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メローディーのない歌詞か詩

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歌詞に対する苦手意識を何とかしようと始めた、そもそも曲にするつもりなく考えた「歌詞(詩?)」です。露骨に並んだ言葉を出していくと考えると恥ずかしいものがあるのですが、まぁ、とりあ… もっと読む
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メローディーのない歌詞か詩

 私は歌詞を書くのにすごく苦手意識があります。そこで、言葉選びの練習…ってわけでもないですが、詩と歌詞の中間のようなものを書いていくことにしました。  曲を作るのは時間がかかってそんなに更新も出来ないのですが、今後はこういった歌詞につながる言葉の練習的なものもアップしていこうかなぁと思っています。…やっぱりこういう言葉を露骨に出していくのって、かなり恥ずかしかったりするんですけどね…、まぁそれも慣れかなと思って続けてみる事にします。  頑張るぞ~!(楽しい優先で😊)  そ

「紙・飛行機・雲」

「紙・飛行機・雲」 青空に一筋 飛行機雲 滑走路にして 紙飛行機とばしたら きっと世界記録 間違いなしでしょ ついでに 書いたお願い かなうと良いな  どこかのアイドルグループの歌詞に出てきそうな雰囲気ですが、まあ、風が爽やかだったのでヨシとしてくださいませ。  星空も含めてなんですが、なぜ空ってこんなに魅力的に感じるのでしょうね? 魂の行き先も空の上ですし(という事になってますし)、昔から何かしらの神秘性があったんですかね。科学が発展していろいろ解明されていって

「こだわり⇒おだまり」

「こだわり⇒おだまり」 いろいろこだわって やっているつもりだけれど 空気を大事にできなくて 失くしちゃったり 笑顔にするつもりが 逆の結果になっちゃったり おだまりなさいなって言われちゃう 気をつけなきゃね でも変わらないのは 愛だろ  言葉遊びです。はい。ローマ字で考えてます。  ・こだわり⇒KODAWARI  ・おだまり⇒ ODAMARI  ・空気⇒K  ・笑顔⇒W  ・笑顔の逆⇒M  ・変わらず残った物⇒ ODA ARI   アナグラム⇒AIDARO

「魔王と勇者」

「魔王と勇者」 今日はカボチャの馬車が来る日です それには魔王が乗っていて 物資をたくさん 調達していくのです しかし 今日カボチャの馬車に乗っていたのは 勇者でした たった今 魔王は滅びました 僕はこれから 王様に報告しに戻ります その前に 水を一杯いただきます 今日の売り上げは お水一杯 大赤字です これから魔王は 現れることはないのでしょう 魔王城前の最後のショップとして 最高級の品を揃えた私たちの店も 今日でおしまいかもしれません ~ ☆ ~ 魔王がいなく

「梅雨の日のメルヘン」

「梅雨の日のメルヘン」 梅雨ってキライだな だって 雨の日ばっかだし ジメジメするじゃない 髪だって グリんグリんしちゃうしさ でもね ぼーっと外を 眺めて気づくんだ 雨粒ひとつひとつに 犬のシッポが生えてることに いろんな種類があって 長いのや短いのや ふわふわや棒みたいのや 茶色やブチや 虹のシッポまであるんだけど そろってぶんぶん もうこれ以上ないくらい 嬉しそうに振ってるの でも地面に落ちて 雨粒が弾けると シッポも一緒に弾けちゃうんだ 何回も手のなかに 捕ま

「視線の先の」

「視線の先の」 視線の先にあるもの それは わたしだけが知っているもの わたしでさえ知らないもの それは 視線の先にあるもの 目を逸らせたら 見つけられなくなっちゃうから  最後まで目を通して頂き、どうもありがとうございました。

「あめふらし」

「あめふらし」 雲の上には何がある 仲良しふたりのあめふらし ひとりが相手を追いかけて 捕まえたのなら丸かじり おおつぶ涙で大暴れ かみなり声も出しちゃうよ 追うも逃げるも汗まみれ おかげで下は大あらし ふたりの駆けた足跡は 穴あき雲の出来あがり そのうち足場もなくなって 会えないふたりもさようなら ひとりの暇は嫌だから からだ散らせて遊びましょう 雲のあとには何がある 仲良しふたりの虹ふらし  たぶん、妖怪の「あめふらし」のほうだと思います。ウミウシ的な生

