見出し画像

2022年振り返り

今年もお疲れ様でした😌
自分にそんな気持ちを込めて振り返りをnoteに書きます。

2022年の3つの大きなできごと!

1.SHEアワード

なんと言っても外せない、SHE BEFORE AFTER AWARD(  #SHEアワード )から。
「一人一人が自分にしかない価値を発揮し、熱狂して生きる世の中を作る」というビジョンを掲げるSHE株式会社の年に1度の祭典。
「SHE is NO ONE. だからこそ、何にでもなれる」をコンセプトに今年度、最も誰かを勇気づけた挑戦者を決める祭典です。

この経験から3つのことを学びました。

・地方が私のアイデンティティだと気づく

ずっと地方が嫌いでした。でも #シーライクス に入会して自分が変わったことで見えていなかった地方の魅力が見えてきました。
とても豊かな場所なんだと気づけたのはSHEアワードで自分と向き合ったからです。

・自分が何かを受け取る側から渡す側になっていることに気づいた

画面の向こうの世界は私の世界ではない、ロールモデルに憧れる。
そんな生活をしていたはずなのに、気づいたらSHEアワードに出ていて、気づいたら画面の向こう側の人たちと肩を並べて仕事をしていた。
そして、今はうずくまっている人のそばに行ってただじっと横にいて、きっかけを渡したい。そんな思いでいます。
いつの間にステージが上がっていたのかわからないですが、この時気づくことができたから2022年新しい勇気で切り拓けました。

・人に説明できる実績は重要

いっぽさんが最後の一人に選ばれたことで学んだことです。
いっぽさんのプレゼンでは私のプレゼンにはなかった実績が盛り込まれていました。
人に説明できる実績は重要。そう強く思った出来事でした。

2.PMDDによって体調を崩して、仕事が滞る

昨年結婚したことを機に子供のことを考え一旦低容量ピルをやめてみることに。元々PMDD(月経前不快気分障害(Premenstrual Dysphoric Disorder))の私には、日常の中に低容量ピルがあることが普通でした。
25歳ぐらいの時に生理がどんどん重くなって、気分も落ち込み、生理前は必ず鬱状態に。そんな時に受診した婦人科でPMDDであることを教えてもらってそこからずっと飲んでいました。

しかし、結婚したのもあり『なんとなく』子供のことも考えないとな〜と思ってとりあえずやめてみることに。
1月、2月、3月、、、、と月が進むにつれて生理前体調が悪くなる&鬱状態が現れてきました。
そして7月。鬱状態がほぼ毎日になり、文字が理解できなくなりました。
仕事もほとんど滞って、何をしているんだろう。私に価値がないと追い詰められていきました。本業の方も滞っていたもののズルズルやってしまって、休もうと決意するまで時間がかかりました。

大きい副業として、ライトリーとTUMMYに関わらせてもらっていたのですが2つともストップ。
突然連絡が途絶えてしまって、(しかも重要な時に)今思い出しても申し訳なさと迷惑をかけてしまったという罪悪感があります。

でも2つのチームとも「今は休む時期」と突然の休みを受け入れてくれました。とてもありがたかった。

この経験が私の心に「元気になりたい」という気持ちを起こしてくれて、ようやく8月近所の婦人科へ。

この間夫にもたくさん支えてもらいました。毎日「病院に行こう」と言ってくれたり、家事をしてくれたり、ありがとう。

婦人科に行って低用量ピルをもらってしばらく様子を見ていましたが、鬱状態は改善したものの抜けきっていない感触がありました。
元々婦人科の先生には初診の時にお伝えしていましたが、とりあえずは様子を見ようと言われていました。その後再度受診し、安定剤をもらうことに。(2週間程度の安定剤なら婦人科でも出してもらえるそうなので、もしお困りの方がいたら相談してみてはいかがでしょう?)
しばらく飲んでいましたが、低容量ピルも効いてきたので先生に「お守りとして渡すから大丈夫そうだったら飲まないで」と言われて、今に至ります。
今はすっかり低容量ピルの効果が出て生理前鬱状態になることもなく元気になりました。
この経験から学んだことは次の通りです。

・体が資本

昔から知ってはいましたが、今回とても思いました。体がいうことを聞いてくれないと何もできない。
現在漢方や体に良い習慣を勉強しているので来年はもっと労りたいと思っています。

