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イースでも軌跡でもないファルコムのゲーム「ぐるみん」

ご存知の方には「やるしかないわめ!」でお馴染みのファルコムのアクションゲーム。
ちなみに私はちゃんと「やるしかないわね」って聞こえました。
音楽に釣られてやろうやろうと思っててはや数年…3DSコンテンツ販売終了前日に思い出して駆け込み購入しようやく遊ぶに至りました。
なかなか楽しめたので面白かったポイントをご紹介します!

使用ハード:
 3DS(3DS版はDLソフトのため販売終了。今はSteamとvita版が買えます)
関連作プレイ歴: なし
プレイ時間:12時間程度でベストエンド

〜だいたいの内容〜
主人公パリンちゃんは祖父と住むため引っ越してきたが、そこには同年代の子がおらず、友達になってくれたのはなんと子供にしか見えないオバケたち!
それからなんやかんやあって友達を救うために伝説のドリル片手に戦うことになるアクションRPG。

◆ぐるみんの面白かったポイント3つ◆
①謎解きが楽しいダンジョン

ゲーム的には攻撃、ジャンプとちょっとしたコマンドによる必殺技によるアクションRPGで、基本的には安定のファルコムクオリティなので楽しいです。
自分がゲームとして面白いと思った部分はダンジョンの謎解き
とは言えゼルダのようなガチガチの仕掛けとかではなくわかりやすいと言えばわかりやすいですがそのわかりやすさがむしろ楽しいというか。
仕掛けに辿り着くまでにちょっとだけ必要になるアクションスキルなど難易度が程よく楽しい。
ボスも倒し方色々でさすがファルコムだな(「さすがリィンだな」風に)と思いました。
あと1ステージの長さもちょうどよい!

だいたい10分くらい。
ゴールで謎の踊りを披露するパリンちゃんがかわいい。

②ゆるかわパリンちゃん

ゲームの雰囲気はとてもゆるいです。
ジャンプしたら「ビヨーン」て音するし、声優さんの演技も揃えてゆるくしてあり、正直始めた時は合わないかも…と不安になったのですがパリンちゃんのゆるさが可愛くて癖になってしまいました。(むしろ私はサブキャラのピノの喋り方がちょっと好きになれなかった…)
過疎った町で唯一できた友達のために頑張るパリンちゃん。可愛いです。
待機中の仕草とかも可愛い。私はパリンちゃん大好き!

③ 神 曲
本作の知名度を押し上げた「悲しき蒼穹を翔ける」はもちろんゲームを盛り上げる曲はこれまたさすがファルコム…!
私もこの曲に魅せられてこのゲームを遊びました。どんな要素よりも強い本作の武器だと思います。
終盤は特になんでこんなゆるいゲームにこんなカッコイイ曲付けた?って感じです。ギャップ萌え。

◆懸念点◆
視点がやや悪いです。カメラは回せるんですがちょっと動くと戻ったりして、落ちないようにジャンプするステージが操作下手なのもあって若干大変な事もありました。
でもちょっと気になるくらいです。

◆総評◆
雰囲気はゆるいのですが内容はしっかり作られてるなというのを感じる良作だと思います。
ストーリーも私は真EDで涙ぐむ程度には好きです。(真ED到達条件も緩めなので助かりました)
こんなゆるいファルコムはもう見れないのではないでしょうか。
あと他社作ですがローポリ、遺跡っぽい所の探索という2点において旧スクウェアのアクションRPG「デュープリズム」みを感じました。
飢えたデュープリ好きの渇きを潤す作品にもなるかもしれません…。

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