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題目『かんめい』

 今宵のTwilloの冒険の題目は『かんめい』。

 「感銘」を受ける、「感銘」する、と言うと。
なんとなく。。
  見聞きした誰かの言動だったり。
 何かの出来事だったり。。
いづれにしても。
 ”外側から得た何か” に対しての反応、というイメージがあります。。

ところが。

 今宵、題目を『かんめい』とした理由は。
自分の行動に自分で「感銘」を受けた、という事を思い出したから。。

  実は。

 昨日、2月18日という日付は。
Twilloが今回の冒険に出発した日なのでした。。
 そう。
  13年前の昨日が。。
 ”冒険の1日目” だったのです。

で。

 13年前の行動と。
  自分の気持ちを。。
 思い返してみましたよ。



 その日まで、しばらくTwilloはお休み期間となっていました。
1年以上そんな状態だったかな。。
  久しぶりに保管してあった場所にTwilloに会いにいくと。
 かつて輝いていたTwilloが哀れにも。。
ボロボロになって、傾いて置かれていた。。

 悲しい気持ちと。
申し訳ない気持ちでいっぱいでしたね。。

 そこから。

 Twilloを修理に出して、再開の準備をしていたのでした。
そして。。
  13年前の昨日、2月18日。
 南千住にあった工場を出て。。
”新しい冒険” へと出発したのです。
  もちろん、手で引っ張ってね。。

 裏道をクネクネと通って。
浅草を抜けて。。
  途中の公園で綺麗に磨いてあげたりもしたな。

 上野を抜けて。。
秋葉原、神田、大手町。
 その日は結局、東京駅の近くにTwilloを眠らせました。。



その時、引っ張ている時の気分は。
  最高だった。。
 手で引っ張って感じるTwilloの重みさえ。
とにかく最高だ、と感じていた。。

 嬉しくて、嬉しくて。
  ニヤニヤ笑いながら引っ張ってたね。。


 ついにやったんだ。
自分の ”思想の冒険” に。。
  辿り着いた。



 決まった目的地も。。
落ち着ける場所も。
 向かう方向すらも。。
  何もない。

 地図も、造られた道もない未開の地へ。
また、文字通り ”裸一貫” で飛び出したんだ。。


 我ながら。
よくぞ、よくぞ、やってくれた。。
  いろいろありながらも、この冒険に漕ぎ出せた自分が。
 誇らしくさえあった。。
エッチラオッチラゆっくりと引っ張っている己の姿に。
  「感銘」を受けた。。

 もう、何の保証もないよ。
落ち着いて心休める場所もないんだ。。
  自分とTwilloを信じるしかない。

  逆に言うと。。

信じて頑張り続けるうちは。
  頑張り続ければ。。
 何が起きようとも、恐れることはない。
恐れずに。。
  冒険を愉しもう。



 『かんめい』は。
  漢字では「感銘」とも「肝銘」とも書くんだ。。
 まさに「肝銘」の字の如く。
”肝に銘じる” という事ですよ。。

13年前のこの日の。
  己の行動に自分で「感銘」を、「肝銘」を受けた。。
 
そして。

 深く、深く、”肝に銘じた” のです。



 『かんめい』という言葉を。
軽々しく使ってはいけない。。

 本当に、それに感動、感激して。
それこそ ”肝に銘じて” 。。
 
  ”生き方が変わる” くらいの事があった時に。
『かんめい』という言葉を使うとしよう。。



 何かに『かんめい』「感銘」「肝銘」を受けたとしたら。

   そこから。

    まったく新しい自分が始まっていくのですからな(ニヤリ)。。。

 



 Twilloでのワタクシのいつもの最後のセリフ。。
「ワタクシは自分では値段を決めていない。のです。。よ。。。」
適当なものを「サポート」のところに入れておいていただければ
幸いです。。。

いつものTwilloでの最後のセリフ。。 「ワタクシは自分では値段を設定していないのですよ。。。」 適当なものをここに置いていただければ。 幸いです。。。