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魅力はドット絵だけじゃない。交代アクションが面白い「イーストワード」

Switchオンラインのいっせいトライアルで遊びました。
なんかドット絵がすごくてMOTHERライクなゲームと話題になってた気がする…くらいの認識で始めたら意外にもアクションが面白かった!
今回はシンプルにグラフィック、アクション、ストーリーの3点について自分の感想を書こうと思います。

使用ハード: Switch
関連作プレイ歴: なし
プレイ時間:18時間程度でとりあえずストーリークリア

〜だいたいの内容〜
地下で暮らすジョンと珊はひょんなことから町を追放され未知の世界へ冒険に出る!ピクセルアートが美しいアクションRPG。

◆グラフィック

恐らくこのゲームを遊ぼうと思う人の大半はグラフィックに惹かれて、という方なのではないでしょうか。(私もその1人です)
ドット絵がすばらしく、世界観も良いので景色が見ていてとても楽しい!
お店に着いてるモニターに映っている映像など細かい所まで作ってあります。
グラフィックについては見た目通り文句なし1000点です。

◆アクション

こういう雰囲気ゲーってゲーム性はあんまりなさそうなんて思っていたんですが1番楽しい所だった…!
基本は2Dゼルダという感じで、ダンジョンも謎解き要素があるのですが、謎解きが簡単すぎず難しすぎず程良いです。
そして更に!本作のアクションの売りはジョンと珊のキャラ切り替え!
操作キャラを切り替えるだけでなくいつでも2人を分離してそれぞれを動かす事もできます!これがめちゃくちゃ楽しいです。
ジョンは攻撃、重い物の移動ができ、
珊は攻撃はできないけど敵の動きを止めたり、狭い場所へ入ったりする事ができます。

ジョンは珊のために、珊はジョンのために…

この2人の役割を存分に活かせるダンジョン設計がされていて本当に楽しかったです。
基本は二人一緒に行動するのですが操作していない後方のキャラにも当たり判定があるので、私はたまに珊が敵に当たらないよう切り離して単独で敵を倒しに行ったりしてました。
地味にいろんなテクニックがありそうです。
キャラの切り替え以外も飽きないよういろんなミニゲームを挟んだりする工夫も見られました。

ただ、雑魚的に囲まれるとダメージを受けずに戦うのは結構難しいです。
爆弾などの道具と珊を使えれば上手い人はいけそうだと思える絶妙なバランスではありますが、
アクション苦手な方が単純にグラフィックだけに惹かれて買うと途中で詰むのではという心配もあります。

◆ストーリー

暗い地下から抜け出し世界のことを知っていく流れが魅力的で全体的に良かったです。
…が、イベントのテンポがゆっくりで、更にストーリーに関係ない場を和ませるような会話が続く事が多くたまに退屈にもなります。
もちろんそういった会話がこのゲームの味となっているのだと思うのですが、せっかち&日常系アニメを退屈と考える私はたまにちゃんと読まずにボタンを連打していました…。
序盤は気にならなかったんですが中盤以降のストーリー気になってる段階でゆるい会話を長々と聞かされるのが辛かった。
それ以外は謎をちらほら撒かれ、その全部が完全に明らかになるという感じではなく想像する余地を残すタイプの話なので考察好きな方にはオススメです。
町の人の会話が細かく変わると聞いたのでその辺りもヒントになるのかもしれませんが、それもゆっくり日常系会話ばかりなので私は話しかけませんでした…(笑)。
そんなわけで中盤は中弛み感がありましたが、ラストはジョンと珊の関係、メインに絡むサブキャラのキャラの気持ちなど想像するとこみ上げるものがあり結局感動しました。
細かい会話まで楽しめる方だと、中弛みも気にならず楽しめるかと思います!

◆エラー落ち

いろんな方が言われているのですがエラー落ちがあります。
タイミングは、私はシーン切り替えの時でしたが人によってはボス戦中などもあったとか。
頻度はそこまで多くはなく、「エラー落ちなくなったな、もう大丈夫かな」と思い始めたら落ちるという多すぎず少なすぎずの絶妙なライン(?)。
オートセーブ機能がついているので落ちても直前からスタートという感じではあり、進行の大きな妨げにはなりません。
ただ雰囲気たっぷりの世界に浸れるゲームと、突然ぷつりと現実に戻されるエラー落ちの相性は最悪だと知りました…。

総評
ダンジョンが面白く、遊んで良かった作品ではあるのですが、
エラー落ちと盛り上がるまでのストーリーのテンポが個人的にはネックでした。タダで遊ばせてもらって文句言ってあれなんですが…!
やり込み要素、周回要素もあり、DLCも配信されて畑とか作れるらしいので気に入れば長く楽しめるし良いと思います!


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