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バックナンバーはこちら <文・太田光> ヒーロー 日本から遠く離れた国に誰にも見つからない一軒の家があった。 閉めきった暗い部屋の中、一人の男がスマートフォンに言葉を打ち込んでいる。 テレビでは日本の国のニュースが映っている。連続窃盗団の話題だ。画面によく知る男達の顔写真が映し出される。 「指南役はこの他にも複数人いると見られ、黒幕の存在が指摘されていますが、今どこにいるのかは、わかっていません」 「ふん!……わかってたまるか」 男が呟く。 大丈夫だ。蓄えはじゅうぶ
TV Bros.が展開するWebマガジン「TV Bros. note版」。独自の目線でカルチャーを紹介する”ブロスっぽさ”もそのままに、ネットメディア界の泡沫である編集部一同が、力を合わせてWebのすみっこを独占すべく日々奮闘しております。今回は、これまでにアップした記事をプレイバック! 2023年2月分をお届けしま〜す! 目線のやり場に困ってます【2023年2月号 風間俊介 連載】『ダンスはうまく踊れない』モニターを見るべきか、モニター上のカメラを見るべきか。困りますよ
今回ご紹介するYouTubeチャンネルは『六丸の工房』。映画はもちろんのこと、真面目なTVドキュメンタリーや国際会議などに言葉巧みなアフレコをつけ、人気を博しているこちらのチャンネルの魅力について語っていただきます。 取材・構成/渡辺麻紀 撮影/ツダヒロキ 連載バックナンバーはこちら <新刊情報> 加筆&楽しい挿絵をプラスして待望の書籍化! 『押井守のサブぃカルチャー70年』が発売中! 当連載がついに書籍化しました。昭和の白黒テレビから令和のYouTubeまで、押井
バックナンバーはこちら 1月15日にスタートした小倉競馬も、今週末、2月25、26日で一旦終了です。約1ヶ月半の小倉滞在…朝の調教に乗る回数は美浦にいるときより多いくらいですが、移動がない分だけ体への疲労度は少ないし、コロナ禍ということもあって、街に出ることもほぼなく、頭の中は競馬で埋め尽くされていたような気がしています。 ここまでの成績は、40鞍に騎乗して、1着1回、2着3回、3着4回。「あそこの判断は間違いだったね」「位置取りが悪いよ」…などなど厳しい叱咤激励の中にも、
やることが色々ありすぎて大変な中40分程度で書きました いや~~~ん!!! 忙しすぎて脳が浮腫んじゃってるぅ~~~!!! 誰か~~~!!! 氷嚢かセイウチの睾丸かどちらか持ってきて~~~!!! 何に効くかはわかんないけど~~~!!! なんかあったらいいなと思ったんで~~~!!! ハァッ、ハァッ、ああああ~~んもう心神喪失状態真っ盛り!!! このままほっておくとオリジナルのトーテムポールを作成して脂汗を垂らし必死な形相で手近な小学校に寄贈しないとも限らない! そんなことされたっ
読みましたか! みんな大好きビッグ錠先生の新作『怪盗くいしん坊』! 刑務所を出所した主人公・コングが、強盗を働くために忍び込んだ家で作る料理と人情ドラマ……そう、なんとこの作品、怪盗じゃなく強盗! ビッグ錠 『怪盗くいしん坊』(ぶんか社) 「怪盗」要素については、華麗に盗んでいったのは、強盗に入られた家の住人の心です! みたいなところに全力投入して「怪盗」と「強盗」の境目を限りなく曖昧にしております。 特に第6話の「お粥」の回が最高で、富豪のおじいちゃんのが今際の際に「
バックナンバーはこちら まこりんから最後のラブレター♡戸田真琴フォトブックMakolin is発売♡ 「愛が何なのかわからない」という類のセリフが、フィクションや現実にて囁かれるとき、私は大概懐疑的な感情を跳ね返すことになる。 簡単に言うな、と思うからだ。愛ってなんなんですかねえ。とか、愛なんてどうせ無いとか、そんな生ぬるいことを言っていいほどお前はそれについて真剣に考え尽くしたのか? 全ての可能性の扉を見て回ったか? 諦めや悲観に脚を取られて思考をサボる暇なんかある
