短時間でお手軽に名作体験「スーパーマリオRPGリメイク」
遊ぶ機会のなかった名作がとうとうリメイクされました！
先に遊んだ方々がすごく早くクリアされていて、調べたり聞いたりしたら本当に短いとのこと。
それならお正月休みに遊ぶのにピッタリなのでは…と遊んできたので(そして本当にピッタリだった)ストーリー、バトル、アクション要素の3つをピックアップして私の感想を書きたいと思います！
使用ハード: Switch
関連作プレイ歴: マリオならそこそこ、オリジナル版は未プレイ
プレイ時間：12時間程度でストーリークリア
〜だいたいの内容〜
クッパとマリオのケンカ中、やってきた新たな敵！
マリオワールドを脅かすカジオー軍団とその他色んな自分勝手なやつらを倒すため冒険に出るRPG。
◆ストーリー、世界観◆
世界観は普段の明るくて可愛いマリオワールドですが、全体的に台詞が微妙にシュールなギャグ調なのがポイントで、戦いながらもどこかとぼけた感じの平和なムードがなんとも言えない味となってします。一言で表すと、かわいい。
RPGになったことによりキャラクターの行動や性格がよく見えるようになっていますが、オデッセイとかでもセリフは結構あったので最近のマリオを遊んでいるとこれは珍しくはないのかもしれません。
ちなみにマリオだけは喋りませんがとても明るくて陽気なおじさんだな、と認識できるからすごいですね。
ちなみに本作のクッパ様はとても良いキャラです。
マリオにはツンデレ、配下には気配りする優しさが見えます。クッパ城ってもしかしてホワイト企業なの？
そして本作オリジナルキャラのマロとジーノも魅力的！マロがとってもかわいい。
マロのイベントはとても良いしジーノはラストに感動させてくれます！
◆バトルシステム◆
シンボルエンカウント、コマンドバトルです。
特徴はアクションコマンドと特技を使うためのMP(フラワー)がパーティーで共通な事。
そして私の好きなバトル中キャラ入れ替え自由なシステムなところもポイントです。
アクションコマンドですが、攻撃時、被ダメ時の特定のタイミングでAを押すと攻撃時はダメージ増加＋範囲全体化、被ダメ時はダメージ軽減されるというシステムです。
本作1番の特徴ですが良し悪しだと私は思いました。
良い所は戦略に繋がるのでボス戦等で活用できればかなり上手く戦えたな〜という充実感がある所。
ピンチの時、被ダメをアクションコマンドで回避できた時はとても嬉しいです！
悪い所は(…と言うほど悪くはなく、ちょっと気になった点ですが)雑魚戦も毎回アクションコマンドをやらないと結構キツいバランスになっているため毎戦闘、全く気が抜けない事です。(終盤はそうでもなかったけど序盤〜中盤まではそう)
RPGだからってのんびりするなよ、これはマリオだぜ…と言われているかのよう。
もちろんたたかうコマンドを連打するだけのバトルはそれはそれで退屈かとは思いますがちょっとめんどくさいなと思う時もありました。
コマンド成功の判定が決して緩くなく、失敗が続くと自分の下手さに私のバカバカ！と思うのが若干ストレスにならない事もない…て感じです。
後半はすごいフェイントかける攻撃でぐぬぬとなります(笑)。
そしてバトル中キャラ入れ替え自由！
個人的に大好きなんですよね。
FF10やドラクエ11のキャラ交代のようなアレです。好きなキャラまんべんなく使えて嬉しい！
このシステム、よくありそうでなかなかないので貴重です。
◆アクション要素◆
RPGになってもマリオはマリオなんだと思わせるアクション要素がフィールド移動にあります。
コインは「?ブロック」から取るし移動が普通にマリオです。
マリオオデッセイの町の中みたいな。オデッセイでRPG感あるなと思ってましたがSFC時代に既にやってたなんてね…！
そしてダンジョンでのミニゲームがアクションゲーム！
種類豊富でどれも楽しかったです。そしてどれもちょっとだけ難しくもありました(笑)。
アクションは超苦手だけどRPGならできる！と思って始めるのは途中で苦戦するかもです。
※ミニゲームは下手でもスコア低いねで終わり、ゲームオーバーにはならないのでご安心ください
総評
ボリューム不足とは言われていますが、ストーリーは綺麗にまとまっていて暖かい気持ちになれる、手軽に遊べるマリオの可愛いRPGという感じでした。
クッパ、ピーチが仲間になるRPGで言えばマリオラビッツの方がシステムは面白かったけど（シミュレーションRPGだけど）、あっちはマリオキャラに台詞がないので、あれでマリオRPGみたいなノリの台詞がたくさんついていたら良かったのにな〜と思います。
がっつり遊びたいという方には物足りないのは否定できませんが、手軽に何か遊びたいという方はプレイしてみてはいかがでしょうか！
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