・自分の体調を受け入れることができた

元々私の体があまり丈夫でないことは知っていました。でも「隣のあの人ができるから」「みんなも頑張っているから」と自分の体調を受け入れることができませんでした。
薄々、このままでは行けないとちかちゃんのご友人のyukaさんという方のセルフケアサポートと季節のハーブティー販売のサービスを申し込んでいました。
月に1回お話しして、自分に合ったハーブティーを用意してくれるサービスです。
yukaさんから今年もらった言葉があります。
「30代になって疲れやすくなったなどは老化ではなく、素直に自分の体の声を聞ける年代になったということ」
この言葉を1月にもらってずっと噛み締めていたもののなかなか受け入れることができませんでした。
でも、年末になり体が資本と再度気づいたことで自分で自分の体調を受け入れることができるようになった気がします。

・自己開示ができるようになった

体調とは関係ない、と思われるかもしれませんが私にとっては関わりがあります。いつもチームの中で「私の体調よりチームのスケジュール」「私の感情よりみんなの感情」と自分を後回ししてしまいます。
でも今回のことがきっかけで、例えばもっと前から最近体調が悪いやPMDDがあるということを開示していたらこんなにもチームに迷惑をかけずに済んだのではという思いがあります。
明奈さんが講演で「私は相手がいる時、相手にも自分のことを知って欲しいし、私も相手のことを知りたい。だから私は自分から自己開示していく。」言っていました。これを聞いた時、私は求めてばかりだったとようやく気づきました。
だから、来年からはしっかり自分を開いていこう。そう思いました。

・一人で決めなくてもいいこともある

これは夫から学んだことです。
子供について『なんとなく』で私が突っ走って、低容量ピルをやめたことで体調が悪くなりました。
夫はなんで言わなかったの?と言ってくれて、「あ、そっか、相談していなかった。勝手に私の体調のことだから相談してもな…と決めつけてしまっていた」ということに気づきました。
ここからそうか、無理に一人で決めなくてもいいんだと思えるようになりました。

・自分の体を知るは大切なこと

改めて自分を知ることは全ての基本だと感じました。実は今年PMDD以外に検査で分かった未病があります。
それは膠原病です。

 膠原病は自己免疫という機序で、色々な臓器に慢性の炎症が起きる病気です。また、病名が同じでも一人一人で病状が大きく異なります。病気の症状には波があり、元気そうに見えても本人はとても辛いことがありますのでご家族の理解と協力が不可欠です。夫の不理解で怠けていると誤解され離婚された方もおられます。治療はステロイド薬の内服が中心ですが、勝手に増減したり中断することは危険です。また感染症を家族が持ち込まないことなど、合併症の予防には細心の注意が必要です。最近は医学の進歩により新しい治療方がどんどん開発されていますので、ご家族の治療薬に対する正しい知識も重要です。

https://www.dermatol.or.jp/qa/qa7/s2_q21.html より

未病なので私は膠原病ではないのですが、お医者さん曰く「何かのきっかけで発症する手前」とのことでした。
私はいつもどこか体に不安を抱えているけど、何が原因かわかりませんでした。でも今回たまたま顔に赤みが出たことで皮膚科を受診してわかりました。
今までわからなかったことがようやくわかり、対処も教えてもらったので今はまだ未病のままで生活できそうです。
わからないことをわかるようにするというのは自分の今後を考えるために必要だと感じた出来事でした。


ちなみに、PMDDで悩んでいた私が勉強になった本があるので参考にリンクを置いておきます。

①大丈夫だよ -女性ホルモンと人生のお話111-   高尾 美穂 (著)
生理ってそもそもなんだっけ?ホルモンバランスって?と疑問に思った時に読んだ本です。女性の一生を医学的に説明してくれます。

②血流がすべて整う暮らし方 単行本 堀江昭佳 (著)
つばきさんからお借りした、血流の本。出雲大社の表参道で90年以上続く漢方薬局の4代目である堀江昭佳さんが書かれた本。
今後どこかのタイミングで低容量ピルを卒業したいと考えているので、体の基礎的な改善方法を探していました。そんな時に出会った本。
PMDDとPMSは、低容量ピルやミレーナ意外など妊娠の可能性を無くす方法でしがばっちり効く薬はないと婦人科の先生に言われました。
もし改善したいなら、漢方や体質改善になると言われたのでこの本を元に今もコツコツ改善を行なっています。
内容もわかりやすいし、知らなかったこともたくさん。もしかしたら原因は血流にあるかも。体調に困っている方がいれば一度読んでみて欲しいです。