「イーカロスみたいな」

「イーカロスみたいな」 太陽のきらめきが わたしの身体を グサグサと 突き刺し焦がして 黒く消えていく 自分で望んで 選んできたことだけど まいっちゃうな まったく 太陽のきらめきが わたしの心を グサグサと 突き刺し溶かして 白く消えていく 自分で望んで 選んできたことだから 後悔は無いんだ まったく 黒い身体と 白い心が ドロドロと 混ざり散って 透明に流れていく 太陽の下で 少しだけ あのきらめきに近付けたかな わたしはそれで幸せなんだよ  詩のイメージとはだ

「未来虹色」

「未来虹色」 赤色の夕空を背に 橙色の柿の実が ワタシはココにいるぞ と主張しています 黄色の小さな ささやかな花だったのにね 黄緑色の葉がそよいで 深緑色に染まる頃 青色の星空を見上げながら 紫色の月影を臨み ゆれるゆれる 黒色の土の上で そんな少し先の景色を 想像しちゃったんだ 白色に輝いてる 太陽に目を細めながら  散歩中に柿の木の下で水分補給していて、フッと頭に湧いてきました。タイトルを「未来七色」にしようか単純に「未来色」としようか、それとも「虹

「ミンナのヒミツ」

「ミンナのヒミツ」 ミンナ ヒミツを持っている 気付いているもの 気付いていないもの それぞれなんだけど ミンナ ヒミツを持っている ひとつだけ すべての生き物が持っている ヒミツがある 誰も気付いていないんだけど それは 願い事を実現させる力 ずっと願っていると ゆっくり実現できる力を ミンナ持ってるんだけど 気付いていないものだから 途中で諦めちゃうんだよね ざんねん ざんねん そんなミンナを 神様は 空の上で ニコニコしながら見ているのです ときどき

「ボクのヒミツ」

「ボクのヒミツ」 ボクにはヒミツがある いわゆる 念動力ってやつを使えるのです 両親が嫌がるので 出来るだけ使わないように してたんだけど 子供のころ 隣のお姉さんが 二階の窓から落ちたことがあって ボクは咄嗟に 「助けた」のです でも お姉さんは それから飛ぶ練習を 始めてしまって 高い所から飛び降りるものだから ボクは気付かれないように ついて回って 「助け」続けたのでした そのうち お姉さんは もう飽きたのか 「飛ぶ」のをやめました 一安心 やっぱり この

「ワタシのヒミツ」

「ワタシのヒミツ」 ワタシにはヒミツがある 空を飛べるんだ 気付いたのは 小学生の時 はやく外で遊びたくて 二階の窓から飛び降りて いつもの ズドン という衝撃は無く ふわり というヒツジのような ユメの感覚があったのです それから一か月 フワフワと 漂えるようになりました でもなぜか ほかの人がいると 飛べないのです ウソツキな子に なってしまいました だからワタシは それから 飛ぶのをやめました でもね 今でも思うのです ワタシは飛べる ヒミツだけど オト

「私はアジフライがいい」

「私はアジフライがいい」 きのう UFOをみた そう思ったのですが それは サンマでした 空飛ぶサンマ 私は写真をとりました おいおい 困るなあ だまって写真をとるなんて 文句サンマになりました 空を飛ぶのですね と聞くと 秋でないときは 鳥として生きている 常識だぜ 翼の胸ビレを 見せつけられました これから暑い海の上で こんがり焼かれてくるそうです 秋には美味しい 焼きサンマになって 帰ってくるそうなので しょう油と大根おろし 準備して待っとけよと 言われまし

「かき」

「かき」 キミはまだ蕾だよね もうすぐ花になるのかな そしたらすぐに あおいかわいい実になって オレンジの りっぱな果実になるんだろうね 置いてけぼりの 気になっちゃうんだけど 毎年これを繰り返し 繰り返してるんだよね いいかげん嫌になって 疲れちゃいそうだけど それが命ってものなのかな  私は柿の花を見たことがありません。毎年気付くと青い小さな柿の実がついているんです。でも今年、珍しく出来たばかりの蕾を発見しまして、ここのところ、その柿の木の前を通る時には観察するよ