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時間を消費して何をためられるのか?

2月は短い。


短いのにやることは他のひと月と何ら変わらない。

余裕がないなぁと思いながらも深く考えることはしない。
毎日、出来ることを消化していくだけで過ぎていくのだがこれでは何もためることはできないなぁと思う。


時間の消費と反比例して何かを自分の中に増加させることは出来ないだろうか?


増えるものは色々とある。

年齢、シワ、白髪。
なんだ、ワードは「老い」か。

「老いていく」のは「経験が増えること」なんだけど、その「経験」はそれほど大したことだと思えないので、他に何かをためたいのだけど。
「貯めたもの」が後から

おお!
となって自分が嬉しくなれる様なものを望んでいる。
でもそれってなんだろうか?


人によっては働いた後に貰える対価だったりする。
私の場合は対価は家族との生活に費やされる訳で

自分だけの貯蓄としては難しい。

数字として達成することはない。
成果が出るとしたら、年金の貰える頃かなぁと思いつつ、あまり国に期待してもなぁと思う。

だとしたら働くお母さんは時間の消費の代償として、何を増やせるのだろう?

今のところブログの記事数位のもので、だからといって読んでくれる人の数が増えているのかと言えば否という気がする。

書くことが好きだからと言って、人が読みたいようなものを書けるかと言えば否な訳で
なにやらよく分からないものを呟いてばかりじゃね

と自分を省みる。

ネガティブなものいいで更に読み手が逃げていくという気持ちにもなるのだが、低空飛行気味の今日、無理してアゲてもわざとらしく、読みにくいものになるだろうから正直な思いを綴るに留める。


さて、長男は就活がはじめた様子。
大学も最終学年になるのだから当たり前なのですが。

近頃やたらと仕事のことを聞いてくる。

母の会社もジョブローテーションとかあるの?

いや、あるさ。
あるから私は10年近くいた部署から異動になったのだ。

専門性の高い部署で過ごしてきて、ほかの部署と関係ない仕事をしていた私にとっては
ジョブローテーションとは名ばかりの、お局リストラだと思っている。

現に私の後は外から同じ業務内容をしていた人を雇ったわけで、今まで社内でほかの業務をしていた人が数週間の引き継ぎで出来る仕事ではない。

同じことは私にも起こったわけで、新しい業務はいきなり出来るわけでなく、さっぱり分からないものだった。

そんな中でなんとか続けてきたけど5年目になって少しだけ理解し始めている。

遅いよなぁと言われればそれまでだが、教えてくれる人の言っていることを理解するのが難しいのだ。

わかる人がわからない人に教えて理解させるのは難しい。
しかもぴったりそばについて何週間なんて引き継ぎではない。
そこにいるから分からないならいつでも聞いてくれのスタンスなので、引継書もなにもない。

そして途中から放棄されたんだろうなと思う。面倒くさくて。
相手にしたら、何度も言ったよねという気持ちなんだろう。

というか、男性は女性とは違って教えられる人も聞かないのだなと思う。(今逆の立場の人もいるからだ。その人についてはまたいつか)

話を戻す。教える側もパーフェクトではないので、聞いたことや、やり方が違ったりする。

それを他の人が私がしたものだと違うよと直しをしてくれたりする。
だけど私が勝手にした訳じゃなくてきちんと確認とって間違えてる訳だけど、教えた本人はそういうときは黙っている。

私も殊更

◯◯さんがそう言ったから

と言っては角がたつから黙っているが

なんだ、違うんだ。

と思ってしまう。

それでもいけないのは私。その人に頼ったことであり
自分がきちんと覚えて確認のために質問すれは良いのだ。その時は

なんだ、違うんだ。

の言葉は使っても良いのだろう。

分からないので教えてと言った時に、やたらと威張っている。そんな態度を取っていて違うとなるとこちらは気分が悪くなるのだかこれはこちらの勝手なんだろう。

しかし、心証が悪い。

感情というやつは厄介だ。
決して悪い人ではないから嫌いなわけではない。
ただ威張りん坊で私のような出来の悪い者に分かるような教え方が出来ないだけの人だ。

私の頭の中では疑問の箇所だけ覚えても全体の仕組みがわかってないから理解される前に忘れてしまう(と自分を推測)。

だから相手だけが悪いわけでない。

それでも注意を受けるたびに、直しながらなんとなく続けて来られた訳で、時間と引き換えに職場に根付いたと言えるのかもしれない。

となれば、時間と引き換えにこれからほぼ10年の安泰を約束されたと言えるのかもしれない(会社が斜陽になったらまた変わるのだろうけれど)。

派遣社員と肩を並べて仕事をしていて思うのだが、彼女たちは安い賃金で期間も不安定な中、3年を目標に働く。
契約社員となることを夢見て。

フリーで働けることの素晴らしさは職場が合わない、仕事が合わない、ならすぐ辞めることが出来る。
だけどそれは我慢して覚えていこうという気持ちも失せる訳で、私なら同じお給料なら派遣登録より社員を受けようと思うだろう。

なんたって、3年働いて契約社員になっても正社員と違うからその後辞めるとしても退職金もでないのだ。

年を取ってしまったら採用がないと思うが若いのになんで派遣なんだろうなぁと思う。
あの若さならきちんと正社員の口を探せばいいのに、そんな風に思う。


まぁ、若いのに派遣で永く働くのにも何らかの理由があるのだろう。
我が部署にいる人は、部署内で浮いていると周りは思ってるけれど、うるさいことを言われないので本人は居心地がいいらしい。

私はずいぶんと自分勝手な人だと思っている。自分が大変だとなれば仕事も引き継がない。

自分の都合で仕事をしている。あれで周囲と溶け込んでいると思っているなんて。

そんなものしか仕事を続けてくれる人がいないのだから選んでもいられないのかも知れない。

周りと良い関係だった人たちはみんな一定の時期が来たら辞めてしまう。

相手にも選ぶ権利があるからだ。

辞めず契約で残る人でまともな人はある程度の年齢。正社員でそれほど小さくない規模の企業では採用されないだろうと思っているのだろうか。

ただの事務職員には資格も要らなく、そんなところで長く働いていると履歴書に書けるものはない。

若く賢い人は途中試験を受けて公務員になったり、3年で他の職場に行く選択をする。

話が広がり過ぎてまとまらない。

人のことを言えたものではない。周りに不満を持つより、良いところに目を向けないと。

自分にとって良い環境でなかったとしても、毎日行けば暇がない。次々と仕事があるということは、それだけここで必要とみなされている訳だからありがたいことだ。
対価は仕事をしてナンボなのだから。

派遣社員と私は違うのだと上司が認めてくれているのだから、それにこたえないとならない。

そうか、時間を費やして得たのは「信頼」なのかもしれない。

しかし全体を通して思うのは、やっぱり企業は男性主体、男性優位(私の働く古い体質の企業だけかもしれないが)。
男性は優遇されている。そうつくづく思ってしまう。

まぁ、そんな中でしか働けない私を世間では社畜と呼ぶのだろが。

うーん、やっぱりポジティブな記事にはならないな。

あぁそうか。

時間を消費して不満を溜め込んでいたのだった。

こりゃまた残念だ。

まだまだたくさんの記事を書いていきたいと思っています。私のやる気スイッチを押してくださーい!