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ITIL ファンデーションの受験方法と勉強方法(決めること編)

2020年9月にITILファンデーション(ver.4)を受け無事に合格しました。
一般的なIT試験よりも決めることが多く、受けるまでが結構大変だったので、躓いたところをまとめました。受験予定の方は参考にしてみてください。
※2022年9月時点の情報です。ご注意ください!

ざっくりしたまとめ (すぐに結論を知りたい方むけ)

  • かけた費用…約60,000円

    • 54,230円(バウチャー割引後の試験料)

    • 5,700円(CramMedia30日パッケージ)

  • 勉強方法…以下を繰り返しやった

    • ITILファンデーションの公式本(借りた冊子&申し込みをするともらえる電子版)

    • CramMedia(予想問題集)

  • 勉強期間…2か月くらい。最後の2週間ほどは平日4時間、休日5時間くらいを勉強にあてました

  • 受験方法…試験センターを選択


決めること①Ver3かVer4か?

ITILファンデーションのテキストを探してみると黄色い本と紫の本が出てきて戸惑いました。黄色いのはVer.3、紫のはVer.4ですね。Ver.3は以前からあるやつで、それに加えて2019年からVer.4も受験ができるようになったため、両方のテキストが存在してます。どちらも受験可能です。

で、どちらを受験するかをまず決めないといけません。私はVer.4を選びました。Ver.3のほうが参考書や過去問が多いので受かりやすいかなと思ったのですが、Ver.4のほうがより自分の考え方や業務にあっていると思ったからです。(ver.3とver.4では考え方が若干異なります)

決めること②オンライン受験か試験センター受験か?

オンライン受験は自分のPCで自宅や会社などから受験します。試験センターは、お好みの試験センターで、試験センターのPCを使って受験します。オンラインのほうが1万円ほど安いです。

※どちらを選ぶかで申し込みサイトが異なります。また、どちらも随時開催ではあるものの、あらかじめ枠の中から受験時間を決める必要があるので注意。

私はオンラインで受験する気満々だったのですが、以下のような受験環境の準備が必要とのことで、結局試験センターで受験することにしました。。。
1.外部より情報を一切取得できない個室を用意できること。本、紙、ノートが周囲に無い、音が入らない、他人が立ち入らない等。
2.十分なスペックのパソコンと、途切れない高速なインターネット通信。
3.監視用カメラ(開始前室内360度チェック、試験中不正チェック用)。
4.オンライン試験用のアプリ「Examshild」のインストール。
5.携帯電話の所有(リモート試験監督官との連絡用)。
6.ウイルスソフトのアクセス制限を緩める。
7.企業内LANを使用する場合は社内のIT担当者に相談すること。

決めること③バウチャーを買って受けるか、定価で受けるか?

これも、バウチャーって何?って感じで戸惑いました。

ITILの試験はもちろん定価で受けることができますが、あらかじめ定価より2割くらい安い「バウチャーチケット」を買っておき、それで受験することもできます(バウチャー番号が発行されるので、申し込みの時にその番号を入力します。二重支払いにはなりません)

バウチャーは以下のようなサイトから購入できます。どこのサイトも金額や条件は変わらないようなので、どこでもいいと思います。

受験料が高い試験なので、私はバウチャーを使って受験しました。日本語で受験する場合、特に理由がなければバウチャーを買ったほうがいいと思います。

決めること④言語は何で受けるか?(オンラインの場合)

オンラインの場合は日本語・英語含む複数の言語で受験可能です。申し込み時をすると電子書籍をもらえるのですが、選択した言語の書籍になるので注意。(書籍は日本語、受験は英語は✕)

決めること⑤どこで受けるか?(試験センターの場合)

プロメトリックのサイトから、試験会場と開催日を調べて、いつ頃どこの会場で受けるかの目星をつけておきます。会場によって開催日が異なり、近い日程はすでに埋まってしまっていることもあります。

決めること多いですね…。でも先に決めておけば申し込みがスムーズです。申し込み編はまた次回!


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