3.富山県氷見市にて、明奈さんとなるみさんのリアルイベントを行う

最後の出来事は、11月に本業で行なった明奈さんとなるみさんのリアルイベントです。

シーライクスをきっかけに2年ほど前から知っているオア明奈さんとあべなるみさん。その頃は憧れだけでしたが、明奈さんには #ライフログスクール1期生 としてライフログを教わり、その後チームに。
なるみさんは今年の2月にはじめてお話ししてそのままチームに入れていただきました。

このイベントで学んだことは以下の通りです。

・私のやりたいことは地方の女性たちのこころにぽっと火を灯すことだとわかった

このイベントを行った時、私はイベント会場後方にいました。
明奈さんとなるみさんの言葉が会場に溢れていくにつれ地方の女性たちの心が動いていき、「ぽっ」と明るく灯っていきました。
それは表情を見なくてもわかるぐらい鮮明でした。
その時に「あぁ、私ってこういうことがやりたいんだ」と思いました。

・自分から声をあげないと気づいてもらえない

もう一つ感じたことがあります。
自分からやりたい!これが好き!など声をあげないと気づいてもらえないということです。
私はシーライクスや日々頑張っている輝く女性たちが大好きです。でも、それを知ってほしいと言わなければ誰にも伝わらないんだと感じました。
2023年はもっと自分から声をあげていきたいと思います。


いつの間にか卒業していたこと

2022年振り替えてみたら、あれ、いつの間にか私手放していたなということに気づいたのでそちらを綴ります。

ずっと何者かになりたかった私

私はずっと職業は1つでなくてはいけない、就職したら定年までその会社にいなくてはいけないと思い込んでいました。
なので、進路選択や職業を選ぶ時に悩みに悩んで結果から回っていました。
その後もずっと何者かになりたいと強く思っていました。そのために振り返りやライフログ、スキルアップなどの自分探しをしていました。
でも、2021年末から2022年にかけて自分は自分の役割を果たせばいい自然と思うようになりました。きっかけは明奈さんとつばきさんの関係性、そしてちかちゃんといっぽさん私という個性が違う3人の関係性でした。

明奈さんとつばきさんの関係を去年の年末でリアルで見た時、こういう仕事の仕方もあるのかとびっくりしたのを覚えています。

明奈さんもつばきさんも一人一人で十分仕事ができる。でも二人で組むと明奈さんは明奈さんの役割、つばきさんはつばきさんの役割をすっとこなしていてどちらがすごいかという感じではなく二人で1つの仕事をしているという関係性になります。私にはそれが衝撃的でした。
ずっとスペシャリストにならないといけないと思っていたので、仕事によって一歩引いたところから見たり、ここは表に立ったりとそれぞれの役割を果たしている仕事のやり方がすごくかっこよく見えました。

また、ちかちゃんといっぽさん私という個性が違う3人の関係性ができたことでスペシャリストじゃなくてもいいと思えるようになりました。
いっぽさん、ちかちゃん、私。得意・不得意が違うからこそチームとして良い仕事ができる。だから助け合ったり、仕事を振ったり、もちつもたれつ、私が不得意なことは得意な人に任せればいい。私が得意なことは私がみんなのためにやればいい。そんな循環ができたことで、自然と何者かにならなくてはという強迫観念から解き放たれました。

ずっと欠けていることは欠点だと思ってました。社会人になるということはなんだか完璧な五角形みたいな、弱点のない人になる必要があると思っていました。
でも、得意・不得意があることは弱点ではない、むしろ人と関わるチャンスが増えるんだと学んだ3年ぐらいだったなと思います。

手放したらやりたいことがみえてきた

スペシャリストを手放して、できることをやろうと決意した矢先。やりたいことが見つかりました。
それは、地方の女性たちのこころにぽっと火を灯すことです。

私は人生で絶対やりたいとか、命をかけてこれを成し遂げたいということはないみたいです。遠い未来を考えることも苦手だし、人生をかけると言われるとそこまでじゃないなと思ってしまうタイプです。

