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フィオレンティーナ vs ASローマ / 女子セリエA 1stフェーズ第13節


クリスマス休暇で中断していた
セリエA1stフェーズ、
年明け最初の
第13節 フィオレンティーナ戦は
1月14日 14:30
(日本時間 22:30)キックオフ。

フィオレンティーナには
最初の対戦で勝利していますが、
勝点差5と
大差がついているわけではなく
アウェイ戦でもあり
油断禁物の一戦でした。
始まってみればローマが支配。
前半早い時間帯に2点リード。
フィオレンティーナが
レッドカードでの退場者を出して
数的有利な状況となり、
不運な失点はあったものの
後半は5点を奪い圧勝。
リーグ首位としての
勝点を積み上げました。

試合スタッツ 


以下、詳細。

* * * * * * * * *

両チームスタメン >>


ローマ得意の3-5-2で
攻め立てました。


晴れて少し暖かそうな
コンディションに見えました。


ウォーミングアップの一コマ


試合開始の笛と同時に
ローマはスピーディにボールを
前線に送って攻め立て、
ハーヴィからのクロスを
ジャチンティがシュートし
相手GKが跳ね返したこぼれを
アンドレッサが決めて
4分足らずで先制。

17分にはペナルティエリアの際から
グレッジが見事なミドルシュートで
2点目を決めます。


その後も試合を支配して
多くの決定機を作りつつも
スコアは動かず。
41分、フィオレンティーナ
ミハトビッチがファウルで
レッドカードを受け退場。
ローマが数的有利と
なったところで後半へ。



後半開始早々の48分、
フィオレンティーナの
強烈なミドルがバーを叩き、
その跳ね返りを押し込まれて失点。

54分、バルトリが右サイドから
中央ジャチンティへ送りシュート、
バーに当たって跳ね返ったところを
ハーヴィが拾ってゴール。

74分、速攻でジャチンティが右から
逆サイドへ展開、受けたセルトリーニは
自分でシュートを選択せず
中央へ走り込んできたアンドレッサへ。
流し込むように決めて4点目。


85分、
交代でピッチに入ったばかりの
17歳クラムザルが決めて
ローマ初ゴール。
ジュリアーノのヒールパスを
ダイレクトで決めた
見事なものでした。



ここでゴールショーは終わらず
AT91分、ペナルティアーク付近から
チノッティが低い弾道のミドルを決め
6点目。

とどめは終了間際のAT93分、
美しい崩しからジュリアーノが決めて
トータル7ゴールの大量得点で
試合を締めくくりました。

ローマ初ゴールを祝福される
クラムザル選手。


スプーニャ監督による試合レビュー >>

「強いチームとの危険な試合でしたが
選手たちは気配りと
集中力のある試合をしてくれました。
(フィオレンティーナの
選手退場で数的有利になったが)
たとえ人数が同じでも
常にボールを握ったでしょう。
大量得点の中には
美しいゴールすらありました。」

「それぞれ異なる選手が得点したが
アンドレッサの2ゴールには
満足している。
2ゴール決められるということは
大きなアドバンテージです。
2006年生まれのクラムザルが
得点したことも大きい。
彼女は常にうまく試合に入り、
プレーするたびに
素晴らしい反応を示します。
そして、チノッティの
ローマ初ゴール、
彼女は常にベストを尽くすので
当然の結果です。」

「スタディオ・オリンピコでの
女子チャンピオンズリーグ開催は
非常に良いニュースです。
チーム、スタッフ、クラブは皆、
ここまでうまくやってきたので
このようなステージに
値すると思います。」


ローマ移籍後初ゴールを決めた
チノッティ選手のコメント >>

「勝点が僅差のチームとの
非常に重要な試合なので
 勝点3を取って
リードを固めたかった。
私たちはとても幸せです。」

「そして私自身、
ローマでの初ゴールも
決められました。
とてもうれしいです。
これをずっと待っていました。」

「チャンピオンズリーグのペースで
国内リーグの試合をすることは
確かに他チームへの
強力なメッセージになります。
コッパイタリアを含めた
とても重要な、責任を伴う
ハードな日々になることを理解して
私たちはプレーしています。」


試合ハイライト >>


トンネルCAM >>


* * * * * * * * *


第13節終了後順位 >>



第13節ベストイレブン>>

ローマからは南選手、
アンドレッサ選手、グレッジ選手、
ハーヴィ選手の4人が選ばれました。

詳細はこちら ↓


また、ファン投票により
クラムザル選手のゴールが
今節の女子セリエAベストゴールに
選ばれています。


クラムザル選手はさらに
今シーズンここまでにゴールを決めた
2003年以後生まれの選手のひとりとして
紹介されています。


次の14節もアウェイにて、
パルマ戦です。
今節のプレーぶりから、
どんな試合を見せてくれるのか
期待が高まります。


Daje ROMA !


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