場感が生まれる。より、
リアルに感じるようになる。
だからこそ、恐れずに、今あるものを存分に味わって楽しもう。どんなに小さく見えるものであったとしても、
それを大切にしていけば、必ずそっちの現実が拡大していくから。いずれはね。』


つづく。


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