理由を決めて泣くことはしなくていい


こちらのツイートを見て気付いたことがあります。

今まで私は亡くなった夫のためでなく、ほとんど自分のことで泣いていたのだと。


心無い言葉で傷つけられて辛い。

周りが羨ましくて悔しい。

将来の不安。

孤独の苦しみ。


本当は夫のことだけで泣きたいのに。


ひとりで寂しいという喪失感が一番強いはずなのに。



自分の保身だけを考えて泣くのは、夫に対して薄情で最低な妻じゃないか。もう泣くのを我慢しようと思いました。


でも。 それでも、涙が出てしまって。


どうしてなのか責める前に、自問自答しました。


耐えることで救われると思っていたけれど、「自分のことでは泣いてはいけない」という思考は縛られすぎた状況になっていて、更に苦しめられているのかもしれない。


もう、我慢をやめたい。



絡まった思考をほどくための縛りは、

涙を隠さないといけないことがあるだろうけど、理由を決めて泣くことはしなくていい。

哀しい時に寄り添ってほしい人はもういないのだから、感情に任せていい。

泣いて感じたこと、思ったことをありのままに受け止める。

同じことで泣いても哀しみの重みは日々違うから、後悔や罪悪感を持たなくてもいい。


限界の自分を少しでも解放してあげたい。



喪失感からつながった、哀しい涙。

相手のために流す涙も、自分のために流す涙も、全部正解なのだから。

これからの後悔だけは、少なくしていきたいです。