失敗を分析して改善する

暗礁に乗り上げてしまったプロジェクト

昨日ですね、今抱えていたとあるプロジェクトが頓挫しちゃったんです。
ここの会社は本当にいい会社で、役員の方も社員の方もみなさん本当にいい人ばかりで仕事をしていて居心地良かったんです。だけど、ちょっとしたズレが(社内に)生じ頓挫しちゃった。
ぶっちゃけ、こういうズレみたいなものは組織全体で取り組んでいかなきゃいけないプロジェクトの場合、結構起きやすかったりします。だけど頓挫しちゃうまではなかなかいかないんですが、今回そうなってしまいました。
ただ、これを「そうですか〜、それは残念」で終らせてしまってはいけなくて、何故こうなったか?をしっかり分析して改善していくことが大事だなと思っています。逆に言うと、今、こういった結果になってしまったことは不幸中の幸いで、これから同じような場面を迎えた時、予め対策を打っておくことが出来ます。
“トホホ”な結果には間違いないのですが、落ち込んでいても意味が無いので、とりあえず秒速で改善する方向に舵を切っています。

分析は一つずつ、丁寧に

何がいけなかったのか?
これを一番最初のファーストコンタクトから考えていきます。
すると、この時点でもしかしたらズレは生じていたのかな、というのが見えてきました。そして、そのあとどんどんそのズレが大きくなっていることに目を瞑ってしまっている自分がいました。いや、正確にいうと、そのズレを排除して進めていこうとしている自分ですね。この動きには間違いはないんですが、プロジェクトを進めていく上でそのズレは障害でしかないので、改善される余地がないのであれば排除するしかない。だから、その時点で自分の考えは間違いではない。だけど問題なのは、そのズレの大きさの認識を見誤ってしまっていた、というところでしょうか。
おそらく、当時、この認識を見誤ることなくしっかりと把握して対策をとっておけば防げたことだろうなと思うので、他、細かい改善ポイントは多々あれど、一番の問題はどうやらここだったなというのが見えてきました。
こうやって見ていくと、改善していかなければいけないポイントがいくつか見えてきました。
これをしっかりと次に活かすために整理していきます。
状況はどうだったのか?それに対する有効な打ち手は?その効果は?負けないリスクを最小限にするための必要な要素は?
失敗は次に活かせてば失敗じゃないと思っているので、とにかく改善方法を丁寧にまとめて、次の成功につなげていくことが大事だなと思います。

というわけで今日は、失敗を分析し改善する。というテーマでお話しさせていただきました。

ブランド・プランナー 採用ブランディング認定ディレクター 下野

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