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心をかっさらう人

※今日は長文だぞ。恥ずかしい事沢山書いてるから有料級だぞ。ヽ(`Д´)ノゴルァ


ボーッとして生きているこんな私でも
人生に何回かは衝撃を受ける瞬間がある。

それは20代のこと。
漫画家になりたかった自分は
その夢を捨てきれずに
20代後半になっていったのだが
その時に二次創作で知った年下の女の子。

ネット上だったけれど
どうしてこんな絵が描けるの?
と…それはそれは私の心を
一瞬にしてかっさらって、
今でも忘れられない人になっています。

ネット上だけど毎日その人が
イラストや日記
(当時はブログが無く、日記というものがあった。掲示板、web拍手などの時代)を
更新してないか覗きにいって
もはやストーカー❤︎

自分にこんなストーカー気質があったのか⁉︎
と自分でも信じられないくらい
足しげく通ったものです。

その子は自分の写真とかもあげていたが、
本当に可愛い人で絵も上手い、顔も素敵、
酒豪の荒くれ者だったが、
当時世の中の常識だけしか知らない自分には
想像もつかないような事を
その子はやっていて…。
その子は映画とか好きなようで

その子の観た映画を探して観たし
(もはや思い出せない)

その子が観てた海外TVドラマの
プリズンブレイクも観たし(途中で放棄)
スーパーナチュラルも観たし(途中で放棄)
デクスターも観たし(結構長く観たが途中で放棄)

その子はカラオケが上手なようで、
私もその子に近づきたいと思って
一人カラオケよく行ったし、
(腹式呼吸ができないので声量がない)

その子はピンヒールとか履いていたから
私も厚底だがヒールのある靴履いたし
(無理して履いていたからこけまくる)

イラスト集も買ったし
年賀状企画で年賀状もらったし

その子の好きなテキーラも送ったし
送ったらこのテキーラは飲んだことないとかで、
その時はじめてテキーラに
種類がある事を知ったし、

Tシャツ企画でその子のイラストが描かれている
Tシャツも買って汗じみ凄くなるまで着たし
(さすがに酷くなったので捨ててしまったが)

その子は女の子とも寝れる(18禁)とか
言ってたから、
ちょうどその頃ピンポイントで
クズ男どもに嫌気がさしていたから
『そうだ!男じゃなくて女と付き合おう!』
と、そーゆーサイトで彼女探しをはじめたり。
そこでタチとかネコとか
ネカマとかの用語を知るが、
結局よくよく自分の恋愛対象は
やっぱり男だなと気づき(そりゃそーだ)
ここまで来ると変態である、
気持ち悪いならフォロー外してくれて構わん。

とにかく常識という枠を外しまくった20代後半。
(大抵の人は10代後半でやる)

ふと今日、その子のことを思い出した。
その後mixiをやっていたのを知っている。
mixiは私は登録していなかったのでそのまま。

私は当時フリーターで
一人暮らしをしていたから
どんどんワーキングプアになっていって
もうネットにかまける暇がなくなって
ただただ心の片隅にその子の事が残っていて。

約20年という月日を経て、
今でも活躍してるのかな?
この子はきっと大物になるぞ!と
当時からずっと思ってた

そして今日mixiを覗く、
まだアカウントあるから活動してるんだ!
プロフィールをみたら…

もう絵は描いてません。


と一言。
…愕然Σ(゚д゚lll)ガーン
ななななななな何故…?

私の心を一瞬でかっさらっていった
憧れのその子はもう絵を描いていなかった。

XもやっているようなのでXに飛んだら
ポストは非表示。

フォローしてみたがリクエスト待ち⁇とかで
反応無し。

Xのタイトルは
疲れた◯◯(その子のハンドルネーム)

一体何があったのかわからない。
物凄く能力の長けていた女の子で、
他にも絵が上手い人なんていくらでもいた。

でもその子は別格で、
プロの人でもなかなか持ち得ない
人の心を鷲掴みにする何かを持っていて。

それが故に私はその子の絵が好きだが
部屋の奥にイラスト集を封印してるくらいだ。

その子の絵をみると、
いかに自分がちっぽけで
無能かを思い知らされるから
直視できないのよ。

でも憧れる気持ちの方が上だから
近づきたい一心で
私は女の子の絵だけは頑張った。
(今は描く暇ないが、描けといわれれば
多分時間はかかるが何とか程度のものは描けると思う)
男の人には失礼だが
男描くのマジつまらんけど、
女の子は頑張って全身描けるようにした。

そんなに行動力のない私を
ここまで突き動かした彼女が
もう描いてません…とな。

もう描いてません…とな。

もう描いてません…とな。

もう描いてません…とな。

人生色々だから
彼女ほど能力が長けていたら
そりゃ妬み嫉み僻みは
相当なものだったのかもしれない。
特にネットだと心が死んでしまう。

それとも手に怪我をしたのかもしれない。
あんなに楽しそうに(ある意味苦しそうだったが)
描いてた彼女の絵を
もう見れないのかと思う反面、
そんなのは私の勝手な言い分だ、
そっとしておいてやれ、と思う思いで
色々ショックだ。

相変わらずお酒は飲めないので
種類がよくわからんが、
またテキーラでも送れば
彼女は喜んでくれるのだろうか?
それやったら間は空いてるとはいえ
約20年越しのストーキング認定(やるな)

年賀状企画で住所も本名も知ってる。
でももうそこには住んでいないかもしれない。
そもそもたかが一閲覧者の私のことなど
もう覚えてないかもしれない。

断っておくが恋愛感情とかではなく、
なんていうのだろう、
ファン…というのも
自分の中では違う気がする、
人間として好きだったし、
会ったこともないのに。
でも体たらくな自分という人間を
ここまで突き動かせる人間も珍しい。

すまん、私はこういう人間だ。
老若男女かまわず心動かされたら
猪突猛進のイノシシおかめだ(逃れる術無し)


今はこの人憧れる!って人がいたとしても
いいね程度でやめる…と思う…多分ヘヘヘ
ウヘヘヘ(´。@∀@。`)ウヘッヘヘヘウヘヘ

何かしてあげたい…
という烏滸がましさが沢山あるのだが、
でも結局今の自分には何もできないし、
相も変わらず能力皆無だからどうしようもない。
はぁぁぁぁあああ…

もう忘れられないじゃないかぁっ…‼︎‼︎


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