人生ってRPGゲームみたいなのかも知れない。
帰宅時乗換駅を歩いていると
本日最終日。限定販売です!
と大きな声が聞こえる。
メロンパンだかシュークリームなのか、両方のいいところをとったようなものが売られているらしい。
らしい。と言うのは見ていないから。
私が興味をひいたのはその、声の大きさだ。
凄いなぁと素直に思う。大声を出して注目を浴びることが苦手なのだ。
大声に限ったことでもなく挨拶もなんだか苦手だ。
社内では挨拶するのに一歩外に出ると無視する、そんな人が多い。
いつしか私もそれを真似る様になった。こころの底では嫌だなと思っているのに、だ。
いつもより少しボリュームアップした声を出すこと自体が凄いのだ。
なんたって恥ずかしい。
できるだけひっそり目立たないようにしたいと思うのが本音。
今回の呼び込みの様に、バイト料金が発生するからといっても出来ることが凄い。
学生時代バイトで大きな声を出すことをしておけばよかったと思う。
大学生の頃って一番自由。色々と新しい体験が出来るから。
裏方をやるのも自分の身になるけれど、あえて苦手なことに挑戦するのも良いのかもしれない。
最も時間はなくてもいつだって人間は、その気になりさえすれば苦手なことに挑戦できる。
そして、いくつになっても挑戦出来る人って素敵だと思う。大変だけど楽しくなるだろうし、ワクワクする。
例え最初を苦労しても。
困難に立ち向かって自分のレベルを上げていくって、まるでRPGみたいだ。
思えば人生ってRPGなのかもしれない。
苦手なことも続けていけば当たり前に出来るようになるだろう。
そしたらまた新しいことを覚えていける。嫌だとか苦手と言っているより何事も続けることが大切。
社会人になってそれを学んだ。
10年近く違う職場の内容も違うことをして、新しい職場に転勤して1から新しい仕事を覚えた。全く以前の仕事と互換性のないことを覚えるのは大変だ。
それでも辞めなかった。きっと会社は辞めさせたかった。上司もひどい言い方をする。いい年をして悔しくて泣いたりもした。
泣きたくなんてなかったけど泣けてしまった。この年齢でそんなことになるとは思わなかったけれど、出来るようになればいいのだと頑張った。
頑張ったからなんとかなった。4年かかった。
辞めなくて本当に良かったし更に挑戦していく気持ちが沸いている。
年齢が上がってくると、こころも安定する。
挑戦する気持ちが失せるからこんな機会を与えてくれたことに感謝しないとならない。
運命は神様が握っていると思っている。大変なときこそ試されている。だからそれにこたえていかないと。
まだまだたくさんの記事を書いていきたいと思っています。私のやる気スイッチを押してくださーい!