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TV Bros.note版

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2022年11月の記事一覧

TV Bros. note版、2022年11月号の見どころ

TV Bros.が展開するWebマガジン「TV Bros. note版」。独自の目線でカルチャーを紹介する”ブロスっぽさ”もそのままに、ネットメディア界の泡沫である編集部一同が、力を合わせてWebのすみっこを独占すべく日々奮闘しております。今回は、これまでにアップした記事をプレイバック!  2022年11月分をお届けしま〜す! 人生史上一番美味いカレー屋【岩井秀人 連載 11月号】12月24日・12月25日に開催される”初見の台本読み合わせライブ”「いきなり本読み!」のほか

【2022年11月号 爆笑問題 連載】『母』『浅野拓磨の神』天下御免の向こう見ず

バックナンバーはこちら <文・太田光> 母「ケケケケ」  部屋の中でヘンテコリンな声がした。 「え?」  少女が声のした方を向くとそこには奇っ怪な白い小さな動物がいた。耳が長くてウサギのようだが、顔は完全にネコのウサギネコだ。 「誰?」  少女は不思議そうに聞く。 「ケケケ、見ればわかるニャ。俺はウサギだニャ」 「ウサギ? ネコじゃなくて?」 「失礼ニャ!」  ウサギネコは憤慨した。 「どう見たってウサギだニャ! バカにするニャ!」  少女は戸惑った。 「……ウサギ?……で

押井守のサブぃカルチャー70年「YouTubeの巻 その19」 【2022年11月号 押井守 連載第54回】

前回に引き続き『絶望ライン工ch』についてです。押井さんが“メタにメタをかぶせちゃってる”と語る、Vチューバー・絶望ライン工ちゃんのお話から、リアルで現実的なだけに、逆に懐疑的になってしまうという日常系YouTubeチャンネルについて語って頂きました。 取材・構成/渡辺麻紀 連載バックナンバーはこちら <新刊情報> 加筆&楽しい挿絵をプラスして待望の書籍化! 『押井守のサブぃカルチャー70年』が発売中!当連載がついに書籍化しました。昭和の白黒テレビから令和のYouTube

自分で自分を褒めるその時が来るまで【藤田菜七子 2022年11月号 連載】

バックナンバーはこちら 競馬にかぎらず、野球、サッカー、バスケット、バレー…あらゆる勝負ごとにおいて、『勝つことがなによりの薬』と言われていますが、この1ヶ月で3つの勝ち星を挙げることが出来た今、「うん、確かにそうだ」と、うなずいてしまう私がいます(笑)。 スタートは、10月23日、新潟の最終12R芝1000mのレースでした。 「千直は外枠が断然有利。外枠が欲しい」。 そんな願いが競馬の神様に通じたのかもしれません。私とディアナグランが引き当てたのは大外15番。馬が左にも

【11月号】掟ポルシェ連載「大切な思い出がツバまみれ2」

ついに解禁!  ボ、ボ、ボジョレーヌーボー、解禁ですぞ~! テンション上がっちゃううぅん! つってもボジョレーヌーボー自体はゲロ酸っぱくてヌルっとしててマズいですもんね? 全然飲む気しねーんですが、やっぱ「解禁」って言葉聞くとたまらずブチアガっちゃうじゃない? で、俺がいっちゃん好きな解禁はヘア解禁! 宮沢りえ写真集『サンタフェ』出版以来、それまで出版物にインの方のモウは出てちゃダメだぞ! ってなってたのがなんかなし崩しに解禁になりました! もうあん時やった~~~~! つって

第30回 屁理屈、揚げ足取り、開き直り、それは闇の合気!

かつてこの世は「混沌」だった。そこから陰と陽の気が分離して世界が形成されたときに、陽の気は人間となり、そして下に溜まった陰の「大声の屁理屈で開き直られたのに勢いで丸め込まれてしまった」とか「一方的にルールを押し付けられた2択の中で、自分なりにマシな方を選んでしまった」とかのモヤモヤを自分で自分が許せなくて数日後に発狂しそうになる気が『ゴクシンカ』となった。 ピエール手塚 『ゴクシンカ(1)』(KADOKAWA)※コミックビームで連載中 ということで読みましたか『ゴクシンカ

秋ドラマと、中身のある箱【戸田真琴 2022年11月号連載】『肯定のフィロソフィー』

バックナンバーはこちら 「たくさん見なきゃ皆が面白いと思える映画は作れないから」と、『さよなら絵梨』の絵梨は言う。それは、たくさん見れば皆が面白いと思う映画が作れる、の意味ではない。何かを作るための使命を持っていないにも関わらず「作家」という名の何者かになりたくて、たくさん作品を見てそれっぽい何かを作って成功している人も山程いるけれど、その映える箱の中身に何も入っていないことは、見る人が見れば普通にバレる。異常なまでに面白いのに世間的評価がまったく追いつかない作品はやまほど

