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東京で土を砕くところから始める、土器体験教室を開きます!

ついに、尾久駅徒歩9分、
田端駅徒歩15分程の物件で、
夢の土器体験教室、土の子を始めることができそうです!

9月上旬 10月上旬のオープンを目指して、
7月の18日から解体を始め、
土壁や棚を作ったり、可能な範囲のDIY内装工事をしていきます!


何故、土器体験教室なのか

寺崎の作った、土器のお椀

一般的な陶芸体験教室と大きく違うのは、2つ。
土器であるということと、
土を砕くところから始めるということ。

土器と陶器の大きな違いは、焼く温度のみ。
陶器は1230℃前後で焼くのに対し、
土器は陶器でいう途中の段階である
素焼きに近い800℃前後で焼きます。
そのため、より土に近い状態でできあがります。

土の性質上、成形してから焼くまで、
乾燥させる必要があり、乾燥に1週間ほどかかります。
そのため、体験してすぐにそのまま持って帰る、
ということができず、
どうしても焼きの工程まで関わることは難しいです。

陶器では、乾燥後、素焼き、釉薬をかけて、
さらに1230℃で焼きます。

釉薬によって光沢や色がつき、
指の跡や細かいテクスチャは隠れてしまい、
作った時の状態とはかけ離れたものが完成します。

土器であれば、陶器でいう素焼きの段階で完成するため、
作った時の状態に比較的近いものが完成します。
体験後の工程は窯で焼くくらいなので、
ほとんど100%自分で作ったものとなります。
指の跡や細かい模様もそのまま残り、
うつわや調理器具として使うこともできます。

また、土を砕く所から始めることによって、
粘土が地面にある土であり、
土が素材なのだということが体感できます。

手や木槌で、土を砕いていきます。

土器だけでなく、普段使っている陶器も、
+の工程と温度が加わりますが、
基本的には同じ方法で作られています。

陶器、土器の素材である土の魅力を伝えたい
という思いもあって、
土器作り体験教室を始めることにしました。

経緯やきっかけ、土器の詳しい使い方、
具体的な内容については、また後日。


場所について

土器が焼けて、土砕きもできる物件をずっと探していて、
東京、神奈川、埼玉、千葉、、、
広範囲で様々な場所を検討したのですが、
やっぱりなるべく気軽に来ていただきたかったので、
東京でアクセスのいい場所がいい、と思い至った矢先に
この物件と出会いました。

ここが、これから土の子になっていきます!

アクセスとしては、3つの駅から徒歩15分前後で
行くことが出来て、近くには上野や日暮里もあり、
東京駅へも30分ほどで行けます。

尾久は私にとっては馴染みのない場所でしたが、
行ってみると、物件の目の前にはとても綺麗な銭湯があり、
近くに町の中華屋さん、焼き鳥屋さん、串カツ屋さん、天ぷら屋さん、ギャラリー兼山形料理の居酒屋さん、映画館などなど。。

とても魅力的な場所で、土器体験で汗や土で汚れたら、
梅の湯さんでさっぱりして、美味しいご飯を食べる。
というプチ旅行のようなツアーが思い浮かんでしまって、
内見した次の日に申し込みをしました。

まだ私自身、開拓しきっていないので、
これから開拓していくのも楽しみです!

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土の子の場所です!準備ができてきたら、リンクも公開します◎


今後、具体的に始められる日程や、
お店作りの様子などに関してもお伝えしていきたいです。

起業、お店を持つこと、解体、お店作り、全てが初めてのことで、
ドキドキですが、早く土器体験を、皆さんに楽しんで頂けるように頑張りますので、
暖かく見守って頂けたら嬉しいです。

どうぞ、よろしくお願いいたします!!

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