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約20年ぶりにグランディアをリプレイ

昔遊んでめっちゃ感動したグランディアのリマスター版が出たのでこの機会にリプレイしました。

使用ハード: Switch(HDコレクション)
関連作プレイ歴: サターン版グランディア、2、3
プレイ時間:34時間(ストーリー追っただけプレイ)

〜だいたいの内容〜
主人公ジャスティンが冒険しながら過去に滅びた「エンジュール文明」の謎を解いたり途中で厄介ごとに首を突っ込んだりするRPG。

◆グランディア、3つの良ポイント
①王道だけど決してありきたりではないシナリオ
いわゆる「王道ストーリー」ではありますが大枠は王道に沿いながらも節々で意外な展開があり、プレイヤーを楽しませてくれます。
私が感じた面白さですが、まずジャスティンは「世界を救うための冒険」ではなく「古代文明の謎を解き明かすための冒険」「広い世界でまだ知られていない新しい発見を探すための冒険」をします。まさにミステリーハンター。この漂う世界ふしぎ発見感がこの作品、そしてグランディア2にも共通する面白いポイントだと思います。
加えてその冒険中のやりとりなどに垣間見えるキャラの心情描写は時代に関係なくしっかり伝わる丁寧さがあり、感情移入してワクワクしたり切なくなったり…。
冒険の流れとそこに関わる人たちの感情が最初から最後までしっかり繋がっていて、見事にきれいなシナリオが紡がれているなぁという印象でした。

②アクションしてる気分にもなれるバトル
バトルシステムはFFのようなアクティブタイムバトルで、タイムラインで敵味方の行動順を見ながら、通常の「コンボ」の他に敵の行動を遅らせたりキャンセルできたりする「クリティカル」という2つのコマンドの使い分けを駆使して戦います。
相手の攻撃モーション中に攻撃するとカウンターとしてまた行動順を遅らせたりもできるので、相手の動きと味方キャラの攻撃モーションの時間などを考えてコマンドを選択したりするのですがこれがとても楽しいです。
バトルフィールド内でのキャラの位置は結構自由でコマンドで移動し範囲攻撃を避けるなど位置取りでの戦略も大事になってきます。

③やりこみ要素でもある育成システムが面白い
やりこみ要素としてキャラの育成が挙げられると思います。
通常のキャラクターレベルの他、武器レベル、魔法レベルがあり、上がるとそれぞれの武器、魔法の属性に対応したパラメーターが上がるシステムになっています。(棍棒レベルが1上がれば体力+2、炎の術レベルが1上がると素早さ+1など)
使う武器、魔法によって上がるパラメーターが違うため、自分の好みに合わせて強化できるのが面白いです。
このレベルは必殺技を覚える条件にもなっているので積極的にいろんな武器、魔法を使いたくもなります。
列挙しておいてなんですが私はこれをだいぶ終盤で気づいたので(確か説明がなかった)これから遊ばれる方は序盤で調べておくことをおすすめします…。

総評
リプレイ時、大好きな作品だけどそれは思い出補正で今遊んだら普通だったらどうしようなどと思いながら始めたのですが、シナリオの完成度・バトルや育成システムの面白さなど新たな発見があり当時よりも楽しく遊べました。
イベントも7割くらい忘れていたので初見のように感じた部分も多かったですが、覚えていたシーンも初めて見るように感じたシーンもどっちも良くて、新規の方もリプレイの方もぜひ触れてほしい作品だと思います。
フィーナの一途さが良いです( ´∀`)

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