人生史上一番美味いカレー屋【岩井秀人 連載 11月号】

「阿修羅のごとく」が終わり、1ヶ月が過ぎた。あっという間である。 長きにわたる「阿修羅」をお尻に爆弾作りながらもなんとか乗り越えた自分へのご褒美に、「コアラマットレス」を買った。あ、ニトリで収納付きのベッドも買った。この二つは素晴らしい買い物であった。ニトリはベッド下に大量の収納ができるもので、このお陰で部屋が片付いた。そしてコアラ導入によって、平均睡眠時間が2時間ほど増えた。なかなか眠れない上に、5時間ほどで起きてしまって、まだ眠い ……が続いていた身としては、ありがたす

【毎月1日と15日は星占いの日!】11/15~11/30の運勢 【ありえ~る・ろどんのWebでも星に聞いてくれ!】

11月後半、最高にツイているのは蟹座のあなた! サプライズ的なラッキーに恵まれそう。仕事運も金運も上昇。欲しいものを手に入れるなら今だ! 射手座のあなたも努力が認められて満足できそうな2週間に。 11/15(火)から 11/30(水)の運勢はこちら!

押井守のサブぃカルチャー70年「YouTubeの巻 その18」 【2022年11月号 押井守 連載第53回】

今回押井さんに紹介していただくのは、非正規社員としてライン工場で働いているという、40歳、独身男性のチャンネル『絶望ライン工ch』。センスの光る言葉選び、ナレーションの声、プロっぽい映像、そして現実と虚構の曖昧さなど、押井さんを夢中にさせる要素がたくさん詰まっているようです。 取材・構成/渡辺麻紀 撮影/ツダヒロキ 連載バックナンバーはこちら <新刊情報> 加筆&楽しい挿絵をプラスして待望の書籍化! 『押井守のサブぃカルチャー70年』が発売中! 当連載がついに書籍化し

【11月号 大森靖子 連載】『大森靖子の超一方的完全勝利』

 悲鳴とかやるせなさとか、一番近しい人なんて確実にわかってはくれないこと、どうしようもないことを歌にして、自分が歌うだけならまだしも、それを表現する女の子を増やすようなことをしていて、感情を歌にすることは、感情を歌にする側にとってはそんな聞こえのいいような現象ではない。自分すぎて気持ち悪いものを自分から引っ剥がして、他人に見える場所にさも高尚であるかのように、高い純度であればあるほどそれは生々しさ、まだ生まれたばかりであったり、例えば子宮にこびりついていた内膜の血液のように、

完璧な対処方法が通じない苦手な相手との距離を離す方法【2022年11月光浦靖子連載「傷なめクラブ」】

<今月のお悩み> 職場に苦手な人がいます。良い年なのでそれなりの処世術を身につけているつもりです。愛想笑いでスルーする、目を合わせない、トイレや廊下で出くわしそうになったらすみやかに退避する、などを駆使しても、しつこく話しかけてきたりします。急ぎの仕事がある風を装っても、まるで彼女には通用せず、自分の話したいこと(主に愚痴)を一方的に吐き出すだけ吐いて去っていきます。よい防御策はありますか?(かなこ・36歳・会社員・女) <お答え> 人と離れたい時は、相手から離れてもら

「休みの間、何してた?」【2022年11月号 Perfume 連載】『たちまち、語リンピックせん?』

全国9都市を巡るアリーナツアー「Perfume 9th Tour 2022 “PLASMA”」 も、いよいよ11/5、6の北海道公演でファイナル! 今回は宮城公演から埼玉公演の間にいただいたという3人のお休み期間の過ごし方をお届けします。溢れんばかりの広島愛。そして宮古島で起きた奇跡。まずはその序章として、のっちさんがイチオシの広島のお土産について語った『生存確認レポート のっち、生きてます!』からどうぞ。かしゆかさんの今クール視聴中のドラマの話題、あ〜ちゃんがスタジオMCを

連絡ツール、何使ってます?【2022年11月号 風間俊介 連載】『ダンスはうまく踊れない』

連載バックナンバーはこちら 皆さんは、知人との連絡、どうしてます? うん、余りにも質問が漠然としていますね。 連絡ツールって、何使ってます? 先日、「最近の若い人は、SNSで日常の連絡もしている」と聞きました。もうスマートフォンの連絡アプリも、ましてや電話番号など聞かないのだと。もう本気か! と。潰しにかかっているのかい? と。 今まで、自己表現のツールとしてSNSがあると認識していたので、「まぁ、僕はいいやぁ」と思っていたのですが、連絡ツールとなると話は別です。