でも、それでいいじゃないかとなんだか最近思うようになりました。それも私だと。
そうしたら、今やりたい!が向こうから来てくれました。ずっとはやらない可能性は高いけど、今行政とリカレント教育の普及をしていて、行政に対する「担当者が変わると積み上げてきたものが蓄積されない」ということや「行政自体がリカレント教育を理解していない」という義憤があります。
また、地方の女性たち自身も以前の私と同じようにまだ自分で自分を縛っている。「地方だから変われない」と言い訳をしている状況です。もっと地方にリカレント教育より前のきっかけがないため選択肢に自分が幸せになるという項目がありません。
明奈さんがよく言いますが「知る・わかる・できる」は違います。今知識としてライフキャリアを「知ってはいる」けど、「わかっていない」。「知ってすらいない」状態が地方の女性たちの現状です。

だから私はこの問題に正面からまっすぐ向き合ってみたい。
行政との委託は来年の3月に切れますが、そこから本当に向き合っていけるんじゃないかと今からワクワクしています。

働くが変わった

やりたいことが見つかって、きっと今までの私なら来年から「寝ないで!本気で!」みたいなエンジンフル回転状態で今の年末を迎えていたと思います。
でも私の中で「働く」が少し変わってきました。
それは先程のべた体のことも大きいですが、なるみさんの働き方を見たことがきっかけでした。

なるみさんは仕事は仕事、暮らしは暮らしと区切るのではなく曖昧に混ざり合っていることが嬉しいとおっしゃいます。またなるみさんの経営するTUMMYの話を聞くときなるみさんは自分のペースでゆっくり歩いてきたのがよかったと言われます。
仕事って最速でやらなくてはいけない、スタートアップを立ち上げたら大変、子供を作れるのは仕事が落ち着いてから、そんな誰に言われたでもないけど常識だと思っていたことがなるみさんとの出会い、生き方を知ってひっくり返りました。
なるみさんの発信を見ながら「こんなふうに働きたいな」心からふと溢れたひとことでした。
多分自分でどこかこのままではいけないと思っていたけど、見えない誰かに「遅れてしまうよ」「稼げないよ」と言われてそれに縛られていたような気がします。
それがいつの間にか溶けてなくなって、自分のペースで生きていければと思うようになりました。
なのでここでなんとなく宣言。今後の働き方は目指せ短時間・高時給です。自分のペースで無理をせず働いて、暮らしを大切にしながら、自分を安心させてあげれる時給を稼ぐ。
とりあえずの目標は3年以内にこの単価のパジャマを買えるようになることです。

お世話になった人のお葬式

これは書かないでおこうかと思っていましたが、書きたくなったので書きます。実は12月の初めにお世話になった方が亡くなりました。
ずっと闘病されていたそうなのですが、最近私がそのSNSを見ておらず知人からのメッセージで知りました。
すごく親しくていつも飲み会をしてました!とかではないのですが、関わる機会が何かと多く、その度に優しくしていただいた素敵な方でした。
少し上の年代ですが、年も近いためなんだか心に残っています。
こんなこともあり、体を大切にして働いていきたいという思いが強くなっています。


2023年に向けて

2023年からしばらくはわがままに、自分に合った働き方・生き方に挑戦するということを頑張ってみたいと思っています。
自分を受け入れるのに3年ぐらいかかったので、きっと3年ぐらいかかるかなと思います。

特に来年は今の自分を棚卸ししたいと思います。
私は今持ちすぎている感覚があります。
それはものだったり、仕事だったり、スキルだったり。細かくやりたいことだったり。
一旦それを外に出して、家の中を掃除する感じで、自分の家をリュックを骨組みや生地から選び直したいのです。
そしてその上で必要な荷物だけを必要な分だけ詰め直したいと思っています。
世の中の見えない常識に囚われるのではなく、私は私の在り方を貫こう。
私は仕事に対して、一つ一つ大切に慈しんで育てて巣立つのを見ることがとても好きです。だからこそ、今私を必要として、私も必要な仕事を丁寧に積み上げていきたい。

そしてできればそれを包む暮らしのことを私はもっと知りたい。私がしたい暮らしって何?そのシンプルな問いに答えてあげられる私になりたい。

私は人から見たらカメのように遅いです。
でもそれでいい。
どんどん追い抜いていってくれればいい。

だって私は一つ一つを大切に生きたいから。

だから、私は私に関わる全てを真剣に選びたい。

来年はその前の準備と練習。
人が1年でできることは、3年・5年かけよう。やり残していること、やりたいことは自分のペースでやり切ろう。

それでいいじゃないか。

明日からも生きよう。

もっと私らしく、シンプルで愛おしい生活を。



2022年もお疲れ様でした。

明日もどうか楽しい1日でありますように。

2022年12月31日
姫野はるか



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?