【思い出話】OCHA NORMAがついにデビュー

2022年3月20日 18:25

　OCHA NORMA（オチャノーマ）が2022年7月13日にメジャーデビューすることが決定した。ハロー!プロジェクトの新グループとして結成され、追加メンバーの加入、グループ名の発表…とインディーズに向けて動き出すのかと思いきや、いきなりのメジャーデビュー。本当におめでとう。

　メジャーデビュー記念といったら気が早いが、ハロプロ研修生ユニットから今日に至るまでを動画と共に振り返っていきたいと思う。

OCHA NORMAの歩み① 〜前身ユニット結成〜

　ハロプロ研修生は、デビューに向けて定期的に歌・ダンスのレッスンを受け、日頃の成果を定期公演（研修生発表会）や実力診断テストで披露するというのが一連の流れとなっている。他にもハロー!プロジェクトのコンサート（以下、ハロコン）でバックダンサーを務めたり、モーニング娘。などのコンサートツアーに帯同したり、舞台に出演したりとデビュー未確定ながら多方面で活動している。

　年号が令和に変わって数ヶ月経った頃、公式サイト上で「ハロプロ研修生の新体制について」のニュースが発表され、デビューに向けて研修生ユニットを編成するとして米村姫良々・石栗奏美・窪田七海・金光留々・斉藤円香の5人が選抜された。かつてのBerryz工房と同様に状況によってはメンバーを入れ替える可能性があるとした上でメンバーが固定されていないことから“ハロプロ研修生ユニット”と名付けられた。結成当時の5人の平均年齢は14.6歳と若いながらも、既に芸能活動経験が豊富なメンバーが揃っていた。

　その後はハロコンやTOKYO IDOL FESTIVAL、ナカGフェスといったアイドルイベントへの出演、初のファンクラブイベントなどファンを拡大していた矢先に大問題が勃発してしまう。

29:15～　ハロプロ研修生ユニット「悪いヒト」（7.13 上野学園ホール）

OCHA NORMAの歩み② 〜突然の研修活動終了〜

　ハロプロ研修生ユニット始動から数ヶ月が経った頃、毎年恒例のハロー!プロジェクトのカウントダウンライブの公演情報に、ひっそりと“ハロプロ研修生ユニットの金光留々は、本人の申し出により研修活動を終了致しましたので、出演致しません。”という一文があった。研修生時代は外部の舞台に出演するなど出世コースを歩んでいただけに突然の研修活動終了はファンから戸惑いの声もあった。

　メンバーの補充も十分に考えられたが、ハロプロ研修生ユニットは4人で継続し、年明けのハロコンでは初のオリジナル楽曲となる「ミステイク」を発表した。その後は新型コロナウィルス感染拡大に伴い、音楽業界は大きな打撃を受けたものの、ハロー!プロジェクトは感染対策を徹底した上でコンサート・イベント等を開催した。

17:18 ～　ハロプロ研修生ユニット「ミステイク」（9.21 Hello! Project 研修生発表会2020 9月～コスモス～）

OCHA NORMAの歩み③ 〜新グループ結成へ〜

　コロナ禍に突入して1年が経った頃、「いつまで『ミステイク』を歌うんだろう…？」と思っていた矢先に3つの発表があった。

年内にハロー!プロジェクトの新グループ結成を目指すこと
ハロプロ研修生ユニットの米村姫良々・石栗奏美・窪田七海・斉藤円香の4人が新グループのメンバーに選出されたこと
他のハロプロ研修生のメンバーも今後の頑張りによっては新グループ加入の可能性があること

　筆者としても4人でデビューしてほしい気持ちが大きかったが、少人数での活動は可動率を考慮しても限界があり、仕方のないことだと納得することができた。その後は初の単独ライブにアイドルフェス、先輩の宮本佳林の単独ライブへの出演とデビューに向けてスキルを高めていった。

0:10～　ハロー！プロジェクト新グループ結成のお知らせ！

OCHA NORMAの歩み④ 〜追加メンバーの加入〜

　SNSでは追加メンバーの予想で盛り上がっている中、ハロプロ研修生から中山夏月姫・広本瑠璃・西﨑美空・北原ももの4人が加入すると同時にハロー!プロジェクト新メンバーオーディション2021の開催が発表された。

　オーディション開催時は、8人体制によるオリジナル楽曲「Go Your Way」、「デート前夜狂想曲」をそれぞれ発表し、モーニング娘。やアンジュルムなどのコンサートにオープニングアクトとして出演した。他にも宮本佳林の「規格外のロマンス」のMVに米村・石栗・窪田・斉藤がバックダンサーとして出演するなど活動の幅を広げた。