歴史は最強の強みだ

認知度が低い地元の名所

先日、採用ブランディングの生みの親である深澤さんを福井にお呼びして、採用ブランディングセミナーを開催させていただきました。その詳しい話はまた別でお話しさせていただこうかなと思ってるんですが、当日、セミナーが15時半からで、深澤さんはお昼前には福井に到着したんですね。
で、昼食を食べた後、ちょっと時間が空いたんです。そこで深澤さんが歴史好きだということで、私の地元も地元、福井でも生まれ育った丸岡町という街にあるお城、丸岡城を見に行ったんです。
知ってますか?丸岡城。
お城好きな方は知ってるんじゃないかと思いますが、一応ちょっと前までは日本最古の天守閣っていうお城でした。最近の調査で最古では無くなったみたいですが、代わりに今までなかった貴重な調査結果も出たらしいです。詳しくは知らないので、そのあたりは各々調べていただけたらと思います笑
で、この丸岡城、元々国宝だったんですけど、大昔の福井大震災で一度倒壊してそこから重要文化財になったんですね。それを今、もう一度国宝にしようという動きが行政も絡んで地元の有志の集まりで動いていたりします。
実際、行ってみるとすごくいいところだと思います。趣もあって、お城の周りもきれいな庭園があって整備もされてる。規模感は小さいですが、歴史を感じれる場所だと思います。地元びいきってわけではないですが、久々に訪れてみてそう感じました。ただ、残念なことにやっぱり認知度が少ないんだなとは感じます。
いろいろやってるんですよ。
「一筆啓上賞」という手紙のコンクール知ってますか?これは一時全国でも有名になってました。これは丸岡城にまつわる一通の手紙「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」という手紙からできたものです。そのほか、このお城を囲む庭園は桜の名所100選にも選ばれ花見の名所ですし、最近では定期的にマルシェとかやって徐々に恒例になりつつある。それでも連休とかは人で賑わったりするんで、認知はそれなりにあるのかと思いますが、観光名所とまではなり得てなかったりします。久々に訪れてみて感じたことは、丸岡城自体はむちゃくちゃ素晴らしいんだけど、その丸岡城がもつ歴史を活かしきれてないなと思いました。

歴史を活かす

その一つが街ですかね。
この丸岡城下に小学校が一つあるんです。その小学校は藩校で歴史が200年以上ある。私、その小学校の出身なんですけど、そんなこと知りませんでした笑
聞いていたかもしれませんが、記憶に残らない程度だったんです。ここがもったいないなぁと。
むちゃくちゃ歴史を感じられる場所なのに、その歴史を感じられるのは丸岡城とその庭園だけ。もっと城下町として周辺の町全体で何かやってもいいんじゃないかなぁと思います。それぞれは城下町のひとつとして、丸岡城にあやかった何かをしかけてたりしますが、もっと全体の街をデザインするというところから考えてみてもいいんじゃないかなと思ったりしました。
もし、丸岡城に関わる方がこれ読んでいらっしゃいましたらお声かけください笑
歴史は何事にも変えられない最強の強みなので、この歴史あるものだけに限らず、どの会社にも歴史はあると思いますので、それを最大限活かすということを考えてみるといいと思います。

というわけで今日は、歴史は最強の強みだ。というテーマでお話しさせていただきました。

ブランド・プランナー 採用ブランディング認定ディレクター 下野

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