見出し画像

Maschineをなんとか修理したはなし

NI社のMaschineといえばそう最高のサンプラー、リズムマシン、トラックメーカーですね。その初代MK1といえば実は問題点があります。そうUSBコネクタの不良です。USBコネクタが劣化してくると、ゆるゆるになってくるのです。つまり電源が入らなくなります。

この機種はACアダプターではなくUSBのバスパワーでしか起動しないので、使えないということになる。実際自分はメルカリの中古で購入したわけですが、最初はよかったんだけど、使っているうちに見事に症状がでましたね。さてそうするとググレカスなのですが、YOUTUBEにUSBコネクタを修理している人がいました、どうもできそうです。

コネクタ自体はUSBのBタイプの基板実装用のメスです、こう書くと難しいですがプリンターやMIDIキーボードに使われてる角ばったUSBのものです。さてAMAZONとかで探すとあったので注文、で交換作業に入るわけですが、まず裏面のネジを外しますこれが結構多いのです。これをはずすとパカリと外れるはずでしたがMIDIと例のUSBコネクタがパネルにかんでいるのでなかなかなずれませんでした。

ここをぐいっと外すと、基盤が外れます。お目当てのUSBコネクタを発見。基盤にはコネクタの両サイド2個、中心部の小さい4点が半田されてました。これをハンダで溶かして、ハンダ吸い取り器や網のやつで吸い取ります。しかしなかなか吸い取れない、もうやけくそで溶かしながら引きちぎりました。もうここは諦めてました。。で基盤の穴にハンダや端子が残っているので根性で吸い取りましたこれが結構な時間がかかる。

あまりのハンダの熱でもう基盤が焼けてもうこりゃだめだろと覚悟してなんとか穴を確保。最終的に中心部の小さい穴は溶かして針を突っ込んで除去しました。そうしてやっと両サイドの大きいあな2個、中心部の4個の端子を確保できました。そうしたら新しいコネクタをぶっさしてハンダするだけなのですが、中心部が小さくなかなかハンダが難しいです。

もうダメもとでやっちゃいました。その時点で基盤のまま、とりまUSBコネクタを繋げてみると一応一瞬画面が光ります。ん?いける?まぁもうこの時点で諦めていたのでもう元のとうりに取り付けてしまいします。さてくみ上げてPCにつなげると。。。

認識しない。。ここからはWINDOWSの話です。

デバイスマネージャーで一応MASCHINEあるのですが、ドライバが?になっていて認識できません。いやつかってたじゃん。でドライバ削除、再起動とかしてもだめ。でぐぐれかすです。

そうするとFAQでドライバをHPからインスコするといいらしいという情報が。でNI社のHPからドライバを落としてインストーるしたら無事認識してちゃんと使えました。あんだけ適当にハンダとかしてたからもうMK3でも買うかーと思っていましたが使えてほんとラッキーでした。

一応電子機器作業とかハンダはできるのですがかなり難易度が高かった。時間的に作業から4時間くらいかかるし、保証はもちろんありません電気的なことなので自己責任になります。ハンダの作業はかなり難易度が高いのでお勧めしません。

ただ基盤は熱に耐久性があるので無茶しても意外と大丈夫です。もちろんMK2からはここの部分は改善されてオレンジのUSBコネクタになっているのでもしMaschineの中古を買うならMK1は買わない、買うとしてもMK2以降のUSBコネクタがオレンジのやつを買いましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?