「市子」を観てきた
う〜〜〜〜〜〜〜。凄かった。
丁度見終わって次の予定まで時間があるから、note書こうと思って開いたんだけど凄い映画だった。
何も前情報入れずに見て来たんだけど、内容もさることながら全全全全全全役者さんが最高。
杉咲花ちゃんも元々好きなんだけど、若葉竜也も中村ゆりさんも宇野祥平さんも全員大好きだからまずもうそれで勝ち確定した。
ホステスの中村ゆりさん綺麗すぎてヤバいだろあれ。現実にいたらホステスでは止まらなさそう絶対スカウトされる。あと、相変わらず渡辺大知もめっちゃ良い。この人も何やってもハマるよね...。
てか余談だけど若葉竜也と藤原季節が一生ゴチャゴチャになるんだけどそれは私だけなのでしょうか。
もう、一度社会の下に沈んだら這い上がる事はかなり難しい。それは24年間生きて来た中でもなんとなく感じている事。私のお店にも、言葉を選ばずに言うともう少し家庭環境が違ったら良い人生(=社会的な意味で)になったんだろうな、となんとも言えない余計なお世話を思ったりとかしてる。
私も1歩違えば社会的にもう少しマイノリティーになっていた所だったので、不幸中の幸いとしか言えない。でもそんな不幸中の幸いで私立の大学にも通えて今東京で一人暮らしが出来ている私は呑気に生きてて良いのだろうか。ということをこういう類の作品を見ると思う。
「正欲」は生まれ持った性的嗜好による生きづらさだけど「市子」は選択の歯車が全て悪く噛み合い抜け出せなくなった結果。
同じく考えさせられる作品だけど、その根本は大きく違う。
殴り書きで何もまとまってない文章になったけど、とりあえず心落ち着いたから良し。こんな気持ち引きずったまま新宿なんかウロウロしてたら雑念入りすぎて爆発しそうだったから。
美しく最高な作品を見た後に汚い現実は見たく無い。
1秒さえ見逃せない映画ってたまにあるけど、そういう映画を見るために生きているし外れも引く。
そしてそういう映画に生かされているし、生かされているからこそ映画館で見るという選択で少しでも応援していく。これが私に出来ることだと思う。