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入社1年目女性社員が正直レビュー「映像業界の女性の働き方」
1年目社員の河内雅実(かわうち まさみ)です。テレビ朝日映像noteでは女性初投稿!よろしくお願いします。
少し自己紹介をさせてください!
【自己紹介】
・河内 雅実
・1999年生まれ 23歳
・無類のE.T.好き 自分と同じぐらい(148cm)のE.T.が家にいることが自慢
・大学は服飾学校で主に舞台衣装について勉強
「え?どうして服飾から映像業界に?」
と思った方!入社してからも幾度となく質問されました。
元々母の趣味が服作りで私が小学校の頃着ていた服はほとんど母が作ってくれたものでした。そんな特殊な環境で育ったので自然に服が好きになり、服飾の大学に通いました。大学では主に舞台衣装のデザインや制作を頑張っていました!
そして服と同じく好きなものが、テレビ・YouTube・映画!寝ている時間以外はご飯を食べていても、お風呂に入っていても、なにかしら映像見て過ごしていました。
そんな服好きで映像好きな私だからこそ、出来た経験があります。大学3年次に自分のデザイン案が評価され、リーダーとして10体も制作したファッションショーです。
その衣装をデザイン出来たきっかけとなったのが大好きな番組の「クレイジージャーニー」でした。番組内で映っていたアフリカ民族を見てその衣装の個性に衝撃を受け、民族衣装の要素を詰め込んだ衣装をデザインしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1677043930192-Hxis6pulIY.jpg?width=1200)
そんな経緯で出来上がったデザイン案が評価され、ショーに衣装を出させてもらい、物を作るのって本当に面白いなと思えた経験をすることができました。
この経験を通して、新しい興味や発見を与えることができる映像の可能性にワクワクし、「自分が面白いと思ったことを多くの人に伝えたい」と映像業界に入ることを目指し、そんな中でもテレビやYouTubeなど幅広く制作しているテレビ朝日映像最高じゃん!と思い志望しました。
表現方法として映像を選びましたが、服好きは変わらないので、ファッションの知識と掛け合わせた企画することが目標のひとつです!
そんな私が今日伝えたいのは「1年目社員が正直レビュー!映像業界って女性は働きやすいの?」です!
4月から新しく社会人としてこの業界に入り、日々の業務に慣れることで精一杯で、「女性の働き方」について深く考える機会がありませんでしたが、
入社約1年で感じたことを素直に書いてみようと思います。
私が入社するまでに思っていた業界のイメージは「ザ・男社会」。
ごりごりにしごかれるのを想像していましたが、意外だったのが女性のADさんも結構多いことでした。実際私の同期も女性の方が多いです。しかし女性が多くても、悩みがゼロというわけではありません!
例えば、「メイク問題」
収録前の忙しい時には、泊まり勤務になることもあります。そんな時、肌荒れが気になって洗顔もしたいしメイク直しもしたい…!だけど行くタイミングもなければ、場所もトイレしかない。そもそもシンプルにすっぴんを見せたくない…!
普通の女子ならヘコたれてしまいそうな局面でも、頑張らないといけない時があるのが映像制作業界です。
他にも生理休暇制度はあるものの、男性上司には言いにくいな…とか、制作面でも女性目線で作った企画が、男性上司には響いていないのかな…?とか働く上での男女差を意識することはやはりありますね。
そして、現場のADさんやAPさんは女性も多いですが、ディレクターやプロデューサーになるとやはり少ないのが現状です。
それは女性が結婚や出産・育児などライフステージの変化が大きく、これまでは働き続けることが難しかったからだと思います。私も将来のライフステージの変化に合わせて働き続けられるのかな?と不安に思うこともあります。
ただ!冒頭に書いた通り私の同期は女性の方が多いですし、会社としても、ディレクターやプロデューサーになっても働き続ける女性を増やしたい!という機運は高まっていると感じます!(たぶん)
そして、「女性だからこそ活躍できる仕事」もあるんです!
入社1年目でまだロケ経験の浅い私ですら、経験したことがあります。
直売所に出品する農家の方々に話を聞くロケがあったのですが、キーパーソンだった農家のおじさんを3日間男性ディレクターが交渉しても取材NGでした。
そんな中、4日目に私も初めてその直売所ロケに同行させてもらいました。
相当頑固と聞いていたのでビビってましたが。とにかくでかい声で野菜を褒める作戦でいくと、意外にもおじさんは気さくに話してくれました!
その流れでカメラも回しちゃえ! 思い切ってカメラを向けても話し続けてくれたおじさん。なんと次の日には畑や作業所も連れてってくださるぐらい仲良くなれました。もちろんディレクターも一緒にお邪魔させて頂いているので怪しさはないですよ(笑)
身長148cmで新入社員の溢れる一生懸命さに「答えてやるか〜」と思ってくれたのかなと。
このロケに関わらず、女性が聞いた方が取材対象者の気持ちを引き出せる場合もあると思います!
入社して約一年、悩みや将来の不安もありますが、影響力が大きな仕事にやりがいがあり毎日刺激的で本当に楽しいんです!だからこそ長くこの仕事をやっていたいなと思います。
最近はテレワークをする機会が徐々に増え、職場環境の整備が進んでいる番組も出てきていると聞きます。
会社に出勤しなくても家庭で仕事ができるなど柔軟な働き方ができれば、女性もワークライフバランスをとりながら働き続けることができると思いますし、今後私自身も男女問わず働きやすい環境作りに貢献していけるように、努力していきたいです。
最後まで見ていただきありがとうございました!
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