夢があるのは普通のこと?ヒャダ 久保さん、「イワクラと吉住の番組」ではずいぶん気を吐いているように見えましたよ。久しぶりに「久保ミツロウ大暴れ」という感じがしました。 能町 あれは完全に大暴れでしたよ。 久保 でもあれは結果的にそうなっただけで、「力入れて暴れるぞ」と意識してたわけじゃないんだよ。 能町 「力入れて暴れるぞ」と意識しなくても、あれができるのはすごいですよ。 ──出演したのが久保さんと能町さんだけで、場を仕切るヒャダインさんがいなかったから、収録が1時間
男岩井はPARCO劇場で上演する「おとこたち」の稽古の真っ只中でございます。稽古は全7週間ほどで、現在3週間を過ぎたあたり。「まだあと1ヶ月も残ってるのにこの段階ですよ奥様!」と喜びの叫びをあげたい日々である。 まあ毎日毎日の稽古が充実している。日本ミュージカル界のお宝、吉原光夫さん、橋本さとしさん、大原櫻子さんを始め、デカめの岩井作品では必ず前説をやってもらわなければならないユースケ・サンタマリアさん、そして「いきなり本読み!」でも異常なストイックさとぶっ壊れキャラクター
2月後半、最高にツイているのは水瓶座と魚座のあなた。何でも上向き、そして前進できるので、このエネルギーに満ちた「気」をうまく利用しよう。蟹座の運気も徐々に上がってきていますよ! 2/15(水)から 2/28(火)の運勢はこちら! 牡羊座(3/21〜4/19)
今回は、ここ最近気に入っているという台湾のチャンネルをご紹介いただきます。どれも台湾の街の道路事情を紹介しているようなのですが、どのあたりが押井さんの心をつかんだのでしょうか……? 「東京的現実に生きている人には、ぜひとも見てもらいたい」と語る押井さんに、その魅力を伺いました。 取材・構成/渡辺麻紀 撮影/ツダヒロキ 連載バックナンバーはこちら <新刊情報> 加筆&楽しい挿絵をプラスして待望の書籍化! 『押井守のサブぃカルチャー70年』が発売中! 当連載がついに書籍化
<傷なめクラブ部員募集中!>悩みを送ればアナタも部員! 相談したい悩みと、ペンネーム・年齢・職業・性別を明記の上、テレビブロス公式TwitterのDMへ、またはkizuname@hotmail.comもしくは〒104-8015 東京ニュース通信社 テレビブロス「傷なめ」係へお送りください <今月のお悩み> 人のささいな言い間違いや、読み間違えが気になってしょうがない性格です。「アボカド」を「アボガド」と言うとか、「施策」("しさく”が正解なのに、”せさく”と言う人がかなり
城をつくった。 小さくてもなんでもいいから、それをつくってみたら、魂が守られる気がした。 多分、生きているこの社会では、私がすごく汚れていて、頭がおかしいように見られるけれど、私から見たらどうしたって逆なのだから仕方ない。 同じ誰かに届けばいいなと歌っていたら少しだけ有名になった。途端に、「おなじ誰かに」を強く思うことそのものは、差別意識だとか、権威主義だとかとごちゃまぜにされて語られた。 人に寄り添うという優しさを、倫理観を持ったまま達成できると思っている人間は甘い。
元々、自ら映画監督を名乗ることは無いが、さすがに5年も映画を撮っていないと、肩書きからその看板を下ろしたくもなる。変わらず映画を観るのは大好きだが、映画を撮る・作るということに対して、すっかり熱情が冷めてしまっているのもまた事実。ありがたくも、時折映画会社のプロデューサーから企画をいただくのだが、その企画書や原作を読んでも「まあ、オレが撮らなくてもいいか……」と、数日後には断りの連絡を入れてしまう。 では、お前はもう一生映画を撮る気はないのか?と聞かれれば、そんなことはなく