最近思ってること

昼過ぎから夕方にかけてニュース番組をつけておくことが多く、丁度このくらいの時間帯にはコ口ナ(カタカナのロではなく感じの口、mouthである。伏せないと記事の頭に感染症に関する情報が含まれてる云々のバナーを持ってこられるので…)の新規陽性者数を発表している。

今年度になってからは多くの学校や会社が2019年以前のスタイルに戻り、当初こそまだまだ感染者が多かったのでこれじゃぶり返すだろこれと思っていたが、いつしか気にならなくなっていた。それでも最近は少しまた人数が増えているようで、今日も2700ちょいとか。月曜にしてはまあ多めだろう。だが、それがなんだろうか。毎日決まった時間にパネルを出して増減を示し、専門家とZoomを繋いでコメントをさせる。不安を煽りたいようにしか見えない。

少し前までは「マスクをしないこと=思想」のようだったし、実際マスクをすることは間違いではなかったと思ってる。というのも冬は風邪を引きやすいし、春になれば花粉が舞う、ということもあるからだ。しかし今みたいに屋外で距離を取ればマスクは不要だと上が言っているにも関わらず、40℃に迫る太陽の下で汗をだらだら流してマスクをつけ続ける人は、もはやそれこそ何かしらの思想やメッセージを発信しているように見えてくる。

僕は海外のことを殆ど知らないのでデカいことは言えないが、コ口ナで騒いでいるのは日本だけなのではないかと感じてしまう。まずスポーツ中継なんかを観れば明らかで、メジャーリーグは満員のスタンドで誰一人マスクなんてせずに応援をしている。一方のNPBといえば阪神ファンが六甲おろしを歌うことに対してのバッシング。そもそも声を出すなというルールがもう替え時では?じゃなく、阪神ファンはルールを守れ!になってしまうのが本当になんとも…。

WWEは毎週試合をやっていて、そのボルテージは既にプロレスの試合そのものである。昨年の夏にAEWにパンクが復帰した頃、我々はワクチンを打って安静にすることに専念していた(もちろんそのフェーズも必要だと思うが)。新日本は今でもパチパチパチしか許されていない。プロレスの台詞回しはある程度観客のリアクションありきな部分があるようにニワカながら感じているので、早く解禁してあげてほしいなと。

同級生も今年になって留学する者が増え、アメリカやカナダでコ口ナの無い生活を満喫している。野球は頻繁に観に行くし、飛行機に乗って色んな所へ観光にも行く。ひとり向こうで感染してしまったが、普通にシェアハウスで数日間ゆっくりしてからはまた国境を越えて遊んでいた。マジでコ口ナに対する認識や距離感が違うことを感じた。今は向こうの感覚が正しいと思う。

ところでこの「禍」になってから日本人の心が狭くなったとか、余裕が無くなったみたいな言説も見られる。自分は社会学者でもないし広く世間のことを分かっているわけでもないけれど、確かに日本人の悪い部分はすごく、すごく見えるようになってしまった。

特にツイッタなんかはもはやヘイト垂れ流しアプリである(これはもうちょい考えると、米大統領戦前後の向こうの空気が伝播している感も否めない)。それがノーマスクや反ワクチンへの揶揄、同調圧力からの派生なのかみたいなことは自分には判断できないのだが、

それでもやはりインターネットの風向きは2020年がターニングポイントであるように感じるところはあるのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?