10分日記 #176 情報銀行はデータ活用社会の解決策となるのか

こんばんは

今日の記事

今日の記事は、情報銀行に関するものでした。

感想

これから企業が持っている「情報」がお金や株式のように信頼されている中央の機関によって管理される社会が実現されようとしています。

その取り組みの一例として情報銀行の存在が提案されています。


しかし、情報銀行というビジネスモデル自体が現在うまく機能するのか、ということには疑問を持っています。

なぜなら、個人の情報を外部に流出させてしまったり、その情報銀行側が不正に利用できないようにするための技術がまだまだ追いついてきていないと感じるからです。


ただ、今年の個人情報保護法の改正を受けて、個人が個人の生み出したデータの運用に関してかなり大きな権利を持つように変化してきています。

これによって、暗号化した状態で情報を扱わなければならない上に、個人がその情報の削除「忘れられる権利など」を求めた場合には対応できるようなスキームを完成させておく必要性があると感じています。


構想としてはとても面白く、技術の発展や浸透によって必ずホットになる分野であることは間違いありません。


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