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2024年の10個

あけましておめでとうございます。
※追記 絵は、文章のダジャレなのですが、全く突っ込んでもらえなかったので、解説を追記しました。野暮ですみません。
トップ絵:ダジャレ→寒い


失敗した2023年の100個

昨年の正月に、2023年にやりたいことを100個リストアップしました。リストは通年で更新し、年末に総まとめをしました。78%しか達成できませんでした。自分ではコントロールが利かずに、できなくなってしまったこともありました。目標の立て方と、数を見直した方が良いと思いました。100は多すぎます。10で十分です。

1 法務業務のDX化

ウォルター・クレイン《人生の橋》1884年、個人蔵

全社で契約ライフサイクルマネジメント・システムを導入することが決まりました。トライアル利用、締結済み契約書のデータの移行、マニュアルの作成、操作説明会は完了し、あとは、メンバーがアカウント開設をして、運用するばかりの状態です。起案から検討、決裁、締結、保管、締結後のアラート発信等、契約に関する全ての手続きが一元化され、ナレッジの蓄積や検索性の向上、マニュアル作業の簡略化に資するはず、と見込んでいます。

絵:誕生~死まで。ライフサイクル

2 法務ページ開設

ヤーコプ・アルト《スタジオからの眺め》1836年

ナレマネ実践により、ナレッジは蓄積されてきました。しかし、共有が不十分です。「こんな良い資料があったんですか!」と言われることがあります。会社のポータルページに、法務のウェブサイトを開設し、必要な情報にアクセスしやすいようにしたいと考えています。

絵:窓、眺め→(ウェブ)サイト

3 ニーズを汲む仕事

J.W.ウォーターハウス《ダナイデス》1903年、個人蔵

幸い、誰もバックオフィス業務をくさすようなことは言いませんし、どの部門も事業にとって必要だから存在すると思っています。とはいえ、バックオフィスは事業のために存在するので、事業側のニーズを汲んで、仕事をしたいです。昨今は、法務外の仕事をしてほしいと言われることがあります。他部門間のもめ事や、他部門が一義的に対応に当たるべきことを持ち込まれても、というところはあるのですが、「傍観して遅れたら、全体のためにならない」、「本来、あなたの仕事ではないけれど、依頼者はできないと思うから、やってあげなさい」と指摘されたことは、念頭に置きたいです。

絵:水を汲み続けてこぼし続ける。→ニーズを汲む。

4 機関法務

ハンス・バルシェック《都市の駅》1904年

タイムリーに法令通りに「やって当たり前」で、やったところで誰にも感謝も評価もされませんが、失敗すると大変なことになります。粛々と取り組みます。

絵:機関車→機関法務

5 知識向上

ルイ・ジャンモ 連作「魂の詩」より《山にて》1854年、リヨン美術館

「法務は専門性が高い」と言われることがありますが、私は無資格どころか、法学部出身ですらなく、表面を取り繕い続けて早12年経ちます。でも、「いいえ、専門性は全く関係なく、私は無資格で」という話を相手が聞きたいはずもなく、「専門性があると思って、意見を聞いているんですから、根拠のある正確な意見を言ってもらわないと困りますよ」という意味だと思っています。知識習得、アップデートも自分の責務の一つです。法務関連の知識習得の機会はふんだんに用意されているので、最大限、活用したいと思います。

絵:向上

6 金魚すくい

神坂雪佳《千草》1900年、ロサンゼルス美術館

今年こそは、何か試験に合格しないと。

絵:四角→資格

7 健康

ホアキン・ソローリャ《海岸の少年》不詳

水泳10回、フィットネス40回を目標にします。

8 読書

マイケル・アンカー《マーレン・ソフィー・オルセン》1885年、個人蔵

洋書5冊以上、日本語の本50冊以上、読みたいです。

9 イベントの企画・幹事

アンリ・ル・シダネル《提灯のあるテーブル》19世紀初頭

DX化、ナレッジ共有、法務外の仕事なども、もちろん必要ですが、プラスアルファで、何か喜んでもらえるようなことを企画します。

10 善行を積む

ウォルター・クレイン《ネプチューンの馬》1898年、個人蔵

昨年は、MSFとUNHCRに毎月寄付をしただけで終わってしまいました。困っている人に素人ができるのは、お金を出すのが唯一最大の支援だと思いますが、これでは足りないのだろうな、とは思っています。

絵:馬を積む→善行を積む

(ダジャレにめげず)今年も良い年でありますように。



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