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読書記録

マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ
古内一絵さん著


元エリートサラリーマンにして、今はド派手なドラァグクイーンのシャール。そんな彼女が夜だけ開店するお店がある。そこで提供される料理には、優しさが溶け込んでいて――。早期退職者候補になった、仕事一筋の40代キャリア女性へは「春のキャセロール」を。手料理を食べなくなった中学生男子には「金のお米パン」。仕事に夢を見られない、20代のライターには「世界で一番女王なサラダ」。そして、病を抱え、倒れてしまったシャールへ、彼女に助けられた人々が素材を持ち込み、想いを煮込めた「大晦日のアドベントスープ」。じんわりほっくり、心があたたかくなる至極の4作品を召し上がれ!

あらすじはamazonより引用

マカン・マランとは“お夜食”という意味。
人生に傷ついたり迷ったりしている人たちが導かれるようにたどり着くマカン・マラン。
シャールさんの優しい料理が彼らの心にそっと寄り添う。
言葉の一つ一つから彩りと暖かさが伝わります。
マカン・マランはまさに心の寄りどころ。こんなお店があったならと思ってしまいます。
さらに手芸好きの私は個人的にマカン・マランの別の顔も魅力的でした。
とても好きになった一冊です。



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