7-5-2の天霧って微妙じゃね?って話

校正めんどくさくなった。なんか間違ってたらすまん
1.結論

天霧を連れて行くメリット
・駆逐艦がPTを優先して狙う
←意外と意味ない場面多くない?
・駆逐艦の対PT命中が上がる
←PT命中足りてる場面だと意味がない。

デメリット
・特効艦娘が天霧に変わるため、攻撃力や回避が減る
←道中撤退が増えたり、ワンパンできる敵を天霧が撃ち漏らしたりする

天霧って使いどころ難しいよね?って話です。
「じゃあ天霧ってどういう場面で使うべきなのか?」→欧州じゃね?

2.参考
作戦室

3.攻撃誘導の話

天霧のメインともいえる能力です。
「天霧やその隣の駆逐がPTを先に倒して、他の艦娘の攻撃がPTに吸われないようにする」ってのがよく言われている使われ方だと思います。
しかし、これには欠点があります。
・駆逐より先に動く艦娘の攻撃には意味がない
・かと言って駆逐の射程を伸ばすと、PTがいないマスで邪魔
・そもそも、先に動く艦娘もPTを倒せる装備にしておけば、誘導効果がいらない。

一応ネルソンを使えば、駆逐を早い段階で動かせますが、その分日向の制空や対潜が減るので、一長一短だと思います。

特に三つめが問題で、よく7-5-2で使用されている日向は瑞雲+穴見張りで命中が足りてしまい、
航巡軽巡枠も、AB艇や武装大発を持っていくので、命中が足りてしまいます。
(しかもなんなら、こっちのほうが砲火力高いからワンパンしやすいっていう)

しかも、駆逐艦が有効打を出せない敵がワ級くらいなので、駆逐以外がPTを狙うデメリットがほぼありません。
天霧が有効なのは、駆逐以外がPTを狙うとうれしい海域(=駆逐では倒せない敵がいる海域)だと思います。

4.命中の話
7-5-2には史実補正の命中特効があるので、以下の装備で命中が足ります。単縦陣のレベル99のキラなしです。

一応、天霧を使えば、増設の装備を機銃にして、火力を上げることができます。
(見張り員はPTへの命中が高くて、機銃はPTへの火力が高いです)
なので、天霧が有効といえる場合は、火力も考慮する必要があります。

5.火力の話
天霧は7-5では特効がないので、特効駆逐に比べて火力が落ちます。
道中はもちろん特効駆逐のほうが強いです。
7-5-2のPTは強い個体なので、反航を引くとワンパンできません。
PT相手の場合は、先述の機銃分で山風と同じくらいの火力になります。
江風村雨天津風には勝てません。
同航を引けば、天霧でもワンパンできるので、一応差は付きません。
(図は反航)

問題なのは対地火力で特効なしだとワンパン率に差が出てしまいます。

というわけで、天霧は7-5-1は何が何でも採用するほどの艦娘ではないと個人的には思います。

6.じゃあ天霧ってどんな時に強いの?
ここまでの話をまとめると、天霧が強い条件は、
・他の艦娘がPT対策をしにくい。
・特効艦などほかに有効な駆逐艦がいない。
・天霧でもワンパンできる弱いPTしかいない。
・駆逐艦では有効打を出せない敵がいる。
・駆逐艦を早めに動かせる
こんな感じだと思います。
あともう一つイベント海域だと重要な条件があって、
・PT対策する余裕がある
です。
(イベント海域でPT対策する余裕がない場合は、基地や支援に任せたり、火力が落ちない最低限の対策のみにとどめますからね)

全部当てはまることはないですが、けっこう難しいと思います。
例えば、敵艦隊のPTの数が多いと、PT対策をしないといけない艦娘の数が多くなって、攻撃誘導効果の意味が薄くなっていきます。
逆にPTの数が少ないと、他の敵への対策をしっかりとしないといけないので、PT対策をする余裕がなくなっていきます。
つまり、「敵が弱いマップ」とか「PT関係なく天霧を使えるマップ」とかじゃないと、使いにくいと思います。

(天霧を使う例)
・「他に強い対地ができる特効駆逐がいない」かつ「駆逐枠が必須」
・「他に強い輸送ができる特効駆逐がいない」かつ「輸送マップ」
・「駆逐枠が必須」かつ「駆逐枠がPT対策以外やることがない」
・「ネルソンが強い」かつ「ネルソンタッチで倒したい敵がいない」
・道中夜戦でPTの打順が早い場合
・掘りで編成に余裕がある場合

特効艦に大発が積める艦娘がほぼいない、欧州イベだとこういう状況が起こりやすいと思います。


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